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ドラレコは「撮るだけ」から「繋がる」に変わっていく?

なんか、このところ通信型ドライブレコーダーの発表が相次いていますね。ケンウッドは三井住友海上と組んで、同社の自動車保険「見守るクルマの保険(ブレミアムドラレコ型)」にケンウッド製通信型ドライブレコーダーを供給。一方パナソニックは損保ジャパンとの共同開発で、安全運転支援サービス「Driving!」に端末を提供します。

ケンウッドは2019年から三井住友海上のDX Valueシリーズに通信型ドラレコを供給していましたが、2022年1月からは大幅に機能アップしたプレミアムドラレコ型を販売。その追加される機能はドラレコ本体を2カメラ一体型とすることで360度撮影に対応し、クルマのサイドや後方を撮影できるだけでなく脇見運転等も検知。アラートで安全運転を支援してくれmす。

また長時間の駐車監視機能を搭載し、駐車中の当て逃げや盗難等の映像も記録。さらに緊急通話ボタンを押すことで三井住友海上のオペレーターと通話して事故や故障、あおり運転等の連絡ができるし、ドラレコ本体を外して車外での利用も可能な作りで、事故の際には本体を取り外して安全な場所からコールセンターと通話することも可能です。

一方のパナソニックは損保ジャパン取扱代理店ですでに申し込み受付を開始しており、2021年の9月1日からサービスの提供をスタート。三井住友海上は通信型ドラレコを含む一体の料金設定のようですが、パナソニック×損保ジャパンはドラレコの特約保険料が月々850円と明記されているので、明朗会計感があります(笑)

こちらも端末本体から損保ジャパンのオペレーターと繋がるし、必要に応じてALSOKかけつけ安心サービスを手配するなどのサポートを提供します。また普段の運転中は前方衝突警告など、4つの安全運転サポート機能が働くのでできるだけ事故を起こさない運転を心がけけることができます。

思えば昨年、パイオニアがサブスクで通信ドラレコのサービスを始め、Makuakeのクラウドファウンディングでも販売して成功しています。パイオニアの製品は自動車保険とセットではありませんが、HELPNETのオペレーターとボタンひとつで繋がるし、JAFのロードサービスも呼べます。また通報の情報はLINEかメールで登録した連絡先へ自動送信してくれるので、いざというときに役に立ちます。

今でも大半のドラレコは単に撮るだけの機能しか持っていませんが、事故を起こした時など、いざというときに本当に役に立つのは通信機能を持って保険会社だったりJAFだったりと繋がるドラレコでしょう。僕も、次に買うドラレコは通信型にしようと思っています。

史上最強のゴリラを超える2021モデルが登場

東京五輪のワールドワイドオリンピックパートナーでもあるパナソニックは昨年、2020年の開催を見越してゴリラ史上最強モデルを発売しましたが、新型コロナウイルス の影響で残念ながら五輪は延期に。さすがに今年はやる気が失せているのでは? と思っていましたがゴリラ史上最強の2020年モデル以上に性能を高めたモデルを出してくれました。CN-G1500VDです。

このモデル、全国の市街地図を100%カバーする全国どこでも市街地図を搭載しているのは昨年モデルと同じですが、GPSモジュールを一新して、準天頂衛星みちびきの24時間受信に対応しています。昨年モデルはみちびき1号機のみの対応だったから受信できる時間に制限がありました。それでも十分、測位精度は高かったのですが、新モデルは24時間1から4号機のいずれか(3号機は静止衛星なので非対応)のみちびきが天頂近くにいるため、常に高精度な測位が可能になるわけです。高いビルが立ち並ぶ市街地などではとくに高い精度を発揮してくれそうです。

さらにGPSとみちびき、ロシアの衛星グロナスを加えたトリプル衛星受信とGジャイロまで手伝って測位をサポートしているわけなので、本格ナビ並みの測位精度と言っていいでしょう。

また全国どこでも市街地図は地方の町を走っている時の安心感が違います。というのも多くの人は、地方に出かけた時、地図情報のスカスカぶりに不安を抱いた経験があるかと思います。ところが全国どこでも市街地図なら、建物があれば家形が表示されているから町中であれば地図のスカスカ感は感じません。これだけでもかなり安心感が増しますね。

最大3年間に1回は全地図更新が無料でできるし、部分地図更新なら3年間何度でも無料で可能なあたりも太っ腹。加えてVICSワイドの情報をもとに、スイテルート案内で渋滞を回避してくれるので、渋滞に巻き込まれるリスクも軽減できます。さらに安心・安全サポートも充実しているし交差点拡大図等もカラフルで分かりやすいもの。これだけ至れり尽せりのナビはスマホでは無理でしょう。

昨年モデルはゴリラ史上最強でしたが、早くも史上最強を超えるモデルが出てしまいました。シンゴジラならぬ史上最強のシンゴリラとでも呼ぶべきでしょうか(笑)。オープン価格の商品ですが、実売では65,000円(税込)前後で売られそうです。発売は7月上旬の予定です。

パナソニックが新レヴォーグ等のビルトインナビに採用

パナソニックのビルトインカーナビがSUBARUのディーラー・オプションとして採用され、10月から順次発売されます。対応車種は新型レヴォーグとインプレッサ、XV、フォレスターで、画面サイズはレヴォーグが9型、残り3車種は8型です。

新型レヴォーグのビルトインナビとして採用されているのは今のところパナソニックとケンウッドの2メーカーですが、パナソニックの強みはBD(ブルーレイ・ディスク)の再生ができること。また、今回はプラットフォームを刷新したことでHD画質で地図を描画できるようになっています。ちょっと前に発表された有機EL搭載のストラーダもプラットフォームは従来のままで、地図描画はHDではなかったので、それよりも進化しているようです。

たとえば2画面表示時のサブ画面は、ユーザーがおきたい位置に指でフレキシブルに動かすことが可能(地図と地図の2画面は不可)。スマートフォン感覚で心地よく操作できる高速レスポンスのユーザーインターフェイスを実現しているし、電源オンから地図が立ち上がるまでの時間も大幅に短縮しています。地図データはゼンリン。全国の詳細な市街地図を利用できます。

