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カーナビの試乗インプレッション、カーオーディオ機器の試聴。気になる製品を徹底的にテスト!

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ミューディメンションの25センチパワードSWがリファイン

ミューディメンションのチューンアップサブウーファーは、
アルミダイキャストボディのしっかりした作りからくる良質な低音と、コストパフォーマンスの良さで人気。そんなGLOWチューンアップサブウーファーの25センチモデルがリファインされて新登場した。

それがGLOW10100SW(47,250円)。GLOWチューンアップサブウーファーの中で最大の25センチウーファーは、新開発の3層構造ボイスコイル採用ユニット変更。内蔵アンプも前モデル、GLOW10000の160Wから200Wにパワーアップした。

しかもスピーカーレベル入力用のケーブルや電源配線用のケーブルなどをすべて付属しているので、純正オーディオへの追加も簡単。これで、価格は据え置きだからコストパフォーマンスはさらに高まった。ローパスフィルターを内蔵。低音のレベル調整が手元でできるベースコントローラーを付属。

【主な仕様】
●最大出力:200w●周波数特性:30〜160Hz●SN比:91dB●公称インピーダンス:2Ω+2Ω+2Ω●入力感度:82mV〜0.8V(定格出力)●クロスオーバー周波数:50〜100Hz●電源電圧:14.4V(10〜16V)●最大消費電流:12A●サイズ:幅369×奥行275×高さ82ミリ●質量:6.5キログラム

【関連リンク】
・イースコーポレーション

へリックスの真空管ハイブリッドアンプがモデルチェンジ

へリックスE400 TUBE DRIVEは、パワーアンプ初段前に真空管のバッファーを設けたハイブリッドアンプ。ファイナル段にはノンポーターMOS-FETを採用し、110W×4の高出力を実現する。


前モデル、E40から改良を重ねた2代目モデルで、真空管にはMT管9ピンの双三極管12AZ7Aを採用。電源部のスイッチングはMOS-FETの2パラレル駆動で、大型トロイダルトランス、大容量整流ダイオード、大容量コンデンサーを採用するなど、大出力でも歪みを発生しない電源構成だ。

内蔵クロスオーバーはA/BチャンネルとC/Dチャンネルをそれぞれハイパス/ローパスに切換できるから、フロント+サブウーファーシステムをE400のワンアンプで鳴らすことも可能。純正システムなど、RCA出力を持たないヘッドユニットでもスピーカー出力を利用して接続可能なハイボルテージ入力にも対応している。

暖かみのあるアナログチックなサウンドが欲しいなら注目のアンプだ。

【主な仕様】
●定格出力:110W×4(4Ω)/160W×4(2Ω)/320W×2(ブリッジ4Ω)●周波数特性:20Hz ~20kHz●歪み率:0.05%以下●SN比:90dB以上●入力感度:0.4〜6V●クロスオーバー周波数:40Hz~250Hz●ダンピングファクター:150以上●サイズ:幅470×奥行220×高さ58ミリ●質量:5.2キログラム

【関連リンク】
・エムズライン

クラリオンのPND、P7DTがTypeIIにマイナーチェンジ


クラリオンのPND「DrivTrax(ドリブトラックス)」DTR-P7DTがTypeIIにマイナーチェンジした。

新たに採用した機能は、走行中の急発進や急ブレーキを検知し、画面表示と音声で警告したり、安定走行をポイント化して表示することでエコドライブをアシストするエコドライブモード、徒歩・自転車モードなど。地図表示は文字を3段階に切り替えられたり、地図表示を10段階に切り替わるなど、カスタマイズ性も大幅に高まった。

さらにクラリオンのウェブサイトから、市街地データ、ナビ音声データ、おすすめスポットデータなどをダウンロード可能。ガンダムやドラゴンボールZなどの人気声優の音声をダウンロードして、ガイドさせることもできる。またオービスポイントを最大100件まで登録でき、登録地点付近を走行すると、警告を発する機能もあるし、お気に入りのスポットの画像を登録したり、登録地点に近づいたときに音声が流れるスポット連動音声の設定も可能だ。

モニターは4.3型で本体サイズは幅131×高さ83×厚み22ミリ・重量236グラム。ワンセグチューナーを内蔵しているほか、WMV/MP4形式の動画ファイルも見られる。動画ファイルは本体メモリーにも記録できるし、SD/SDHCカードに保存した動画ファイルも見られる。

検索データは住所が約3,500万件、電話番号が約800万件、ジャンルデータ約200万件、名称検索データ約200万件など。

ロックフォード・パワーシリーズの日本限定スピーカー

今年7月にフルモデルチェンジしたロックフォードのスピーカー、パワーシリーズに、日本限定モデル、T1652-S.JP(59,640円)が追加された。16.5センチ・セパレート2ウェイシステムで、レギュラー・モデル、T1652-S(51,240円)との違いは、アルミ&亜鉛ダイキャストの3ピース構造のブラッククロームメッキ仕上げグリルの採用。T1652-S.GR(10,500円)として、このグリルのみの単品販売もあり。

■T1652-S.JP
●最大入力:200W●定格入力:100W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:55〜22,000Hz●能率:89dB●取付穴直径:141ミリ(ウーファー部)●取付深さ:63ミリ(ウーファー部)

ロックフォード・マリーンスピーカーにブラックモデル登場

表面防水加工やUVコート、腐食防止を施したパーツの採用などで、船舶防水基準をクリアしたロックフォード・フォスゲートのマリーングレード・スピーカー「M2」シリーズに、ブラック・モデルが仲間入りした。ラインアップは16.5センチ同軸2ウェイのM262B(40,950円)と、20センチ同軸2ウェイのM282B(53,550円)の2モデル。クルーザー等の船舶はもちろんのこと、ビッグスクーターやクルマにも使える。
    M282B

■M262B
●定格入力:75W●最大入力:150W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:53~22,000Hz●能率:88dB●取付穴直径:130ミリ●取付深さ:71ミリ

■M282B
●定格入力:100W●最大入力:200W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:48~22,000Hz●能率:90dB●取付穴直径:180ミリ●取付深さ:86.9ミリ

X08パーフェクトフィットパッケージにホンダ4車種が追加

アルパイン
の「X08パーフェクトフィットパッケージ」は、同社のAVナビ、X08プレミアムをスマートに装着できる、車種別の取付キット。これまではプリウス、アルファード/ヴェルファイア、エスティマ、ノア/ヴォクシー、ウィッシュなど、トヨタ車用が中心だったが、先に発売されているインサイト用に続き、ステップワゴン/スパーダ、フリード、ストリーム、フィットのホンダ車用4機種が追加された。

「X08パーフェクトフィットパッケージ」は、専用デザインフェイスパネル、専用取付金具、専用X08シリーズ用ダイレクトカプラー、「パーフェクトフィット」セットアップガイド、専用取付説明書という内容。専用デザインフェイスパネルは、純正のインテリアにマッチするようデザイン&カラーリングされていて、後付け感を解消。市販ナビを装着すると、ナビのフェイス面がインパネより出っ張って、どうしても後付け感が出てしまうのを気にする人も多いと思うが、「X08パーフェクトフィットパッケージ」の専用取付金具は、できる限りパネル面とフラットになるよう調整しているので、純正ナビのような装着感だ。

