横幅21センチ。電池で動く超コンパクトなギターアンプ

今日は横幅21cmのコンパクトなギター・アンプの紹介。イタリア・モデナのIK Multimediaが今日から発売する「iRig Micro Amp」です。


このモデル、約1.2kgと軽量。単3電池6本で動くので、自宅での練習から路上ライブまで、気軽に使えます。別売の9V電源アダプタを使えば出力は15W。単3電池6本でも、その半分の7.5W出力なので、十分にパワフルな音が出ます。4Ωのキャビネット・アウトもあるので、リハスタ(リハーサル・スタジオ)などで大型キャビネットに接続すれば、生のドラムにも負けない大音量でプレイできますね。

本体にクリーン/ドライブ/リードの3種類のアナログ・アンプ・チャンネルを装備しているので、単体でも十分にプレイできますが、付属のライトニング、USBケーブルでiPhoneやiPad、Mac、PCとつなげば、さらに楽しみは広がります。クオリティはiRig HD2と同等の24bit/96kHz対応のデジタル・オーディオ・インターフェイス仕様で、低ノイズ。しかもフィードバックの心配不要。透明なサウンドで、演奏やレコーディングが楽しめます。

iRig Micro Ampをユーザー登録すれば、AmpliTube CS iPhoneやiPad版の26種のストンプ、10種のアンプがアンロックされるほか、ストンプ10種、アンプ9種、キャビネット10種、スピーカー29種などが収録されたAmpliTube4 Mac/PC版のライセンスが無償提供。単体アンプとは別次元の幅広いサウンドが楽しめます。

さらに拡張したい人は、iPhoneやiPad版のアプリ内課金やMac/PC版カスタム・ショップでカスタマイズ可能。フェンダー、オレンジ、メサブギーなどのアンプの音や、スラッシュ、ジミヘンなどのギターヒーローが実際に使っていた機材まで、280種類以上揃ったストンプ、アンプ、エフェクターを追加購入して、音をチューニングできるんです。

AnpliTubeだけではなく、GarageBandやLogic ProなどのDAWソフトウェアやギターの練習・学習をサポートするアプも使用可能。iRig Micro Amp1台でいろんな環境に切り替えられるので便利です。AUXインプットとヘッドホン・アウトがあるので、深夜に家族が寝静まった後、こっそり練習できるのもいいですね。

価格はオープンですが、市場想定価格は18,500円前後。お手軽なので、以前弾いていたギターを引っ張り出して試してみては?