また地図のデータ更新も大幅に楽になりました。従来はSDカードをナビ本体から取り出して、パソコン上で地図データを更新していたんですが、新プラットフォームではSDカードをいちいち抜き差ししなくてもスマートフォンでできるようになりました。スマホの通信費用は実費だしスマホ側に専用ナビアプリの「ナビアップ」をダウンロードすることは必要ですが、地図データの更新がかなり楽になります。

BDの再生に加え、ハイレゾ音源に再生しているのもポイント。192kHz/24bitの音源ならそのままのクオリティで、車種専用チューニングを施した状態で楽しめます。ハイレゾに対応した「音の匠スピーカー(フロント70,620円/リア46,970円)」スピーカーも用意されているので、ハイレゾを聴きたいをメインにするなら、スピーカーもセットで導入するのが良いかと思います。

さて、そもそもディーラオプションナビを入れるのがいいのかということですが、クルマのインテリアとの統一感を高めたデザインは、純正ならでは。オープニング画面もSUBARUだし、インテリアとの一体感はやはりディーラーオプションならではといえるでしょう。

一方、最初からオーディオのグレードアップを考えている人には正直、向きません。より良い音を求めていく上で限界があるだろうし、そもそも305,800円とけっして安いものではありませんから、インテリアとの一体感を諦めれば、より自由に好きなシステムを構築できると思うのです。そもそも、動いている間はテレビや動画はみられませんしね。

だからこれを選ぶなら、そもそもカーオーディオをどんどんグレードアップしていく予定はないけど、手軽に良い音を楽しみたいという人。クルマで手軽にBDを見たいしハイレゾを聴きたいという人にも良いかと思います。この辺りは自分のクルマをどうしたいのかを良く考えてから選んだほうが良いかと思います。以前、純正のマッキントッシュを入れたものの満足できなくて、市販のマッキントッシュに変えたという人をよく見たものですから。

新しい反射防止フィルムをパナソニックが開発

カロッツェリアの新製品の話題が続いたので、ちょっとパナソニックのネタを挟みます。といっても自動車メーカーや部品メーカーなどの法人向け製品で一般ユーザー向けではないし、カーナビに採用されるのかもわかりませんが、アンチグレアタイプの車載ディスプレイ用反射防止フィルムを製品化しました。

このMUAG8(G200N)という製品は、メータークラスターやインフォメーションディスプレイなどの車載ディスプレイへの使用を想定して開発されたもの。最近、クルマの中はディスプレイの面積がどんどん増えていて、これらが直射日光を受けて反射したら最悪。情報が見えづらくなるどころか、安全性に支障をきたすこともあり得ます。ディスプレイの外光反射を抑えることは大事です。

この反射防止フィルムは反射率0.5%の低反射率を持ち、耐候性も良好。ウェット製法だからコストパフォーマンスにも優れています。従来、ウェット製法だと反射率を低く抑えるのが難しかったんですが、パナソニックでは独自のナノコーティング技術などを使って、初めて0.5%以下を実現したそうです。

また高い赤外線透過率を持っているので、フィルム越しに赤外線の検知が可能。ということはDMS(ドライバー・モニタリング・システム)にあるDMSカメラ部分とか赤外線センサーの受光部などに穴を開けるような加工が不要。使いやすさを高めています。

自分で買って貼れるものではありませんが、自分のクルマのディスプレイにこのような反射防止フィルムが使われているとうれしいですね。

ナビ連携ドラレコとバックカメラもHD対応で登場

新型パナソニック・ストラーダの発表と同時に、連携する専用のドライブレコーダーも出ました。前後2カメラ・タイプのCA-DR03HTDです。オープン価格ですが、実際には46,000円前後で買える予定です。

このCA-DR03HTDは1280×720のフルHD画質で記録可能。F1X10BLやF1X10Lと接続すれば、従来比約2.6倍の高解像度で鮮明な映像が楽しめます。フロントカメラ/リアカメラ/本体の3ピース構成で、カメラ自体がコンパクトなのもいいですね。映像はカーナビの画面に映るので、カメラ部にディスプレイは不要。だからコンパクトに済むんですね。個人的には、常に目に見えている風景と同じ映像が、視界の片隅に常にチラチラと見えているのが煩わしいので、とっても助かります。

これを付けておくと、カーナビ側のボタンで、簡単に後方の様子を確認可能。ナビ画面の右下にあるカメラマークをタッチすれば、簡単に画面が切り替わります。これがワンタッチ後方ビューという機能。あおり運転を受けた場合に、後方のナンバーを確認するときなどに役立ちます。まあ、追い越し車線をのんびり走り続けるなど、あおり運転を受けた側にもなんらかの問題がない限り、あおり運転を受けることはないんでしょうけど。安心は大事です。

有機ELディスプレイを採用したストラーダ・プレミアム10と接続した場合は、画面の右半分を上下に分割して前後の映像を同時に確認することも可能。もちろん左半分には地図を表示していて、撮影場所の確認もできます。これがカーナビ連動ドラレコのもっとも良い部分でしょう。

レンズはF値1.4と明るいので、暗いシーンもはっきり映ります。CMOSセンサーは約200万画素の1/2.7型。フルHD対応なので、より高画質で記録できます。他にもHDR技術を搭載しているしLED信号機対策、地デジやラジオへの干渉対策、SDカード寿命告知などの機能も万全。駐車中でも振動に反応して録画する駐車録画モードも搭載しているので、当て逃げや車上荒らしにも対応します。

もうひとつは車外につけるタイプのリアビューカメラ、CY-RC500HD。こちらもすごいです。HDパネル搭載のストラーダと連携すれば従来比約2.6倍の高解像度を実現。視野角も広く、左右180度を実現しています。レンズはF値2.0で暗い場所での視認性も十分。HDR技術を搭載しているので、明暗差が大きい場所での白飛びや黒つぶれを防いでくれます。

視野角が180度もあり、補正を行わないそのままの映像なので周辺はゆがみますが、普通は死角の真横まで見えるのは事故防止にはありがたいこと。またハイビジョン画質なので、細かいところもクリアに見えるし、色もくっきり再現してくれます。この映像を見ると、これしかないなという感じです。