車両側の純正廃線にカプラーを接続できるダイレクトカプラーがセットなので、面倒な廃線も簡単。「パーフェクトフィット」セットアップガイドには、車種ごとの室内の音響データが記載されているので、このデータ通りにX08プレミアムのイコライザー等の機能で調整すれば、簡単にベストな調整ができる。

ステップワゴン/スパーダには、リアビジョン取付キット(16,590円)も用意。グレードの内装色に合わせて、グレー/グレージュの2色を用意している。「X08パーフェクトフィットパッケージ」はステップワゴン/スパーダ用のKTX-X08-STとフリード用のKTX-X08-FRが6,800円。ストリーム用のKTX-X08-SRが7,350円、フィット用のKTX-X08-FIが6,850円。12月下旬発売予定。

ケンウッド初のメモリAVナビ、MDV-313登場

ケンウッドから2DINサイズのメモリAVナビ、MDV-313(オープン価格)が登場した。ケンウッドの市販モデルでは初のメモリAVナビだが、自動車ディーラー向けに2DINオーディオとガーミンのPNDを合体したようなナビ+オーディオを発売していたし、海外では数年前から2DINサイズのメモリAVナビを展開している。またケンウッドと経営統合したJVCも、自動車メーカー向けのOEMとして、メモリAVナビを納入している実績がある。そんな背景からできあがった製品が、MDV-313だ。

モニターは約33万画素の61.型ワイドで、メモリは4GB。ワンセグチューナーやFM多重VICSチューナーも内蔵する。フロントフェースにはUSBを装備。ここにはiPhone3GSを含む最新のiPodを接続して音楽が楽しめるし、別売のケーブルKCA-iP240V(4,200円)を使えば、iPodのビデオもMDV-313のモニターで見られる。DVDドライブはCD/DVDビデオの再生ができるほか、CD-R/RW、DVD-R/RWも再生可能。CPRMに対応したDVD-R/RWやMP3/WMA/WAV形式のデータを記録したディスクも再生できる。またフロントフェイス左下のボタンを押すとフェイス全体が外れるが、フェイス側のディスプレイ裏にはSDカードを差し込めるスロットがある。ここに音楽データを記録したSDカードを差し込んで、音楽再生もできる。

メモリは4GBだから、最近のメモリAVナビやPND(8GBが増えた)に比べると容量自体は多くはない。ところが、全国約830都市分の詳細市街地図を収録しているし、バーチャル3Dマップに切り替えれば、ビルが立体的に建ち上がる表示もできる。また検索データは、住所が約3,500万件、電話番号が個人宅約3,000万件&タウンページ約900万件と充実。ほかに約21,000件の施設と提携している駐車場検索、50音検索、ジャンル検索、周辺検索、マップコード検索などができる。つまり容量が4GBといっても、実際のデータ量は「DVDナビを軽く超える」とのこと。ここにはJVCのデータ圧縮技術が活かされているそうだ。

操作レスポンスの速さもMDV-313の特徴だ。メモリナビは全般的にレスポンスがいいのだが、その中でもトップクラスの速さと言っていいだろう。検索等の操作はサクサクできるし、スクロースもスムーズ。ルート探索時の待ち時間も気にならない速さだから、操作していてイライラしない。

ボタン周辺のイルミネーションは、クルマのインテリア等に合わせて好きな色に設定できるバリアブル・カラー・イルミネーション。またディスプレイが可変式ではないので、装着状態に合わせて見えやすいように画面を調整することはできないのだが、取付角度に応じて画面のコントラスト輝度をアップして斜め下からでも見えやすいように切り替えられる、取付角度表示調整機能もある。

外部入力端子を装備しているので、別売の4チューナー&4アンテナ地上デジタルチューナーを追加すれば、高画質な12セグ放送が楽しめるようになるし、リアカメラ入力端子に別売の後方確認用カメラを追加すれば、バック時にも安心。また映像出力端子にリアモニターを接続すれば後席でDVDビデオなどの映像が楽しめるし、デンソー製ETC、DIU-5310と連動して、ナビ画面に履歴を表示できる接続ケーブルも用意している。さらにオービスデータを収録したSDカードも発売する予定だ。

この内容で、実売は9万円前後の予定。約5万円のPNDと約3万円のヘッドユニットを同時購入することを考えれば、1万円ほどのプラスでDVDビデオが見られるし、iPod、バックカメラ、リアモニターなどの発展性も手に入る。というわけで、PNDの購入を考えている人は十分に検討する価値があると思う。

JLオーディオHDシリーズ・アンプに5chモデルが登場

JLオーディオのパワーアンプ、HDシリーズは、コンパクトなボディとハイクオリティ&ハイパワーを両立した、同社最上級グレードのクラスDアンプ。これまでは1chアンプと4chアンプの2モデルだったが、5chアンプのHD900/5(252,000円)が追加された。

ボディサイズは1chのHD750/1(147,000円)や4chのHD600/4(189,000円)とまったく同じ幅273×奥行200×高さ49ミリ。コンパクトなボディながら定格出力100W×4+500Wのパワーを発揮し、このアンプ1台で、フロント2ウェイ+サブウーファーを鳴らすマルチアンプ・システムを構築できる。

PMW(パルス幅変調)を伴うクラスDアンプ特有の歪みやパルス性ノイズを修正して、原音に忠実な増幅を実現するシングル・サイクル・コントロールや、電圧変動が激しい環境でもパワーを常に一定に保つR.I.P.S.といった独自の技術を投入して、高音質を追求。外来ノイズに強いディファレンシャルバランス入力も、カーオーディオには有効だ。

ハイレベルインプットに対応しているので、RCAライン出力を持たない純正システムやAVナビへの接続も可能。クロスオーバースロープを、リンクウィッツライリー型の−24dB/octと、バターワース型の−12dB/octに切り替え可能なハイパス/ローパスフィルターを内蔵。


■主なスペック
●定格出力:100W×4(4Ω)+500Wx1(1.5-4Ω),●周波数特性:12Hz ~28kHz(フロント/リア)/12Hz ~10kHz(サブウーファー)●SN比:108.5dB以上(フロント/リア)/95dB以上(サブウーファー)●入力感度:200mV~2V(Low) / 800mV~8V(High)●HPF:20Hz~350Hz(12dB/oct)●クロスオーバー:ハイパス/ ローパス 50Hz~500Hz(-12dB/oct or -24dB/oct)●サイズ:幅273×奥行200×高さ49ミリ

ボストンSRシリーズ・スピーカー、発売開始

ボストン・アコースティクス製品を日本で扱うイースコーポレーションが、同社スピーカーの新シリーズ「SR」を発売開始した。それまでのSLシリーズに代わるモデルで、16センチ・セパレート2ウェイのSR60(70,350円)と16センチ・コアキシャル2ウェイのSR65(42,00円)をラインアップする。


従来モデル同様、付属ネットワークはバイアンプ&バイワイヤリング対応。シルクドーム型のタイプS1トゥイーターやネオジウムマグネット採用のウーファーなどは、従来モデルを継承。ただしセパレートモデルに砲弾型のフェイズプラグが採用されるなど、改良が施されている。両モデルとも、3種類のトゥイーターマウントフラッシュ/アングル/サーフェス)と、3種類のスピーカーアダプター(マルチOEM/16cm用アダプター/13mmスペーサー)を付属。

