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ミューディメンションの25センチパワードSWがリファイン

ミューディメンションのチューンアップサブウーファーは、
アルミダイキャストボディのしっかりした作りからくる良質な低音と、コストパフォーマンスの良さで人気。そんなGLOWチューンアップサブウーファーの25センチモデルがリファインされて新登場した。

それがGLOW10100SW(47,250円)。GLOWチューンアップサブウーファーの中で最大の25センチウーファーは、新開発の3層構造ボイスコイル採用ユニット変更。内蔵アンプも前モデル、GLOW10000の160Wから200Wにパワーアップした。

しかもスピーカーレベル入力用のケーブルや電源配線用のケーブルなどをすべて付属しているので、純正オーディオへの追加も簡単。これで、価格は据え置きだからコストパフォーマンスはさらに高まった。ローパスフィルターを内蔵。低音のレベル調整が手元でできるベースコントローラーを付属。

【主な仕様】
●最大出力:200w●周波数特性:30〜160Hz●SN比:91dB●公称インピーダンス:2Ω+2Ω+2Ω●入力感度:82mV〜0.8V(定格出力)●クロスオーバー周波数:50〜100Hz●電源電圧:14.4V(10〜16V)●最大消費電流:12A●サイズ:幅369×奥行275×高さ82ミリ●質量:6.5キログラム

【関連リンク】
・イースコーポレーション

へリックスの真空管ハイブリッドアンプがモデルチェンジ

へリックスE400 TUBE DRIVEは、パワーアンプ初段前に真空管のバッファーを設けたハイブリッドアンプ。ファイナル段にはノンポーターMOS-FETを採用し、110W×4の高出力を実現する。


前モデル、E40から改良を重ねた2代目モデルで、真空管にはMT管9ピンの双三極管12AZ7Aを採用。電源部のスイッチングはMOS-FETの2パラレル駆動で、大型トロイダルトランス、大容量整流ダイオード、大容量コンデンサーを採用するなど、大出力でも歪みを発生しない電源構成だ。

内蔵クロスオーバーはA/BチャンネルとC/Dチャンネルをそれぞれハイパス/ローパスに切換できるから、フロント+サブウーファーシステムをE400のワンアンプで鳴らすことも可能。純正システムなど、RCA出力を持たないヘッドユニットでもスピーカー出力を利用して接続可能なハイボルテージ入力にも対応している。

暖かみのあるアナログチックなサウンドが欲しいなら注目のアンプだ。

【主な仕様】
●定格出力:110W×4(4Ω)/160W×4(2Ω)/320W×2(ブリッジ4Ω)●周波数特性:20Hz ~20kHz●歪み率:0.05%以下●SN比:90dB以上●入力感度:0.4〜6V●クロスオーバー周波数:40Hz~250Hz●ダンピングファクター:150以上●サイズ:幅470×奥行220×高さ58ミリ●質量:5.2キログラム

【関連リンク】
・エムズライン

クラリオンのPND、P7DTがTypeIIにマイナーチェンジ


クラリオンのPND「DrivTrax(ドリブトラックス)」DTR-P7DTがTypeIIにマイナーチェンジした。

新たに採用した機能は、走行中の急発進や急ブレーキを検知し、画面表示と音声で警告したり、安定走行をポイント化して表示することでエコドライブをアシストするエコドライブモード、徒歩・自転車モードなど。地図表示は文字を3段階に切り替えられたり、地図表示を10段階に切り替わるなど、カスタマイズ性も大幅に高まった。

さらにクラリオンのウェブサイトから、市街地データ、ナビ音声データ、おすすめスポットデータなどをダウンロード可能。ガンダムやドラゴンボールZなどの人気声優の音声をダウンロードして、ガイドさせることもできる。またオービスポイントを最大100件まで登録でき、登録地点付近を走行すると、警告を発する機能もあるし、お気に入りのスポットの画像を登録したり、登録地点に近づいたときに音声が流れるスポット連動音声の設定も可能だ。

モニターは4.3型で本体サイズは幅131×高さ83×厚み22ミリ・重量236グラム。ワンセグチューナーを内蔵しているほか、WMV/MP4形式の動画ファイルも見られる。動画ファイルは本体メモリーにも記録できるし、SD/SDHCカードに保存した動画ファイルも見られる。

検索データは住所が約3,500万件、電話番号が約800万件、ジャンルデータ約200万件、名称検索データ約200万件など。

ロックフォード・パワーシリーズの日本限定スピーカー

今年7月にフルモデルチェンジしたロックフォードのスピーカー、パワーシリーズに、日本限定モデル、T1652-S.JP(59,640円)が追加された。16.5センチ・セパレート2ウェイシステムで、レギュラー・モデル、T1652-S(51,240円)との違いは、アルミ&亜鉛ダイキャストの3ピース構造のブラッククロームメッキ仕上げグリルの採用。T1652-S.GR(10,500円)として、このグリルのみの単品販売もあり。

■T1652-S.JP
●最大入力:200W●定格入力:100W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:55〜22,000Hz●能率:89dB●取付穴直径:141ミリ(ウーファー部)●取付深さ:63ミリ(ウーファー部)

ロックフォード・マリーンスピーカーにブラックモデル登場

表面防水加工やUVコート、腐食防止を施したパーツの採用などで、船舶防水基準をクリアしたロックフォード・フォスゲートのマリーングレード・スピーカー「M2」シリーズに、ブラック・モデルが仲間入りした。ラインアップは16.5センチ同軸2ウェイのM262B(40,950円)と、20センチ同軸2ウェイのM282B(53,550円)の2モデル。クルーザー等の船舶はもちろんのこと、ビッグスクーターやクルマにも使える。
    M282B