オープン価格ですが実売価格は2万円前後。たぶん通常のバックカメラは半値くらいで買えそうですが、画質が良いに越したことはありません。

スタンダード・タイプのストラーダもモデルチェンジ

パナソニック・ストラーダFシリーズが有機ELを搭載して派手にモデルチェンジした裏で、7型モニターを搭載したスタンダード・モデルもモデルチェンジしています。RA07シリーズとRE07シリーズの2タイプで、それぞれ横幅200mmのワイドモデルと180mmのモデルがあるので、計4モデルですが、RAはカー用品店向け、REは特定販路向けということなので、サイズ以外は実質同じものと考えて良さそうです。
今回のモデルチェンジでは、Fシリーズ同様の進化が図られています。まず、もっとも大きいのは全国の市街地を100%カバーした全国市街地図を搭載したこと。田舎の街を走っても家形まで表示されているので、現在地の把握が容易になります。安全・安心運転サポート機能も強化されていて、オプションカメラと連携して前後2カメラドラレコと連携すれば、カーナビの画面で後方の確認が可能。またシフトレバーをリバースに入れると音声で「バックします」と教えてくれるし、リアカメラと連携してカーナビの画面に後退時の進行方向を矢印で教えてくれるバック方向表示機能もあります。

さらに一時停止や制限速度などの道路標識情報も画面と音声で教えてくれるし、サービスエリアやパーキングエリアから出るときに逆走を検知すると、すぐに音声と画面表示で警告。最近、高速道路での逆走が増えていますが、ストラーダならその心配はありません。

BDの再生には対応していないしハイレゾ音源にも対応していませんが、クルマでそんなものは見ないし聞かない、普通の使いやすいカーナビがいいという人にはぴったりのカーナビかもしれません。VICSワイド対応だしETC2.0にも対応。3Dジャイロセンサーを内蔵し測位精度も確かだし地デジはフルセグに対応。基本性能はしっかりしています。価格はワイドモデルが9万円前後、180mmモデルが8万円前後の予定です。

10型は有機ELを搭載したストラーダの最新モデル

 2DINのスペースを利用してパネル交換などの大掛かりな加工なしに大画面を装着できるフローティング構造で人気のパナソニック・ストラーダ。2020〜2021年モデルは、画面を有機ELに変えて、大きく進化しての登場です。

有機ELを採用した10型モデルは前作同様の狭額縁でフルフラット。BDが再生可能なCN-F1XBLDとBDは再生できないDVDモデルのCN-F1XLDの2モデルがあります。価格はオープンですが、実売価格はCN-F1XBLDが21万円前後、CN-F1XLDは19万円前後になる模様。発売は10月中旬の予定です。

CN-F1XBLD


この画面、とにかく綺麗。従来のHDブリリアントブラックビジョンも液晶とパネルの間の空気層をボンディング材で埋めたりAGAR低反射フィルムを採用したりして反射を抑え、それなりに黒が締まった映像を実現していたのですが、有機ELと比べてしまうとモノが違います。バックライトで背面から照らさなければ映像が見えない液晶と違って自発光型の有機ELだから、とにかく黒がビシッと引き締まっています。そして映像も綺麗。BDの映像を見比べるとその違いは歴然です。

地図を見ると、地図データそのものの解像度も関係しているのか、それほど解像度が高いという印象はないのですが、BDを見ると圧倒的に違います。これを見ると、カーナビとはいえ、いまやエンターテインメント性を最重視しているんだなぁということがわかります。この映像の美しさだけでも、十分に「買い」でしょう。そしてBDモデルとDVDモデルなら、やはりBDモデルを選びたいモノです。2万円ほど高くなりますが。

映像ソースは地デジ


ということで、まずは先にエンターテインメント性を述べておきます。HDMI接続ができるので、Fire TV Stickの接続も可能です。つまりYouTubeやサブスク系の動画配信サービスも見られるわけですね。ただしサイバーナビのようなネットワーク機能を持つわけではないので、スマホのテザリングを利用して車内の通信環境を整えることが必要ですが、いちおう見られることは見られます。

サウンドも進化しています。ハイレゾ音源に対応しサンプリングレートコンバーターによって192Hz/24bitに処理して再生するのは従来モデルと同じですが、DSP/DAC専用アースを追加するなどGNDやパターン設計を見直しています。この結果、ノイズが大幅に低減し、高周波のチャンネルセパレーションが1.1dB改善。新たに採用した低DCRチョークも歪率を2.5%改善し、よりクリアな寸土を実現しています。

いちおう音も確認してみましたが、聴いたRAV4はスピーカーが純正のままで「時間がなくて調整もなにもしていない」とのこと。音は案の定、低音がもこもこでしたが、中高域のクリアさは確認できました。もしかしてしっかり調整したら、そこそこ良い音になるのでは? と感じたので、次にデモカーを借りた時にまた報告したいと思います。いちおう来週借りる予定なのですが、それまでにきっちり調整できているかはわかりません(笑)


地図データも、前作と比べて大きく進化しています。今回から市街地図は全国100%を網羅。地方の街へ行っても、市街地図に家形まで表示されるので、地方へ出かけて地図を見たときに道路の線ばっかりで寂しくなるということはありません。この進化は、先に出たパナソニック・ゴリラと同じですがETC2.0車載器を活用した信号情報活用運転支援システムなど、より進化している部分がいくつかあるようです。


案内画面は方面看板表示がピクト表示に対応していて、より一瞬でわかりやすくなっています。また高速道路の看板表示はナンバリングに対応していて外国人でもひと目でわかる設計に。交差点までの残距離が従来よりもひと回り大きくなっているのも、見やすさ&わかりやすさを向上させる配慮です。


安全&安心サポート機能も充実。一時停止や制限速度など、様々な看板表示を大きなポップアップと音声で教えてくれるし、逆走検知や逆走注意アラームも万全。みちびき対応などで測位性能を高めているので逆走検知も万全です。またVICSワイドを利用した渋滞回避も行います。関東1都6県ではプローブ情報を活用した実証実験をおこなっており、進行方向別の時間情報をレーンごとに色分けして表示するなど、きめ細かいサービスを行います。この色分け表示ができるのは、現時点ではパナソニックだけだそうです。