■SR60
●最大入力:250W●定格入力:85W●周波数特性:45〜22,000Hz●能率:90dB●公称インピーダンス:4Ω●取付穴直径:132ミリ(ウーファー部)●取付深さ:62ミリ(ウーファー部)

■SR65
●最大入力:200W●定格入力:75W●周波数特性:50〜22,000Hz●能率:90dB●公称インピーダンス:4Ω●取付穴直径:132ミリ(ウーファー部)●取付深さ:62ミリ(ウーファー部)

ケンウッドがCDレシーバーの2010年モデル第1弾を発表

ケンウッドから早くも2010年シーズンの1DIN CDレシーバーが発表された。発売開始は12月上旬の予定だ。
    U353

    U353S

    E252

    E252S

ニューモデルは、UシリーズのU353/U353S(17,850円)と、EシリーズのE252/E252S(14,175円)の4機種。U353とU353S、E252とE252Sはそれぞれ基本設計は同じもので、型番末尾「S」が、シルバーモデル、S無しがブラックモデルだ。従来のU343とE242/E242Sの後継モデルで、UシリーズはフロントフェイスにUSBとミニジャックのAUX端子を装備し、iPodやUSBメモリなどのUSBデバイスから、USB端子を持たない携帯デジタルプレーヤーまで接続できる。iPodをUSB接続したときは、音声はデジタルで伝送。接続中は充電もできる。EシリーズはUSBがないので、iPodを接続するときはドックコネクタではなく、iPodのヘッドホン出力とEシリーズのミニジャックのAUX端子とをつなぐ。この場合、iPodの充電はしない。

基本的には従来モデルのマイナーチェンジだが、選曲のしやすさを中心に使い勝手は大幅に良くなった。とくにUシリーズのほうが快適に選曲できるようになっている。そのポイントだが、フロントフェース左の大型ロータリーエンコーダーの横に、リターンキーをもうけたこと。前のメニューに簡単に戻れるようになったので、簡単に他の方法で選曲できる。このリターンキーは、Eシリーズにも採用されている。

KENWOOD Music Editor Liteというパソコンの音楽管理アプリケーションへの対応も新採用した。これはUSBメモリなどのUSBデバイスに格納した音楽ファイルに、アルバム名やアーティスト名などのデータベースを付加してくれる。だから、USBデバイスの曲もiPod感覚で簡単に選曲できる。またオプションのリモコンも新設計。エンターキー/リターンキーを装備し、本体の同じ選曲操作がリモコンでもできるようになった。ちなみに、このリモコンはI-K7/I-K7Vでも使用でき、Uシリーズとの組み合わせ同様、ブラウジングに対応するようだ。

iPod側から選曲操作ができるiPodコントロールハンドモードにも対応。iPodに入っているお気に入りの曲を、最大10曲まで本体へ登録できるマイプレイリスト機能も便利だ。音楽の圧縮によって失われた音を保管して、原音に近い音で再現するSupremeも搭載する。内蔵アンプは最大出力50W×4。別売りのiPodインターフェースケーブルも用意。

イタリアHERTZからコストパフォーマンス優秀スピーカー

オーディソンのブランド名で質の高いカーオーディオ機器を提供しているイタリア・エレットロメディア社のもう一つのブランドがハーツ。この夏、ミドル・グレードのスピーカー、ハイエナジー・シリーズをフルモデルチェンジしたばかりだが、追加モデルが登場した。

HSK 165XL.4(57,750円)というセパレート2ウェイシステムで、夏に登場したHSK 165.4(38,850円)よりもワンランク上のグレード。ダンプメッシュファイバーのウーファー振動板こそハイエナジーシリーズと同じだが、大型マグネットを採用した磁気回路をはじめとした技術は、上級のMille(ミレ)シリーズのML165のノウハウを使ったもの。また振動板もファイバーの繊維が他のハイエナジーシリーズの2倍近い本数で、強度を大幅に向上。それでいながら、ML165の振動板よりも軽く仕上がっている。センターキャップはハーツ・スピーカーの特徴である逆円錐型だ。

トゥイーターはハウジングの外形が48ミリに大型化。そのおかげで、HSK 165.4で3.2kHzだったウーファー/トゥイーター間のクロスオーバー周波数は、2.5kHzまで下がり、トゥイーターがより広い周波数を受け持つようになった。カットオフスロープは、ハイパス/ローパスとも−12dB/octの設計だ。またサイズだけではなく、リニアリティ、音場の広がり、音楽性など、多くの面で、ミレ・シリーズのトゥイーター、ML280に近いものだという。

出力音圧レベルは93dBと高く、全帯域にわたって従来モデルより約2dB、音圧が向上。それでいて、価格は6万円以内とリーズナブル。国産上級モデル並みの予算で手に入れられるのがありがたい。

【仕様】
●再生周波数帯域:40Hz~22kHz●定格入力:150W●入力インピ ーダンス:4Ω●出力音圧レベル:93.5dB●取付口径サイズ:146ミリ●取付奥行サイズ:75ミリ

【関連リンク】
・アルファ

簡単な作業で車内を静かに快適に

ロードノイズやエンジン音、風切り音などで「車内が騒々しい」と感じているなら、エーモン工業の「静音計画」を検討してみてはいかがだろう。ラインアップは風切り音防止テープ2種類と、ドア用の風切り音防止モール、2種類のロードノイズ低減マット、エンジンルーム静音シート、カタカタ音防止シートの全7アイテムで、すべて貼るだけ、敷くだけ、挟むだけの簡単な作業で、確実な効果が得られる。音楽を聴く環境としても、静かな方が好ましい。カーオーディオをグレードアップしている人も、検討したいアイテムだ。それぞれの詳細は以下の通り。

■風切り音防止テープ2649/2650(参考予定売価1,680円/2,680円)
ドアの開口部やリアハッチなどに貼るだけで、走行時の風切り音を効果的に低減。純正ウェザーストリップと同等のEDPM素材なので耐久性が高く、柔軟性にも優れているので、ドアの局面に貼り付けるのも簡単だ。クルマのウェザーストリップは年月とともにへたってくるので、年式の古いクルマは本来の密閉性を発揮できていないケースが多いのも事実。そんなクルマはとくに、効果的に風切り音を防ぐとともに、本来の機密性を確保する効果がある。品番2649がリアハッチ用で、4.7mが1本。参考価格1,680円。品番2659は4.1mが2本入りで、ドアへの施工に向く。こちらは参考価格2,680円。

■風切り音防止モール2652(参考予定売価980円)
ドアエッジに挟むだけの簡単な作業で、取り付けることができる風切り音防止モール。フロントドアとリアドアの間には小さな隙間があって、走行時には個々に空気が巻き込んで風切り音が発生することがある。この隙間を、風切り音防止モールで埋めることで、クルマの側面の空気が巻き込まずに後方へスムーズに流れるため、風切り音を低減できる。このモールは、高級車には標準採用されていることもあるが、静音計画なら、どんなクルマにも装着可能。2.1mが1本。

■ロードノイズ低減マット2660/2661(参考予定売価1,980円/2,680円)
フロアマットやトランクマットの下に敷くだけで、ロードノイズの低減効果がある高性能マット。薄く柔軟な熱可塑性エラストマー遮音材と、密度の高い超極細繊維の不織布吸音材の組み合わせで、優れたノイズ低減効果を発揮する。仕様箇所に合わせて選べる、2サイズを用意。品番2660がMサイズで、約48×45センチのマット2枚入り。品番2660は48×130センチのマット1枚入り。

