クラリオンの8インチ・クアッドビューが参考出品

年に1度、イース・コーポレーションが扱う商品を一堂に展示して、商品の説明や販売セミナーなど、みっちりと勉強するイース・セミナー。もう29回目となるそうですが、今日4月10日に行われました。そこで気になった製品を。


まずはクラリオンが参考出品した8インチ・ワイドのクアッドビュー・ナビ。型番も発売日もまだ未定です。ただし、スバル車用のディーラーオプションとしてすでに販売されているので、市販機もいつでも出せる状況かと思います。よく見ると、左上の型番が入りそうな部分を黒く隠してありますね(笑)

本体部分は、いま市販している9インチ・クアッドビュー・ナビ、NXV977Dと同じ。モニターが8インチになっただけといっても良さそうなので、動きもスムースです。もちろん、1280×720のHD画面で、映像は高精細。デジタル(音声)出力も装備しているので、フルデジタルサウンド・システムへの発展も可能です。

デモカーも用意されていました。8インチ・クアッドビュー・ナビにフルデジタルサウンド・システムを組み合わせたエルグランドです。ドアのスピーカーはZ7が片側のドアに2個とツイーターが1個。詳しくは聞いていませんが、おそらく再生する周波数を変えて3ウェイ構成にしているのでしょう。それより驚いたのが、「Faurecia Clarion(フォルシア・クラリオン)」のロゴがボディにデカデカと貼ってあったこと(写真はありませんが)。そうなんですね。フォルシアの傘下になったんですよね。

発表が突然だったので、どうなることかと心配していたんですが、どうやらお互いを補完する形でうまくいきそうですね。何しろフォルシア、日本での知名度は低いですが世界でトップ10に入る自動車部品メーカーですから。クラリオンのブランドも、そのまま残るし、新製品の開発も進みそうです。

当初、クアッドビューは画面が大きい方が効果が際立つということも含めて9インチを出したそうですが、8インチでも効果あり。4画面を出しても、フルHDの高精細画面のおかげで、けっして小さいことはありません。しかもすでにスバル用で出ているので、動作も安定。今すぐにでも出てくることを期待したいモデルです。