スマートフォン連携も充実。Naviconやその連携アプリで見つけた目的地を簡単に転送できるほか、音声認識もスマホとの連携で可能。またなにげに便利なのがCarAV remoteというスマホをリモコンとして活用できるアプリ。これを使えば同乗者もすきにAV機能の操作ができるので、大勢でのドライブに便利だし、子どももスマホで自由にAVの操作ができて煩わしさから解放されます。

操作レスポンスはケンウッド等の早いものと比べてしまうと、ちょっともっさりした印象でしたが、これは室内で電源が違うためとも考えられるので、デモカーで使用したときに詳しくお伝えしたいと思います。いずれにしても、この映像の美しさだけでも魅力的なことは間違いなし。現行のストラーダF1プレミアム10のBDモデルが16万円前後なので、それよりは5万円ほどアップしそうですが、この映像の美しさは衝撃的です。

なお有機ELではないストラーダF1の9型モデルの2020〜2021年モデル、CN-F1D9VDも登場。BD再生には対応していない仕様で、実売価格は12万円前後と、お求め安い価格設定です。

CN-F1D9VD

 






KICKSのインテリジェントルームミラーがパナソニック製

 かなり前にカーオーディオ業界では、ラゲッジにサブウーファーを積んで後ろが見えないからルームミラーをモニターに替えているクルマを見たことがありましたが、今や標準で採用されているんですね。ニッサンの新型SUV、KICKS(キックス)にパナソニック製のインテリジェント・ルームミラーが採用されているそうです。


パナソニックが作ったのは、ニッサンの第4世代電子ミラーというもの。従来は1.3メガピクセルだったカメラが2メガピクセルに向上し、ディスプレイも163ppi(従来は100ppi)に高解像度化。F2.0(従来はF2.8)のレンズや独自の映像処理技術によって夜間の視認性も向上していて、ダイナミックレンジも120dB(従来は100dB)に向上しています。LEDフリッカーを抑えてくれているのもありがたいですね。

リムがなくミラーの端までガラスで造形したデザインも美しいもの。カメラはリアウインドウの内側に取り付けれいるので、従来のインナーミラーのように車内や後席の同乗者が映り込んだりしません。つまりラゲッジルームにサブウーファーの壁を作っても問題なしってことですね。やらないでしょうけど(笑)。

いずれにしても、このようなインテリジェント・ルームミラーを採用したクルマなら、ルームミラーの後方視界を気にして大掛かりな造作を避けるようことは不要。ラゲッジルームをすべて潰してオーディオを設置することも可能です。インテリジェント・ルームミラーの本来の用途とはかけ離れているでしょうが(笑)オーディオ好きには嬉しい限りですね。

という意味では、ニッサンKICKSはオーディオをグレードアップするベース車両として良いクルマかもしれません。ダッシュボード上が複雑な形状をしていそうなので、なんとも言えませんが、9インチのナビが付くようですしね。


新型ハリアーにパナソニックのナノイーX発生装置搭載

コロナ禍の影響で発表&発売ともに少し伸びたみたいですが、無事に6月17日に発売されたトヨタの新型ハリアー。発売前からWeb等で注目度が高く、グローバルで見ると2〜3月の1ヶ月間で月販目標台数の4倍に迫る受注を受けていると言うので、納車の最速が7月と言われていますが、納車が始まったら街中でよく見かけるようになるんでしょう。

このハリアーには、パナソニックの「ナノイーX」発生装置が搭載されています。車載用ナノイーX発生装置の市販車への搭載は、今回初めてだそうです。といってもナノイー発生装置はすでに販売されているし、2011年にカムリへ搭載されて以降、レクサスなど多くのクルマに搭載されてきたんですが、OHラジカルというウイルスや菌などさまざまな物質に作用しやすい成分を従来の10倍に高めたのがナノイーX。花粉やアレル物質、におい、カビ、菌・ウイルス、PM2.5だけではなく、美肌や美髪にもいいというから、これはありがたいですね。

ところでナノイーXってなに? と思うでしょう。これは、空気中の水に高電圧を加えることで生成される、ナノサイズの微粒子イオンのこと。この微粒子イオンにはさきほど言ったOHラジカル(高反応成分)が含まれています。このOHラジカルの生成を従来の10倍に高めたのがナノイーXなんですね。だから脱臭にも効果があるし、菌を早く減らすことができるし、アレル物質の抑制などさまざまな効果があるんです。細かい実験の条件は割愛しますが、例えばタバコ臭は12分で臭気強度を2.4低減。菌は4時間で99%以上抑制するし、アレル物質は24時間で99%抑制するそうです。

このコロナ禍で、車内をできるだけクリーンで安全に保ちたいという人は多いと思います。理想はナノイーX発生装置を搭載した新型ハリアーを手に入れることでしょうが、そうそう簡単に言える話でもないので、まずは既発の車載タイプのナノイー発生装置でも手に入れるのはいかがでしょうか。

夜もはっきり見えるパナソニックのサイドカメラ

2月に発売の新型ヤリスに高度駐車支援システムのアドバンストパークが採用されているのもさっき知ったんですが、これに採用されている昼夜対応サイドカメラはパナソニック製だったんですね。

このヤリスのアドバンストパークはハイブリッド車のメーカーオプションとして選べるもの。前後左右の4つのカメラのうち、パノラミックビューモニター用の左右のサイドカメラがそれ。このカメラ、なかなか優れていて、赤外線LEDモジュールと併用することで、ライトの光が届かない車両の側方でも視認性を確保して、夜間もしっかり見えるんです。
    明るい時ははっきり見えても

    夜は真っ暗

    でも昼夜対応カメラならこのように見えます

これがアドバンストパークに効きます。駐車スペースや枠線などの情報を正しく認識するための画像入力手段として活用され、暗い場所での駐車支援を実現しているんですね。しかもコンパクト。従来のサイドカメラと同等のサイズで昼夜対応を可能にしているので、車両デザインを損なわずに装着できます。