■エンジンルーム静音シート2670(参考予定売価3,980円)
ボンネットの裏に貼り付けて、車内に侵入してくるエンジン音の低減を図る高性能吸音シート。耐熱アルミガラスクロス繊維だからエンジンルーム内の過酷な環境に対応。裏面は粘着加工済みだから、貼り付けも簡単だ。またアルミガラスクロステープも同梱する。

■カタカタ音防止シート2675(参考予定売価980円)
CDケースやリモコンなどの小物をコンソールや小物入れ、ドアポケットなどに置いたときに発生することがあるカタカタ音を抑えるためのシート。薄手でソフトなカーペット素材の裏面を粘着加工したもので、必要なサイズにカットして使える。

アメリカMTXオーディオのベーシック・スピーカー

アメリカのMTXオーディオから、リーズナブルなスピーカーが登場した。16.5センチ・セパレート2ウェイのCTC260(33,600円)、16.5センチ・コアキシャル2ウェイのCTX262(20,475円)、13センチ・コアキシャル2ウェイのCTX132(16,380円)の3モデルで、3モデルともアルミダイキャストフレーム&大型マグネット、アルミ調コーティングのPPコーンウーファー、シルクドームトゥイーターを採用。セパレートモデルは、アルミ削りだしのフェイズプラグを採用し、92dBと能率が高いのが特徴。コアキシャルモデルは取付場所に応じて角度調整が可能なトゥイーターを採用する。
    左/CTX262 右/CTC260

■CTC260
●最大入力:150W●定格入力:75W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:65~20,000Hz●能率:92dB●取付穴直径:146ミリ(ウーファー部)●取付深さ:69ミリ(ウーファー部)●クロスオーバーポイント:3.5kHz●TWレベル調整:0/-3dB

■CTX262
●最大入力:140W●定格入力:55W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:80~20,000Hz●能率:91dB●取付穴直径:146ミリ●取付深さ:68ミリ

■CTX132
●最大入力:130W●定格入力:45W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:90~20,000Hz●能率:90dB●取付穴直径:118ミリ●取付深さ:55ミリ

フォーカルの創業30周年記念の限定スピーカー発売開始!

創業当時は従業員3人の小さな会社だったが、いまや世界に名だたるスピーカーメーカーに成長したフランスのフォーカル。1980年の創業だから、来年、創業30周年を迎える。それを記念して、限定スピーカー、165V30(65,100円)を開発。日本では300台限定で発売される。

165ミリウーファー採用のセパレート2ウェイシステムで、ウーファーの振動板はポリグラスコーン、トゥイーターはアルミ/マグネシウムの振動板を採用。つまり、素材はポリグラス2シリーズと同じ系統だ。ただし、ポリグラス2ではウーファーにフェイズプラグを採用していたが、ダストキャップに変更しているし、振動板の形状そのものが違う。またフレームも違うし、ネットワークも別物。またトゥイーターはフェイズプラグ付きのグリルを新設計している。ちなみに付属ネットワークは非対称のスロープで、スイッチによりローパス-6dB/oct・ハイパス-12dB/octかローパス-12dB/oct・ハイパス-18dB/octに切り替えられる。クロスオーバー周波数は3.7kHzだ。

音もポリグラス2シリーズとはエネルギーバランスが異なる。低音が深くタイトになって、重心が低い安定感のある音が楽しめる。またヴォーカルの表現力の高さは、フォーカルらしさを保っていて、高域は、より滑らかで自然になった。某カーオーディオ評論家いわく「歴代のフォーカル・スピーカーの中で、一番好きかも」とのこと。

○周年限定モデルというと高価な製品を出すメーカーが多いなか、6万円台のお手頃モデルを出してくれたのもうれしい点。これなら、普通の音楽好きでも、ちょっとがんばれば手を出せる金額だろう。しかも、高級スピーカーに負けない魅力的なサウンドを奏でてくれるのだから、このスピーカーは買い! だ。

【仕様】
●再生周波数帯域:55Hz~25kHz●定格入力:80W●入力インピ ーダンス:4Ω●出力音圧レベル:92.0dB(2.8V/1m)●取付口 径サイズ:142ミリ●取付奥行サイズ:72ミリ

クイズ&アンケートに答えてネットブックが当たる!


インクリメントPが9月に発売した「MapFan Navii(マップファン・ナビィ) Ver.1.5」は、Windowsのパソコンをカーナビとして使える地図アプリケーション。昨年、WILCOM D4専用のアプリケーションとして登場したが、バージョンアップにより汎用性を高めたものだ。

この発売を記念して、インクリメントPでは、ネットブックが当たるオープンキャンペーンを実施中。応募サイトから、簡単なクイズとアンケートに応えると、抽選でBRULE「viliv S5」、工人舎「PM1WX16SA」、ASUS「EeePC」の計3台が当たる。もちろん「MapFan Navii Ver.1.5」と「MapFan.net 10」の体験版付き。ネットブックの購入を考えている人なら、まずは応募。応募期間は11月12日まで。

DIY用レアルシルトがサイズアップして新登場

積水化学工業のレアルシルトは、優れた振動吸収性により音質改善効果に優れ、カーオーディオショップにもハンドメイダーにも好評を得ている制振シート。損失係数は他社製品の5〜20倍。耐荷重性能はアスファルト系制振材の約24倍、アルミ系と比べても約3倍と破れにくく、粘着力がアスファルト系製品の約8倍だから冬場でもヒートガン要らずで施工できるという扱いやすさも併せ持っている。

そんなレアルシルトのDIYユーザー用2枚入りパック・RSDS-02がRSDS-02 V2(4,200円)にモデルチェンジ。1枚当たりの面積がRSDS-02の1.6倍の300×400ミリにサイズアップして、より広い面積を制振できるようになった。ブチル系製品と違い、作業中に手が汚れないのもうれしい点だ。

カロッツェリア楽ナビLiteもモデルチェンジ

カロッツェリアでは楽ナビと同時に、メモリーAVナビの「楽ナビLite(ライト)」もモデルチェンジした。
   AVIC-MRZ90
新しい楽ナビLiteはAVIC-MRZ90(152,250円)とAVIC-MRZ80(オープン価格)の2機種に増殖。AVIC-MRZ80は初代楽ナビLiteと同じ5.8型ワイドVGAモニターを採用したモデルだが、AVIC-MRZ90は7型ワイドモニター採用の新設計モデル。従来のHDDナビに採用されていた地図データを5分の1以下の容量に圧縮できる独自のデータ圧縮技術を使った地図データフォーマット「L-format」を採用し、HDDナビと比べても遜色のない10メートルスケール詳細市街地図のクオリティを実現したほか、地図データの差分更新も可能になった。

その新フォーマットのおかげで実現したのが、ナビチャージ機能のなかのマップチャージ機能。これはインターネットに接続したパソコンに付属のSDメモリーカードを差し込むだけで最新の地図データを自動取得できる機能。それをAVIC-MRZ90のSDメモリーカードスロットに差し込めば、新しくできた道路などが部分的に書き換えられる。同時に、お気に入りの音楽をSDメモリーカードに入れて楽しめるマイミュージックチャージと天気予報や渋滞情報を自動取得できるインフォチャージも実現。このマップチャージ+マイミュージックチャージ+インフォチャージの3つの機能の総称をナビチャージといい、マップチャージは3年間追加料金無しで利用可能、マイミュージックサーチとインフォサーチは無料で利用できる。

