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エアージェスチャーが進化。カロッツェリア新楽ナビ

今年、初登場から15年になるカロッツェリア楽ナビが新製品に切り替わり、10月中旬から11月中旬にかけて発売される予定だ。

カロッツェリアX20周年に高音質を追求した2chアンプ登場

今年はカロッツェリアのフラッグシップ・カーオーディオ「カロッツェリアX」のそのタイミングで2chパワーアンプのRS-A09X(315,000円)が登場する。

FLAX振動板採用。フォーカルの新パフォーマンス・スピーカー

フォーカルのパフォーマンス・シリーズは、クルマと音楽が好きで、走りと高音質にこだわるニーズに向けた、フォーカルの中核スピーカー。フォーカルの30周年記念モデルとして3年前に投入された165V30などが、パフォーマンス・シリーズの上位機種としてラインアップされているわけだが、それらがフルモデルチェンジした。

FLAXサンドウィッチコーンを採用
従来のパフォーマンス・シリーズはウーファーの振動板の素材にポリグラスを採用していたが、新モデルは振動板を一新した。新たに採用した振動板はFLAX(フラックス)サンドウィッチ・コーン。FLAXの繊維をグラスファイバーのスキンで、表と裏からサンドウィッチした構造の振動板だ。

FLAXとは、日本語に訳すと亜麻(アマ)といい、フォーカルの地元であるフランスが一大産地の植物。麻の文字が使われているため麻(HEMP)の一種と思われがちだが、FLAXの繊維はHEMPよりも強靭かつ柔らかく上質。このFLAXの繊維で作った織物がリネンで、エジプトのミイラを包む布やキリストの遺体を覆った聖骸布にも使われるなど、歴史が古い。現在でもハンカチやシャツなどに使われているオーガニック素材である。

この素材は軽くて剛性が高く、色づけが無いといった特徴があるそうで、振動板の素材としては理想的。また、ユートピア・シリーズをはじめとした上位モデルでしか採用していなかったサンドウィッチ構造を、この価格帯で初めて採用したのも特徴。これまでは手作業でしかできなかったサンドウィッチの行程を自動化したことでコストダウンが実現し、この価格帯の製品に投入できたのだという。
バイアンプ接続対応のPS165FXが先行発売
ラインアップは16.5cmセパレート2ウェイシステムのPS165FX(67,200円)と、同じく16.5cmセパレート2ウェイシステムのPS165F(46,200円)、13cmセパレート2ウェイシステムのPS130F(42,000円)、16.5cmウーファー+10cmミッドレンジ+トゥイーターのセパレート3ウェイシステム・PS165F3(88,200円)の4モデル。PS165FXとPS165Fの違いだが、PS165FXは付属ネットワークがバイアンプ接続可能で、ウーファーのセンターはフェイズプラグ付き。PS165Fはバイアンプ接続非対応のインライン型ネットワークでウーファーのセンターはダストキャップとなっている。従来モデルでいうと、P165V30相当のスピーカーがPS165FX、P165V15相当がPS165Fと思えばいい。
PS165Fはインライン型ネットワークを付属
13cm2ウェイのPS130Fもラインアップ
素材自体のキャラクターが少なく、ナチュラルで、ユートピアのWコーンに比べると、リネンの肌触りのようにややウォームなトーンとなっているという新しいパフォーマンス・シリーズ。どんな音を聴かせてくれるのか、楽しみだ。なお、ひとまずPS165FXを先行して発売し、それ以外のモデルは近日発売予定となっている。
10cmミッドレンジがセットのPS165F3も近日発売予定
アルファ オーディオ事業部