まあメーカーオプションのもので後付けできるわけではないのですが、このようにカメラがどんどん進化していってどんどん安全性が高まっていき、後々の自動運転に繋がっていくんでしょうね。

市街地図を100%収録したゴリラの2020年モデル

先週予想した通り、今週に入って新製品が続々と登場し始めました。まずは手始めにパナソニックのゴリラ。6月中旬に発売予定のポータブルナビが3モデル登場しました。

トップモデルは、VICSワイド対応の7型モデル、CN-G1400VD。オープン価格ですがだいたい65,000円前後の価格と想定されています。このモデル、見た目は従来モデルとほとんど変わっていません。電源オフの状態では、レタリングがCN-G1400VDに変わったところで確認できる程度です。

でも電源を入れると大きく変わっています。なんと市街地図の収録範囲が全国の100%. 1741都市をカバーしています。試しに、僕の秋田の実家に近い藤里町を見てみたところ、2019年モデルではスカスカで寂しい地図だったのが、2020年モデルでは家形まで描かれているじゃありませんか! コレなら街中であることがわかって、ちょっとホッとします(笑)

地図更新も3年間は無料。2ヶ月に1度の無料更新のほか、3年に一度の全更新もできるようになったので、うまく使えば3年後も最新のナビとして使えるわけです。これはありがたいですね。

VICSワイドを活用した機能もありがたいものです。実は今年の4月から9月(予定)にかけて関東の1都6県で実証実験が始まり、プローブ情報を活用できる対象道路が全体の約30%から70%へ大きく拡大されたので、渋滞回避もより精度の高いものになりそうです。

しかし、以前はビーコンがなければ渋滞回避をしなかったのに、今はVICSワイドによってFM多重放送だけでもプローブ情報を活用した渋滞回避ができるようになってありがたいですね。

表示もとてもみやすいもので、制限速度や急カーブなどを大きく表示する安心・安全運転サポート機能も、初めてみた時にはびっくりするくらいの大きさでアイコンが表示されて、注意を喚起してくれます。地図の文字表示も大きいもの。これは老眼気味のユーザーには、とてもありがたく感じられると思います。

また、このCN-G1400VDはオプションのリアビューカメラの接続にも対応しています。後方の映像をナビ画面で確認できるのは、いまや必須でしょう。という意味でも、スマホのナビアプリとは違いますよね。

スマホに慣れている若い人ならスマホのナビアプリという選択肢もあるでしょうが「最近、小さい文字が見えづらくて…」と悩んでいる人なら、絶対に専用のカーナビをおすすめします。クルマのキーオンですぐに地図が立ち上がる手軽さ、操作のしやすさもあります。

スマホのナビアプリは常に地図が最新という意見もありますが、ゴリラも3年は無料で最新地図に更新できますし、市街地図を100%収録。Gロケーションによって、測位も安定しています。これも、スマホのナビアプリにはないところでしょう。

なお、同じ7型で3年間の無料地図更新とVICSワイドの機能を省いたCN-G740Dは想定価格が55,000円前後、5型モデルのCN-G540Dが4万円前後。いずれも6月中旬に発売する予定です。 新型コロナウイルスの影響で延期になったとはいえ、2020年はオリンピック・パラリンピックの年。パナソニックは、その公式パートナーです。加えてゴリラは発売から25年の節目。外観が変わっていないとはいえ、気合が入っているモデルです。熟成が進んだ、ゴリラ2020年モデル、この手のPNDを探している人にはおすすめできるモデルです。

ジャパンキャンピングカーショーへ行ってきました

今日、1月31日はジャパンキャンピングカーショー2020の初日。幕張メッセへ行って見てきました。使っているホール数は少ないものの、オートサロンと同じ会場。ところが、客層も雰囲気も全然違うイベントでした。

そりゃ当然でしょうが、まず全体がゆったりしています。犬も入場OKなので、カートに犬を入れて一緒に見ている人、リードを付けて散歩している人がけっこういます。そして、家族連れの多いこと。のんびりほのぼのした印象を受けるのは、人の入りがほどほどだったこともありますが、家族連れが多いとか大人が多いことのおかげでしょう。とても良い雰囲気です。

そして、本気で商談に入っている人の多いこと。あちこちのブースやクルマで、キャンピングカーに乗り込み商談に入っています。制約したクルマもけっこう見かけました。この辺りはカスタムカーを見せることに徹したオートサロンとは違うところです。スペースにも余裕があり、ゆったりと見て回れます。

なぜ、このショーに出かけたかというとパナソニックが出ているという案内が来たからです。担当者がいるという午前中のプレス時間には行けませんでしたが覗いてみたら、10型大画面を搭載したストラーダのF1X プレミアム10が付いたジムニーのキャンピングカーを展示していました。他にもリチウムイオン蓄電池やナノイー発生器、ポータブルナビなども。ちょっとわかりづらい場所にあったのですが、けっこう賑わっていました。

本格的なキャンピングカーには後方の室内に20型以上のTVを積んだクルマもけっこうあって、10型だとちょっと小さく思えてしまいますが、フローティング構造で画面が出っ張っているし、後方をフラットにして寝転んだら、頭の上にモニターがある感じでけっこう大きく見えます。ジムニーのキャンピングカーには、なかなか似合っている感じです。

その隣の即売コーナーも人気です。インバーターとか地デジアンテナとか、ふだんは見ないアイテムがたくさんあります。このあたりも、チェックしておかないといけないですね。

電機メーカーはこれで終わりと思いきや、カロッツェリアのブースもありました。サイバーナビが中心の展示です。キャンピングカーの運転席にもサイバーナビが付いていたのですが、クルマがでかいものだから、なんて小さいものか(笑)。室内には大画面のTVもあったのですが、サイバーナビとはリンクしていないので別々の映像を流していました。この辺は、サイバーナビの今後の課題でしょう。

他に、間も無く発売開始のリア専用ドライブレコーダーやQi対応のワイヤレス充電器なども展示。キャンピングカーにも使えそうなアイテムは色々ありそうです。

じっくり見ると、こんなクルマで全国を旅して回るのもいいかなと思えてくるキャンピングカーばかり。自分で手に入れるなら、コンパクトなトレーラーにするでしょうね。運転はちょっと気を使うでしょうけど。のんびり見て回ると夢が膨らむイベントでした。このイベントは、2月1日と2日も行われます。入場料は前売り券が大人800円です。