もちろんスマートループ渋滞情報にも対応。Bluetooth対応携帯電話かウィルコムのデータ通信モジュールを使用すれば、駐車場満空情報やガススタ価格情報、ウェザーライブにも対応する。駐車場満空情報とは、周辺にあるタイムスなどのコインパーキングを検索したときに、満車か駐車の空きがあるかがわかる機能。ガススタ価格情報は、ガソリンスタンドを周辺検索したときにガソリン価格までわかる機能で、ウェザーライブは天気を表示してくれる機能だ。

CD/DVDのほかiPod/iPhoneの音楽も楽しめるし(要別売ケーブル)、第5世代iPodならビデオ再生にも対応。さらにUSBメモリーに保存した音楽も再生できるし、Bluetoothオーディオにも対応する。ちなみに再生に対応する圧縮音源&動画はWMA/MP3/AAC/WAV/DivX/MP4/AVIと多彩だ。ワンセグチューナーも内蔵だ。

上記はAVIC-MRZ90の機能で、AVIC-MRZ80はナビチャージ機能は無し。AVIC-MRZ80については、サイトで確認のこと。

カロッツェリア楽ナビがモデルチェンジ

「高性能をカンタンに」がコンセプトのカロッツェリアHDD楽ナビがモデルチェンジした。ラインアップはAVIC-HRZ900(262,500円)、AVIC-HRZ800(210,000円)、AVIC-HRV200(262,500円)、AVIC-HRV100(189,000円)の4モデル。AVIC-HRZ900とAVIC-HRZ800が2DIN一体型で、AVIC-HRV200とAVIC-HRV100が、7型ワイドモニター+1DIN HDDナビのセット。両タイプの上級モデルのAVIC-HRZ900とAVIC-HRV200がフルセグ対応の地上デジタルチューナーを内蔵&付属し、AVIC-HRZ800はワンセグチューナーを内蔵、AVIC-HRV100はTVチューナー無しだ。

基本的には昨年モデルのマイナーチェンジだが、エコドライブ機能を充実させたのが特徴だ。とくに2DIN一体型のトップモデル・AVIC-HRZ900はスマートループ渋滞情報の対象道路が、カロッツェリアナビの最上級シリーズ「サイバーナビ」と同じ約70万キロに拡大。この距離は従来の楽ナビの33万キロに比べても2倍以上、現在VICSが渋滞情報を提供している道路に比べると約10倍だ。このように、きめ細かく渋滞情報を取得でき、それを考慮してスムーズに目的地に着けるルートを探し出してくれるから、結果的にCO2の排出量を減らせる=エコドライブにつながるというわけだ。ちなみにAVIC-HRZ900以外の3モデルもスマートループ渋滞情報に対応しているが、情報を取得可能な道路の総延長は、従来の楽ナビと同じ約33万キロだ。

個々のユーザーが使いやすいようにカスタマイズできるマイセットアップも便利。表示にしたがって設定していくだけで、よく使う機能を表示させたりボタンの色や大きさを変更したりできる。また、走り慣れた道では音声案内や交差点案内などの割り込み表示を抑えるサイレントガイドなど、気の利いた機能が盛りだくさんだ。

検索、案内、測位精度など、カーナビとしての基本性能は、カロッツェリア・クオリティだから安心。AVIC-HRZ900のみVGAモニターを採用しているので、地図も地デジ放送も高画質で楽しめる。それぞれの細かい特徴はカロッツェリア楽ナビのサイトで確認のこと。
     2DIN機の上級モデル、AVIC-HRZ900

     オンダッシュモニター採用の地デジチューナー付属モデル、AVIC-HRV200

人気のパンチSW搭載のボックスサブウーファー

ロックフォードのP1シリーズ・サブウーファーをバスレフタイプの本格的なエンクロージャーに組み込んだボックス・サブウーファーが登場した。バリエーションは、25センチウーファー搭載のP1L-1×10(36,750円)と30センチウーファー搭載のP1L-1×12(41,790円)の2タイプ。外部パワーアンプとのセットでトランクやラゲッジルームに置いて、本格的な低音を再生できる。組み合わせ推奨パワーアンプは、P300-1ロックフォード(43,050円)。
P1L-1x10

■主な仕様
■P1L-1x10
●ウーファーサイズ:25センチ●定格入力(RMS):150W
●最大入力:300W●インピーダンス:4ΩSVC●ボックスタイプ:バスレフ型●サイズ:幅432×奥行333×高さ400ミリ

■P1L-1x12
●ウーファーサイズ:30センチ●定格入力(RMS):150W
●最大入力:300W●インピーダンス:4ΩSVC●ボックスタイプ:バスレフ型●サイズ:幅486×奥行384×高さ416ミリ

ハイ/ロー変換もできるバランスラインドライバー

ロックフォード・フォスゲートの「3SIXTY」RF-BLD(23,100円)は、高出力のラインドライバーであり、ハイ/ローコンバーターとしても使えるユーティリティ・アイテム。入力/出力ともに2chで、入出力側とも、切り替えによってアンバランス/バランスが選べる。つまり、バランス伝送に対応したロックフォードのパワーアンプと組み合わせれば、デッキ直後からパワーアンプまでの信号伝送を、ノイズの影響を受けないバランス接続にできるわけだ。ハイ/ローコンバーターとして使えるから、純正システムのスピーカー出力をライン出力に変換することも可能。この出力もバランスに切り替えられる。ヘッドユニットから出た音声信号の出力電圧をもっと上げたい、ノイズのないバランス伝送にしたい、ライン出力の無い純正システムに外部アンプをプラスしたいなど、様々な用途に使える。

■主な仕様
●可動電圧:9〜16 VDC●アイドリング電流:300 mA●入力インピーダンス :20kΩ●出力インピーダンス:55Ω●入力電圧:650mV〜10.5V RM ●ゲイン:+0.8 dB〜 +24 dB●周波数特性:20Hz〜 50kHz/±1dB● S/N 比:90dB 以下(2V)/110dB以下(10V)●最 大出力レベル:11Vrms( アンバランス )/22Vrms( バランス )●入力インピーダンス:20KΩ ●出力インピーダンス:55Ω●ヒューズ容量:1A●サイズ:幅150 ×奥行104×高さ34ミリ

ロックフォードから大口径パワード・サブウーファー登場

手持ちのオーディオシステムへの追加が手軽なパワードサブウーファーといえば、コンパクトボディ&小口径スピーカーが一般的。その常識を破る大口径パワードサブウーファーがロックフォード・フォスゲートのPS300-12(112,140円)だ。

搭載したスピーカーは30センチの大口径。内蔵アンプは定格300W、最大600Wの出力で、パワードサブウーファーながら130dBに近い音圧と、28Hzまでの低音再生を実現するから、コンパクトなパワードサブウーファーとは一線を画す。

それでいてパワードサブウーファーだから、RCA入力の他にハイレベルインプットも装備。純正システムなど、RCA出力のないシステムのスピーカー出力を利用して、手軽にシステムアップできる。スピーカー出力からの信号を検知して電源をON/OFFするオートターンオン/オフ機能を搭載しているから、リモート出力が無くても電源のオン/オフが可能だ。