ストラーダ専用ドラレコのF値が1.2から1.4に

今日は残念なお知らせ。今年の9月に発表されたStrada専用ドライブレコーダーは、F値が1.2でレンズが明るいと話題になっていましたが、そのF値が1.4に訂正されました。

F値だけを気にしている人は少ないと思いますが、F値1.2といえば最高スペックといってもいいくらいに良い数値だっただけに、残念です。まあ、1.4でも十分に優れているんですが。

理由は明らかにされていませんが、開発時に1.2を目標に作ってきたけど、どうしてもその性能に達しなかったということでしょうか。そういえば昨日(だったかな?)パイオニアのスズキ車向けドラレコが、制御プログラムの関係で特定の動作時に録画機能が停止してしまうおそれがあり、自主改善を行うというニュースを見ました。こちらは制御プログラムを書き換えて改善を行うそうなんですが、どうやらドラレコの需要が急激に高まり、短い検証期間で製品化してしまったために、見逃しが出てしまったということが背景にありそうです。

ともあれ、被害を受けるのはユーザーだけに、徹底的な検証と正確なスペックの表示をお願いしたいものです。パナソニックのスペックが変更されたドラレコは、前後2カメラタイプのCA-DR03TDと、1カメラタイプのCA-DR03Dの2モデル。11月上旬から発売されているので、すでに入手している人もいるかもしれませんね。

ストラーダ専用のドライブレコーダー2モデル

もう一つ、パナソニックの話題を。新しいストラーダと連携する専用のドライブレコーダー2機種です。

一つは前後2カメラタイプのドライブレコーダー、CA-DR03TD、もう一つはCA-DR03D。いずれも、11月上旬発売予定のストラーダ大画面モデル3機種と、7V型ストラーダ6機種の計9機種と連携します。

まず前後2カメラモデルですが、カーナビの画面でモニターできるから、モニター部にディスプレイは不要。なので、とてもコンパクトに仕上がっています。これなら、ルームミラー周りにつけても、視界の邪魔にならなくて良いですね。しかも、映像はカーナビの大きな画面で確認できます。

カーナビには、ワンタッチ後方ビューというスイッチを設けているので、走行中でもワンタッチで後方映像を確認可能。またバック時にギアをリバースに入れると、カーナビの画面が自動的に後方ビューに切り替わるので、後方の目視の補助にもなります。

レンズは、F1.2の明るいタイプを新採用。これは業界最高水準だそうで、夜でも明るく鮮明に録画できます。ただし、CN-F1D9DとCN-FA06WD/D、CN-RE06WD/Dはオプションケーブルが必要。またこのレンズを採用しているのは前後2カメラタイプだけなので注意してください。

設定や操作、録画映像の再生を、カーナビの大きな画面でできるので操作がしやすいのも特徴。カメラ映像と地図の2画面表示も可能です。だから録画映像の再生時に、地図上で録画地点を確認することもできるし、運転速度や加速度のグラフ表示、急加減速や急カーブなどのイベント表示にも対応しています。

ドライブレコーダーで録画中であることを示すオリジナルステッカーも付属。これ、あおり運転の抑止には重要です。またエンジンを止めて駐車しているときも、振動を検知して録画を始める駐車録画モードも搭載。バックアップ電源を搭載しているので、万が一の事故の時にも、ファイルの破損を防ぐことができます。

フレームレートが28fpsなので、全国どこでもLED信号機の色をしっかりと録画。またシールディング加工でドラレコからのノイズを抑えるので、地デジ映像もウリアに見られ寿司、ラジオやBluetoothオーディオなどもノイズの干渉を受けません。このあたりは、ストラーダ専用のドラレコだから、ほかの汎用機よりもしっかり対応していると思います。

新しいストラーダは、安心・安全ドライブのサポートが一つのテーマ。この連携ドラレコを加えることで、安心・安全ドライブがより高まるでしょう。

7型画面の新パナソニック・ストラーダを紹介

以前、大画面ストラーダの新製品はお伝えしましたが、同時に発表された、7V型モデルの情報もお伝えしておきます。

11月上旬の発売を予定しているのは、ブルーレイ映像が見られるCN-RX06WDとCN-RX06D、スタンダードモデルのCN-RA06WDとCN-RA06D、そして特定販路モデルのCN-RE06WDとCN-RE06Dの計6モデル。すべてモニターは7V型で、型番に「W」が入っているのが、横幅200mmのワイドモデル。そのほかは通常のDINサイズの製品です。価格はすべてオープンですが、実売価格はブルーレイモデルが11万円前後、スタンダードモデルが8万円前後、特定販路モデルが7万円前後と予想されます。
   7V型DINサイズのCN-RX06D

これらはすべて、従来モデルよりも輝度を1.3倍、コントラストを1.5倍に高めたモニターを搭載しています。だからブルーレイの映像も、より明るく美しい映像で見られます。ブルーレイが見られる市販カーナビはパナソニックだけというのもあるので、自分で手に入れるなら、ここはブルーレイモデルでしょう。

ナビ機能は、安心・安全ドライブの支援を重視した作りです。たとえば都市高速の逆走検知とか、交通事故防止対策のカラー舗装や2020五輪に向けて変更された標識情報を交差点拡大図などに反映させて、よりリアルな案内を実現しているあたりです。また別売の前後2カメラ・ドライブレコーダーとも連携。これを接続すれば、クルマの前方も後方も記録できるので、近ごろ問題が広がっているあおり運転の不安を和らげることができるし、駐車時にナビ画面で後方の映像を確認できるので何かと便利です。

地図データの更新に関しては、ブルーレイモデルが3年間で1回、全地図更新が可能な上に変6回の部分更新(最大3年間)できるし、スタンダードモデルも3年間で1回の全地図更新が可能。また、最新のスポット情報をスマホで検索してカーナビに転送しルート探索ができるNaviConというスマホアプリにも対応しています。

オーディオに関しては、大画面ストラーダに採用された新設計の内蔵アンプは採用されていないみたいですが、ブルーレイモデルに関してはバーブラウンの32bit D/Aコンバーターをはじめとした高音質パーツを採用し、ブルーレイオーディオの音源の再生に対応。あたブルーレイの映像を高解像度でリアモニターに出力するために、HDMI入出力を装備するなど、音と映像には力を入れているようです。それ以外のモデルにも「音の匠」を採用しています。

音質を最優先で選ぶなら、他にも選択肢はいろいろありますが、音だけではなく道案内も充実してほしいなら、使いやすくて見やすくてサクサク動くカーナビが良いでしょう。そんなナビを望んでいる人には良い選択になるんじゃないでしょうか。

より大きくなったパナソニックカーナビの実力は?

通常は車種別のパネルを使って取り付けるため対応車種が限られる大画面ナビを、画面だけ手前に飛び出す形にして多くの車種に取り付けられるようにしたパナソニック・ストラーダのダイナビッグが、大人気とのこと。そのわりに、街中でも駐車場に停まっているクルマでも、見かけることはほとんどありませんが(笑)、売れ行きは好調だそうです。

その波に乗って、2019-2020年モデルが発表されました。発売開始は11月になりますが、オリンピック・イヤーに向けた新製品は、なんと画面がひと回り大きい10V型。東京2020オリンピック・パラリンピック公式カーナビをカタログで堂々と名乗っています。ネーミングも「F1X PREMIUM10」になりました。
   ブルーレイの再生が可能なCN-F1X10BD
このシリーズは、3モデル用意されています。BD(ブルーレイ・ディスク)・ドライブを搭載したCN-F1X10BDとDVDドライブ搭載のCN-F1X10D、そして9V型モニター採用のCN-F1D9Dです。まあ、市販ナビで唯一、BDが見られるところがこのモデルの持ち味でもあるので、僕が選ぶなら、ここはBDが見られるモデルを選んでおくべきでしょう。すべてオープン価格ですが、実売価格はCN-F1X10BDが19万円前後、CN-F1X10Dが17万円前後、CN-F1D9Dが11万円前後とのことです。
   こちらは9型のCN-F1D9D。画面周りの枠が太く感じます

この10型モデルは、モニター部の外形サイズが9型と変わらないのが特徴。これ以上大きくなると、ハザードが押しづらくなったり、ステアリングコラムのレバーに当たったりして取り付け性が損なわれるので、モニターの周囲を狭額縁にしてサイズアップを抑えたそうです。そのおかげで、装着可能車種は400車種以上! 2DINのスペースがあるクルマなら、だいたい装着可能だと思います。しかも車種別パネル等は不要。この手軽さが良いですね。
   機構は従来と変わらず。モニターをマグネシウム合金に変更

フローティング構造のDYNABIGスイングディスプレイの構造自体は前モデルと変わりませんが、モニターの外装フレームにはマグネシウム合金を採用。これでデザイン性も高まったし、強度が向上したことでモニター部が多少重くなっても十分な強度を確保しているとか。実際に触って動かしてみましたが、とても安定していて走行中にぐらついたりすることはない感じです。
   車載状態。モニターの外形は9型と変わらず

そしてモニター自体、HDブリリアントブラックビジョンに進化しています。表示解像度がこれまでの2.4倍のHDパネルで、広視野角&高輝度のIPS液晶を採用。空気層をなくしたエアレス構造や、表面の低反射フィルムによって外交の反射や写り込みを抑え、ストラーダ史上最上級の画質を実現したそうです。確かに鮮明だし、前モデルでは黒くベタッと潰れてしまっていた部分でもはっきりと見えてきます。その部分にノイズが少し多かったのは残念ですが、調整でかなりマシになるので、ノイズが気になる人は調整してみるといいでしょう。

サウンド面では、パワーアンプを新設計したのが大きなところです。新しいパワーアンプは、歪率を従来の約2.5倍に高め、チャンネルセパレーションも約2倍に改善しています。そのおかげで、音はクリアさをアップ。これは試聴コーナーで確認できました。前モデルに比べて、音の透明感が格段に高まり、音の広がりも向上している感じです。

ただし車内で試聴した時は、それは感じませんでした。デモカーはプリウスで、スピーカーは純正のパナソニック製を使用。それでも、透明感のあるキレイな音がしていたのですが、低音が膨らみ気味ではっきりしないし、タイムアライメントを使用していないため、ステージが狭くなってしまいます。聞いたところ、音の匠の設定は家族4人で乗車した時に、全員が心地よい音を楽しむという方針なので、タイムアライメントは使っていないのだとか。
   プリウスで試聴

確かに、乗車した全員が良い音で音楽を楽しむのは理想ですが、クルマではそれが難しい以上、持っている機能を駆使して最良の音を求めるのが、ベストではないでしょうか。ちなみにタイムアライメントも搭載しているのですが、まったく設定していませんでした。またフロント、リアといったざっくりとした調整しかできないので、ツィーターとウーファーを試聴位置から見て等距離に配置するといった、取り付け上の工夫も必要かと思います。

その他の部分は前モデルと同じ。最大192kHz/24bitのハイレゾ音源の再生に対応するほか、CDなどの音源もハイレゾ相当に高音質化して再生することができます。D/Aコンバーターはバーブラウンの32bitタイプを搭載。それ以外にもカスタムコンデンサーなど様々な高音質パーツを投入しています。そして最後に残っていたパワーアンプを、今回新設計したというわけです。

カーナビ部分はまだ走っていないので、レポートは後日にしますが、安全・安心運転サポート機能が充実しているのが自慢です。例えば、高速道路や有料道路から出発するときに逆走への注意喚起をしたり、逆走を検知して音声と画面で警告したりします。またゾーン30を色分け表示するなど、パッと地図を見たときのわかりやすさもアップ。画面が大きく文字もくっきりしているので、特に年配のかたにはありがたいはずです。