ボディは超硬質ABS樹脂で、横置き、縦置きの両方に対応。付属のアクセサリーで、縦置き壁付け、縦置き床付け、横置き床付けなどフレキシブルな取付ができる。別売のPEQ(40,95円)を用意すれば、ウーファーの出力を手元でコントロール可能。なお、配線キットは付属していないので、別売のRFK8X(11,865円)が必要。

■主なスペック
●スピーカー口径:30センチ●最大出力:600W●定格出力:300W●最大入力:600W●エンクロージャー形式:6thオーダーバンドパス●エンクロージャー容量:26.3リットル●再生周波数帯域:28 〜 90Hz ●入力電圧:150mV ~ 3.9V ●入力インピーダンス:20k Ω●ローパスフィルター:24dB/oct (90Hz )●内蔵ヒューズサイズ:40A ●電源ケーブルサイズ:8 ゲージ●サイズ:幅53.8cm ×奥行38.7×高さ28.8センチ●重さ:15キログラム

三菱AVナビの最新機はDSRCへの対応がウリ

三菱の2DIN AVナビ、HZ001シリーズがモデルチェンジ。ニューモデルは、ワンセグ+12セグのフルセグチューナーを付属したNR-HZ001VDTと、ワンセグチューナー内蔵のNR-HZ001Sの2機種(ともにオープン価格)だ。
   地デジチューナー付属のNR-HZ001VDT

ニューモデルは次世代ITSのDSRCサービスに対応したのが特徴。DSRCとは安全運転をサポートする次世代ITSサービスで、DSRC車載器と道路に設置されたDSRC路側アンテナが双方向通信することで実現する。そして最新のHZ001シリーズは、DSRC車載器と連動。音声&画像で安全ドライブをサポートするというわけわけだ。

そのサービス内容とは、前方状況情報、合流支援情報、前方障害物情報、渋滞状況・所要時間情報、電子標識など。前方状況情報とは数キロ先のリアルタイムの道路状況を写真と音声で案内するもので、これから通る道が空いているか渋滞しているかが、事前に把握できる。合流支援情報は、高速の入口やジャンクション等、見通しの悪い合流部で、合流してくるクルマがあれば、事前に画像と音声で案内してくれるもの。前方障害物情報は、トンネルやカーブの先の停止車両や渋滞を事前に教えてくれるものだ。都内にお住まいの方ならわかると思うが、たとえば首都高4号線の新宿出入口〜代々木PAあたりは、カーブを曲がった直後に突然、渋滞していたりしてヒヤッとすることも多い場所。実際、事故も多いのだが、こんな見通しの悪いカーブの先の状況をドライバーが事前に把握できると、事故も減ることだろう。

現在、DSRCの路側アンテナを設置している箇所は、首都高湾岸線、首都高4号線、首都高5号線、都心環状線、阪神高速、名神高速の一部だが、今後拡大していく予定とのこと。最新のITSサービスをいち早く味わいたい人なら注目したいモデルだ。なお、DSRCサービスを受けるには別売のDSRC車載器・EP-409DSB(39,900円)が必要だ。

三菱が次世代のITSサービス「DSRC」車載器を発売

三菱HDDナビ・HZ001シリーズの09〜10年モデルと組み合わせて、次世代のITS、DSRCサービスが受けられるDSC車載器がEP-409DSB(39,900円)だ。DSRCはETCと同じ5.8GHz帯の電波を使い、車載器と路側アンテナ間で双方向通信を行い交通安全支援の情報を得られるしくみ。ETCカードを差し込んでおけばETC車載器としても使え、カーナビとの連動により、ETCカードの有効期限を音声や画面で教えてくれるなど、ETC車載器よりも優れた機能を持っている。また、DSRCはETC車載器のような料金収受だけを行うわけではなく交通安全支援が主な役割だから、民主党のマニフェスト通り、高速道路の無料化が実現したとしても、車載器が無駄になることはなく長く使用できる。また、いずれは駐車場の料金収受とかカロッツェリアのスマートループやホンダのフローティングカーのようなプローブ情報の収集&配信、インターネット通信にも活用できる計画もあるDSRC。そんなサービスをいち早く享受したい人は、09〜10年型HZ001シリーズとセットでどうぞ。

μディメンションから小型&スリムなパワードサブウーファー、

ミューディメンションのGLOW8100SW(36,750円)は、最大出力160Wのパワーアンプを内蔵したチューンアップ・サブウーファー。幅345×奥行き240×高さ68ミリのコンパクト&スリムサイズだから、ラゲッジスペースに装着できるだけではなく、クルマによっては助手席の下、ミニバンのウォークスルー部や3列目シートの下などにも装着できる可能性が高い。フロントスピーカーとの音のつながりを考えれば、ウォークスルー部など、リスナーに近い場所に取り付けるのがベターだろう。

従来モデルのGLOW8000SWのリファインモデルで、搭載スピーカーは20センチ口径。これまではオプションだったBASSリモコンを付属して価格は据え置きだから、実質上の値下げになる。BASSリモコンは、手元でサブウーファーのゲイン調整ができる。RCA入力のほかにスピーカーレベル入力を装備しているので、純正システムのスピーカー出力を利用して、GLOW8000SWをシステムアップすることも可能。純正システムへの追加用のハーネスも付属している。ボディはアルミダイキャストだから、箱鳴りがなくパワフルな低音を再生。手軽に低音を増強したい人におすすめ。

■主なスペック
●スピーカー口径:20センチ●公称インピーダンス:2オーム+2オーム(DVC)●最大出力:160W●周波数特性:30〜160Hz●SN比:91dB●最大消費電流:12A●クロスオーバー周波数:50〜100Hz●重さ:6キログラム

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・イース・コーポレーション

ボストン・ニューGTパワーアンプに追加モデル

09年7月に発売開始されたボストンアコースティクスのパワーアンプ「ニューGTシリーズ」に、4chモデルのGT-4100(134,400円)と5chモデルのGT-5750(165,900円)が追加された。これで、既発売の2chアンプ4モデル、4chアンプ1モデルを加えて、計7モデルのラインアップとなった。
GT-5750
ニューGTシリーズアンプは、電源部や制御回路部に先進技術を投入し、前モデルより20〜30%のパワーアップを実現。GT-4100は100W×4の定格出力。GT-5750は定格出力75W×4+200Wで、フロント&リアスピーカー+サブウーファー・システム、もしくはフロント2ウェイ+サブウーファーのマルチアンプシステムをワンアンプで鳴らせる。ともにハイパス/ローパスフィルターを内蔵。主なスペックは、以下の通り。

■GT-4100
●定格出力:100W×4(4Ω)/50W×4(2Ω)/300W×2(4Ωブリッジ)/450W×2(2Ωブリッジ)●周波数特性:10Hz~95kHz(-3dB)●SN比:100dB●入力感度:0.5V~8.0V●HPF:20Hz~350Hz(12dB/oct)●LPF:50Hz~350Hz(12dB/oct)●Q-Tune:0.707~1.6●サイズ:幅566×奥行き229×高さ61ミリ

■GT-5750
●定格出力:75W×4+200W×1(4Ω)/100W×4+375W×1(2Ω)●周波数特性:10Hz~95kHz(-3dB)●SN比:100dB●入力感度:0.5V~8.0V●HPF:20Hz~350Hz(12dB/oct)●LPF:50Hz~350Hz(12dB/oct or 24dB/oct)●Q-Tune:0.707~1.6●サイズ:幅566×奥行き229×高さ61ミリ