NaviConやAndroid Autoを使ったスマートフォン連携にも対応。スマホで目的地を探して転送できるし、Android Autoでは音声認識で目的地検索もできます。ただしAndroid Autoで探した目的地は内蔵のナビでは使えず、Android Autoで使うだけなはずなので、これを使うかどうかはわかりませんが。とりあえず、このようなスマホ連携もできます。
   上のボタンは独立してブラインドタッチしやすく改善

Webダウンロードでの地図更新は、最大3年分つき。全地図更新は3年間で1回のみ提供し、それ以外は年6回の部分更新ができます。ただし部分更新ができるのは10型モデルのみ対応で9型モデルは無しとのこと。地図データ自体が違うんでしょうか。この辺りは謎です。今度、聞いておきます。いずれにしても、オススメの10型BDモデルを選んでおけば、問題ないかと思います。

大画面でブルーレイが見られてハイレゾも再生可能。音も良くなっているので、ハイエンドを求めるユーザーじゃなければ、十分に満足できるのではないでしょうか。

見やすさと取り付けやすさを向上したリアカメラ

ドライブレコーダーは相変わらずの人気ですが、バックを見られるリアビューカメラの需要も高まっているようです。そんな市場に向けてパナソニックが7月上旬から発売するのが、リアビューカメラのCY-RC100KDです。

このカメラは、HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のイメージセンサーを採用。明暗の差が大きい場所でも白とびや黒つぶれを抑えて、鮮明に映します。例えば、逆光で白線が見えなくなってしまいそうな駐車場などに移植を発揮しそうです。

画角も従来モデルの水平145度/垂直112度から水平146度/垂直114度へ拡大しました。ほんのわずかの差と思うでしょうが、この違いが大事。後方の視界がより幅広くなり、安全性が高まります。

作業性を向上したのも特徴。従来は、ケーブルの途中に電源回路があって、これを置く場所を探すのに手間取っていましたが、CY-RC100KDは電源回路レス。狭い場所も通しやすいし、配線がすっきりしました。また、中継コネクターの位置も変更。従来はカメラから4mの位置に中継コネクターがありましたが、新モデルではカメラから中継コネクターまで50cm。バックドアの近くでコネクター接続ができるので、取り付け作業がしやすくなっています。もし2人で作業するなら、一人は内側の配線を、もう1人はバックカメラの取り付けをという具合に、作業を分担して効率よく取り付けられますね。

国際電気標準会議(IEC)が定めた防塵・防水基準では、IP68に準拠。製品への粉塵の侵入がなく、断続的に水没しても内部に水が入らないという完全密閉構造なので、安心感も高いです。カーナビとは、一般的なRCAピン端子での接続。映像入力が付いたカーナビやPND、モニターなど、幅広い製品に接続できるのも、ありがたい点です。

録画はできませんが、駐車時の後方確認などに、今やバックカメラは不可欠。価格はオープンですが、店頭での予想価格は14,000円前後です。画素数は約31万画素で、サイズは幅23×高さ23×奥行23mm。

パナソニックが新ゴリラを3モデル発表

今はスマホのカーナビアプリがあるので、それを愛用している人も増えていると思います。が、一度専用のカーナビを使ったことがある人なら、スマホナビは自車位置の測位精度が不安とか、案内が物足りないとか、色々と不満が出てくると思います。やはり、慣れたカーナビが一番ですよね。そんな理由でパナソニックのPND=ポータブルカーナビ、ゴリラは、他のPNDが需要を大幅に減らしている中で、販売台数をキープしているんだと思います。

そんなゴリラの新製品が3機種発表されました! CN-G1300VDとCN-G730D、CN-G5300Dの3モデルです。G1300VDとG730Dが7インチモデル、G530Dが5インチモデルで、最上位のG1300VDは3年間の無料地図更新付きで、VICSワイドに対応、リアビューカメラの接続に対応しているなど、最上位機ならではの装備があります。
CN-G1300VD

CN-G730D

CN-D530D
これらはすべて最新の2019年度版地図を搭載。交差点拡大図は、最近増えている誘導カラーレーンまでリアルに再現するなど、見た目をさらにリアルにして、早めの進路変更を促してくれます。高速分岐案内も、ナンバリングに対応するなど、実際の道路案内と同じ状況になっています。さらに一時停止などの標識では、見落としを防ぐために音とアイコンで注意喚起。このような安全・安心運転サポート機能も、スマホナビでは得られない点かと思います。

地図がすぐに古くなるのが、随時地図更新しているスマホナビにはかなわない点かと思いますが、最上位のG1300VDなら3年間の地図更新が無料。今、都内を中心に2020年の大イベントに向けて新しい道路がバンバン作られていますが、それらの新規開通道路にも対応します。もちろん、その道路を使ったルート案内もします。また、VICSワイドに対応したG1300VDなら、渋滞を避けたルートを自動で探索する「スイテルート案内」にも対応。渋滞に遭遇しない確率が高まります。

GPSとみちびきに加え、グロナスにも対応したトリプル衛生受信で、測位率を向上しているし、上下センサー、左右センサー、加速度センサーの高精度GジャイロでGPSの電波を受信しにくい場所でも、正確に自車位置を測位。トンネルや高架下などでも安心して走れるのは、専用ナビならではのポイントかと思います。加えて、サービスエリアやパーキングエリアから出る時に、逆走を注意する案内を画面と音声でしてくれるし、万が一逆走を検知したらアイコンと音声で警告します。このあたりも、スマホナビではできない案内だし、正確な自車位置精度があるからこその機能かと思います。

パナソニックのPNDユーザーは、半数以上が50歳を超えているといいます。となると、求められるのは、見やすさやわかりやすさに加えて、安全・安心運転サポート機能の充実。新しいゴリラは、踏切や急カーブ、制限速度などの案内でそのあたりを充実させているし、デカ文字表示やデカ地図表示で見やすさも高いものに仕上がっています。そこまでの親切さは不要と思う人も多いかと思いますが、いずれ、これがあって便利と感じる時期が来るはず。そんな親切機能がゴリラの持ち味です。

新ゴリラは、6月上旬に発売予定。すべてオープン価格ですが、市場想定価格はG1300VDが65,000円前後、G730Dが54,000円前後、G530Dが39,000円前後の予定です。