【関連リンク】
・イース・コーポレーション

サンヨーが薄くて軽いPND、ゴリラ・ライトを発表

PND&ポータブルナビ市場で1〜2の人気を誇るサンヨー・ゴリラに、また新機種が追加される。11月5日発売予定の「ゴリラ・ライト」NV-LB50DT(オープン価格)だ。


このゴリラ・ライト、ネーミングからもわかるように軽くて薄いボディが特徴。ディスプレイは既発売のNV-SB530DTの5.2V型に対して5.0V型とわずかに小さいだけでが、重さはNV-SB530DTの約270グラムに対して約210グラムと軽量化。厚みもNV-SB530DTの24.5ミリに対して、2センチを切る18.8ミリまで薄くなっている。

そのおかげで携帯性が向上。徒歩用ナビとしても使いやすくなったことから、電子コンパスを内蔵し、GPSが受からない場所でも、方角にあわせて地図を表示。また縦画面でも使用できるなど、徒歩用途での使い勝手を高めている。内蔵バッテリーの持続時間は約3時間20分だ。

地図データ収録用のメモリーはSSDで容量は4GB。検索データは個人宅も含め焼く4,000万件の電話番号や約3,500万件の住所、約450万件の周辺検索データなど充実。昭文社「まっぷるマガジン」に記載されている数字を入力して地点を検索できるまっぷるコード(MGコード)検索やSDカード経由でインターネットの情報をナビで活用できるいつもドライブリンク機能も搭載している。

案内表示もとてもわかりやすいもの。3Dリアル交差点や3D都市高速入り口表示、方面看板案内、ジャンクションガイド、レーンガイド、ETCレーンガイドなど多彩な表示で、わかりやすく道案内する。またルート探索時にICスマートを利用したルートを探索できるし、独自の盗難多発地点の警告も車上荒らしの予防に役立つ。エコドライブ機能も、燃費改善をサポートしてくれる。

吸盤タイプの取付スタンドを採用したので、着脱も簡単。ダッシュボードなどの上に置いてレバーを押すだけで簡単に吸着するから、ほかのクルマへの載せ替えも簡単。また駐車時にスタンドごと簡単に外せるので、PND盗難の予防にも役立つ。

ワンセグ内蔵でTV番組が楽しめるし、SDカードに記録したMP4動画の再生も可能。またMP3/WMAの圧縮音源も楽しめるので、使おうと思えば、携帯デジタルプレーヤー代わりにも使える。手軽で使い勝手がいいポータブルナビだ。

パナソニックがメモリータイプのストラーダ「Sクラス」を発表

パナソニックが地図データの収録にSDメモリーカードを採用した、リーズナブルなAVナビ、ストラーダ「Sクラス」を発表。9月10日から発売する。
CN-MW100D

地図データベース用のSDHCメモリーカードは8GBの大容量だから、データ量はDVDナビ並み。全国1,030都市の25/50メートルスケール詳細市街地図に加え、3D地図で立体感のある建物表示も可能。検索用データベースは、約910万件の電話番号、約3,600万件の住所などのを収録する。

またストラーダユーザーのためのWebサイト「おでかけストラーダ」からSDメモリーカード経由で地点情報を転送できるほか、Googleマップや路線・地図アプリで調べた地点も、目的地に設定できる。元々、ナビに収録されている情報は古くなるが、インターネット経由で新しい情報をとりこめるのはありがたい。そのために、地図データベース用とは別にもう一つ、SDHCカードスロットを装備している。

ストラーダ「Sクラス」はCN-MW200DとCN-MW100D(ともにオープン価格)の2種類あって、CN-MW200Dがフルセグ対応地デジチューナーを内蔵。N-MW100Dはワンセグチューナーのみ内蔵。CN-MW200Dは4チューナー×4アンテナの高性能タイプで、広い範囲で12セグの高画質を楽しむことができる。またB-CASカードスロットも本体に内蔵している。

両モデルとも、番組持ち出し機能を搭載しているので、同社のHDDレコーダー「ディーガ」やハイビジョンハイビジョンTV「ビエラ」で録画したSD動画を見ることもできるし、今後発売される予定のSD動画コンテンツの再生にも対応。またDVD/CDドライブは、DVD-R/RW(VRモードを含む)など、多彩なフォーマットに対応しているし、iPhone3GSを含む最新のiPodの再生&操作&充電にも対応している。

パナソニックから世界初の車載ブルーレイディスクプレーヤー

パナソニックが世界初の車載用ブルーレイディスクプレーヤー、CY-BB1000D(99,750円)を9月10日から発売する。



ボディは1DINサイズ。SDカードスロットも装備しているので、ブルーレイの市販映画ソフトやディーガで録画したブルーレイディスク、AVCREC形式で録画したDVDディスクのほか、パナソニック製ハイビジョンムービーでSDメモリーカードに記録したAVCHD形式のハイビジョン映像も楽しむことができる。

最新のストラーダFクラスとの接続はHDMIケーブルで簡単。またコンポジット出力を備え、リモコン&リモコン受光部を付属しているので、手持ちの従来ストラーダや他メーカーのAV入力付きナビにも増設可能だ。

高音質・多チャンネル音声フォーマットのドルビーデジタルプラスやドルビーTrueHD、DTS-HDマスターオーディオのHDMIビットストリーム出力/デコード(PCM)出力に対応。最新ストラーダFクラスとの接続なら5.1ch再生が可能だ。限定発売とのことなので、クルマでブルーレイの高画質を楽しみたいなら、早めに予約したい。

ストラーダFクラスがハイビジョン画質に対応!

パナソニックのフラッグシップナビ、ストラーダ「Fクラス」がハイビジョン対応の新機種にモデルチェンジする。

9月10日発売予定のCN-HX3000D(365,400円)は、AVナビとして初めて、7型ワイドXGAディスプレイを搭載。画素数800×480の7型ワイドVGAディスプレイに比べて画素数が約2.4倍の1280×720低温ポリシリコンTFTアクティブマトリックス液晶パネルだから、地デジのハイビジョン映像も本来の高画質で楽しむことができる。

また、同時に世界初の車載ブルーレイディスクプレーヤー、CY-BB1000D(99,750円)を発売するが、CN-HX3000DにはHDMI端子を装備しているので、ブルーレイディスクプレーヤーの接続が簡単。CN-HX3000DとCY-BB1000Dの組み合わせならタッチパネルでブルーレイディスクプレーヤーを操作できる。地デジ&ブルーレイディスクのハイビジョンコンテンツをハイビジョン画質で楽しめるナビは、今のところこの組み合わせだけだ。

従来Fクラスにも搭載していたネットワークカメラやライフィニティ、ディモーラとの連携も継続して搭載。車内で家の様子を見たり、クルマの中から家の施錠をしたり、HDDレコーダーの録画予約ができたりもする。通信にはBluetoothを使用。もちろんBluetooth携帯電話でワイヤレスのハンズフリー通話や音楽再生もできる。おでかけストラーダ、Googleマップなどのデータも活用できるが、データの転送はBluetooth経由で簡単にできる。

4スピーカーのままで5.1chサラウンド相当の音響効果を実現するSRS CS Auto Deluxeや、HDDリッピングのHi-bit録音モードを採用するなど、AV機能も充実。いち早く、クルマにハイビジョンを導入したい人は注目したい。

ロックフォード・パワーシリーズスピーカーが4年ぶりに一新

米ロックフォード・フォスゲートのパワーシリーズ・スピーカーが、4年ぶりにモデルチェンジした。セパレート2ウェイが2モデル、コアキシャルタイプが6モデルの計8機種をラインアップする。

セパレート2ウェイは、16.5センチウーファー採用のT1652-S(51,240円)と13センチウーファー採用のT152-S(44,940円)。ウーファーの振動板はポリプロピレンとカーボンファイバーを組み合わせた素材で、トゥイーターはファブリックドーム型。ウーファーはエッジの構造を工夫したVASTという技術を採用。振動板面積を従来の同口径のものより約25%も拡大することに成功した。
T1652-S
付属のクロスオーバーネットワークは、バイワイヤリング&バイアンプ接続にマルチ対応。また通常のスピーカー穴とは別にスリット状の穴を用意したフレックスフィットの採用や、楕円の純正スピーカーを外した場所に簡単に取り付け可能なマルチOEMアダプタープレートの付属で、簡単に装着できる車種を増やしている。

コアキシャルスピーカーは、10センチのT142(12,390円)、13センチのT152(14,595円)、16.5センチのT1652(17,640円)、同じく16.5センチながら取付奥行きを49ミリにスリム化(T1652は取付奥行き63ミリ)して装着性を高めたT1S652(18,795円)、10センチ×15センチ楕円のT1462(13,440円)、15センチ×23センチ楕円のT1693(29,190円)の6種類。T1693のみが3ウェイで、他の5モデルは2ウェイ仕様となる。
T1652
セパレートモデル同様、振動板面積を拡大するVASTやフレックスフィットを採用。またスピーカーの内部にクロスオーバーネットワークを隠し、背面の凹凸をなくしたICCや、マルチOEMプレートの付属で、インストール性を高めている。各スピーカーの仕様は以下の通り。

■T152-S●周波数特性:65〜22,000Hz●定格入力:75W●公称インピーダンス:4Ω●能率:87dB●取付穴直径:122mm(ウーファー部)●取付深さ:50mm(ウーファー部)
■T1652-S●周波数特性:55〜22,000Hz●定格入力:100W●公称インピーダンス:4Ω●能率:89dB●取付穴直径:141mm(ウーファー部)●取付深さ:63mm(ウーファー部)

■T142●周波数特性:85〜22,000Hz●定格入力:40W●公称インピーダンス:4Ω●能率:85dB●取付穴直径:103mm●取付深さ:46mm
■T152●周波数特性:65〜22,000Hz●定格入力:60W●公称インピーダンス:4Ω●能率:87dB●取付穴直径:122mm●取付深さ:50mm ■T1652●周波数特性:50〜22,000Hz●定格入力:75W●公称インピーダンス:4Ω●能率:88dB●取付穴直径:142mm●取付深さ:63mm ■T1S652●周波数特性:65〜22,000Hz●定格入力:70W●公称インピーダンス:4Ω●能率:87.5dB●取付穴直径:128mm●取付深さ:49mm ■T1462●周波数特性:75〜22,000Hz●定格入力:45W●公称インピーダンス:4Ω●能率:85.5dB●取付穴直径:96×147mm●取付深さ:51mm ■T1693●周波数特性:50〜22,000Hz●定格入力:110W●公称インピーダンス:4Ω●能率:90dB●取付穴直径:142.7×210mm●取付深さ:86mm

オスカーのヘッドユニット電源強化キットがモデルチェンジ

オスカーパーツからヘッドユニットの電源強化セット、CAP-H1の後継モデル、CAP-H2(8,925円)が発売される。CAP-H1はヘッドユニットやAVナビなどの電源部に3300μFの大容量コンデンサーを割り込ませて電源を強化&クリーン化するキット。小型リレーを内蔵しているので車両側のACC電源をリレーで切り替え、キャパシターを通したクリーンな常時電源で、機器を駆動できるため、透明感がありメリハリのある音が得られる。

CAP-H2は、そのCAP-H1をケースに入れて、接続のしやすさとチューニングのしやすさをアップ。ACCリレー付きだから、常時電源にACC、常時電源にリモート、常時電源にイルミなど、いろいろ試して音質の調整ができるという。サイズは幅65×奥行61×高さ25ミリ。

ソニーnav-u(ナブユー)中、最大画面のNV-U3DV登場

人気のソニーのPND、nav-u(ナブユー)に新モデル、NV-U3DV(オープン価格/実勢価格は65,000円前後の予想)が追加される。NV-U3DVはナブユーU3シリーズ中、最大画面の6.1型ワイドディスプレイを採用。今、各社のPNDは3.5型/5型前後/7型前後の3サイズが主流だが、これでナブユーU3シリーズは、3.5インチのコンパクトモデルのNV-U3Cから4.8型ワイドのNV-U3/U3V、そして6.1型ワイドのNV-U3DVまで、全クラスに商品をラインアップしたわけだ。

NV-U3DVはワンセグ内蔵で4GBフラッシュメモリーを内蔵。ジャイロ&加速度&気圧センサーとGPSを組み合わせた高性能測位システム=ポジションプラスGを搭載しているので、トンネル内やビル街、高架下などでも正確な位置を示してくれるし、別売のVICSユニットを追加すれば、光/電波ビーコンの詳しい渋滞情報を表示できる。

取付はピタッと吸盤で簡単。この吸盤、一般的な吸盤と異なり、特殊ゲルを採用した素材だから、多少の凹凸があるダッシュボードにも、そのままで吸着できる。固定も、吸盤上のボタンを押してレバーを回すだけと簡単。クレイドルと本体の着脱もワンタッチでできるため、とても扱いやすい。

操作はタッチパネルで快適。モニターが大きくなったので、タッチパネルのボタンも大きくなり、操作性は上々。オンダッシュナビ・ユーザーの買い換え需要にも応えてくれる。また検索データに施設駐車場や出入り口情報が追加されたり、市街地図の収録エリアが、U3/U3V/U3Cの約2.5倍に拡大するなど、情報量もアップ。ナブユーU3シリーズ中、最も進化したのが、このNV-U3DVだ。発売は2009年8月11日を予定。

【関連リンク】
・ソニーnav-u(ナブユー)NV-U3DVの案内動画

ロックフォードから振動で低音を再現する共振装置

ロックフォード・フォスゲートから、タクタイル・トランスデューサー「i-BEAM」IB-200(72,240円)を発売した。タクタイル・トランスデューサーとは重低音を振動に換えて再生する共振装置。シートの座面の裏やフロアパネルなどに装着し、シートのフレームやフロアパネルを振動させることで、低音の振動をダイレクトに身体で感じることができる。そのため、耳では聞こえなくても触覚情報として、圧倒的な迫力を再現できるというわけだ。


通常のサブウーファーのようにエンクロージャーが必要ないから、省スペースで取付が可能。いってみれば、振動板が付いていないスピーカーのドライバー部分だけのようなものだから、駆動するにはパワーアンプが必要になる。

■IB-200の主なスペック
●最大入力:250W●定格入力:100W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性: 20Hz~800Hz●サイズ:幅108 x 奥行176×高さ51ミリ

【関連リンク】
・イース・コーポレーション