■M262B
●定格入力:75W●最大入力:150W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:53~22,000Hz●能率:88dB●取付穴直径:130ミリ●取付深さ:71ミリ

■M282B
●定格入力:100W●最大入力:200W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:48~22,000Hz●能率:90dB●取付穴直径:180ミリ●取付深さ:86.9ミリ

X08パーフェクトフィットパッケージにホンダ4車種が追加

アルパイン
の「X08パーフェクトフィットパッケージ」は、同社のAVナビ、X08プレミアムをスマートに装着できる、車種別の取付キット。これまではプリウス、アルファード/ヴェルファイア、エスティマ、ノア/ヴォクシー、ウィッシュなど、トヨタ車用が中心だったが、先に発売されているインサイト用に続き、ステップワゴン/スパーダ、フリード、ストリーム、フィットのホンダ車用4機種が追加された。

「X08パーフェクトフィットパッケージ」は、専用デザインフェイスパネル、専用取付金具、専用X08シリーズ用ダイレクトカプラー、「パーフェクトフィット」セットアップガイド、専用取付説明書という内容。専用デザインフェイスパネルは、純正のインテリアにマッチするようデザイン&カラーリングされていて、後付け感を解消。市販ナビを装着すると、ナビのフェイス面がインパネより出っ張って、どうしても後付け感が出てしまうのを気にする人も多いと思うが、「X08パーフェクトフィットパッケージ」の専用取付金具は、できる限りパネル面とフラットになるよう調整しているので、純正ナビのような装着感だ。

車両側の純正廃線にカプラーを接続できるダイレクトカプラーがセットなので、面倒な廃線も簡単。「パーフェクトフィット」セットアップガイドには、車種ごとの室内の音響データが記載されているので、このデータ通りにX08プレミアムのイコライザー等の機能で調整すれば、簡単にベストな調整ができる。

ステップワゴン/スパーダには、リアビジョン取付キット(16,590円)も用意。グレードの内装色に合わせて、グレー/グレージュの2色を用意している。「X08パーフェクトフィットパッケージ」はステップワゴン/スパーダ用のKTX-X08-STとフリード用のKTX-X08-FRが6,800円。ストリーム用のKTX-X08-SRが7,350円、フィット用のKTX-X08-FIが6,850円。12月下旬発売予定。

ケンウッド初のメモリAVナビ、MDV-313登場

ケンウッドから2DINサイズのメモリAVナビ、MDV-313(オープン価格)が登場した。ケンウッドの市販モデルでは初のメモリAVナビだが、自動車ディーラー向けに2DINオーディオとガーミンのPNDを合体したようなナビ+オーディオを発売していたし、海外では数年前から2DINサイズのメモリAVナビを展開している。またケンウッドと経営統合したJVCも、自動車メーカー向けのOEMとして、メモリAVナビを納入している実績がある。そんな背景からできあがった製品が、MDV-313だ。

モニターは約33万画素の61.型ワイドで、メモリは4GB。ワンセグチューナーやFM多重VICSチューナーも内蔵する。フロントフェースにはUSBを装備。ここにはiPhone3GSを含む最新のiPodを接続して音楽が楽しめるし、別売のケーブルKCA-iP240V(4,200円)を使えば、iPodのビデオもMDV-313のモニターで見られる。DVDドライブはCD/DVDビデオの再生ができるほか、CD-R/RW、DVD-R/RWも再生可能。CPRMに対応したDVD-R/RWやMP3/WMA/WAV形式のデータを記録したディスクも再生できる。またフロントフェイス左下のボタンを押すとフェイス全体が外れるが、フェイス側のディスプレイ裏にはSDカードを差し込めるスロットがある。ここに音楽データを記録したSDカードを差し込んで、音楽再生もできる。

メモリは4GBだから、最近のメモリAVナビやPND(8GBが増えた)に比べると容量自体は多くはない。ところが、全国約830都市分の詳細市街地図を収録しているし、バーチャル3Dマップに切り替えれば、ビルが立体的に建ち上がる表示もできる。また検索データは、住所が約3,500万件、電話番号が個人宅約3,000万件&タウンページ約900万件と充実。ほかに約21,000件の施設と提携している駐車場検索、50音検索、ジャンル検索、周辺検索、マップコード検索などができる。つまり容量が4GBといっても、実際のデータ量は「DVDナビを軽く超える」とのこと。ここにはJVCのデータ圧縮技術が活かされているそうだ。

操作レスポンスの速さもMDV-313の特徴だ。メモリナビは全般的にレスポンスがいいのだが、その中でもトップクラスの速さと言っていいだろう。検索等の操作はサクサクできるし、スクロースもスムーズ。ルート探索時の待ち時間も気にならない速さだから、操作していてイライラしない。

ボタン周辺のイルミネーションは、クルマのインテリア等に合わせて好きな色に設定できるバリアブル・カラー・イルミネーション。またディスプレイが可変式ではないので、装着状態に合わせて見えやすいように画面を調整することはできないのだが、取付角度に応じて画面のコントラスト輝度をアップして斜め下からでも見えやすいように切り替えられる、取付角度表示調整機能もある。

外部入力端子を装備しているので、別売の4チューナー&4アンテナ地上デジタルチューナーを追加すれば、高画質な12セグ放送が楽しめるようになるし、リアカメラ入力端子に別売の後方確認用カメラを追加すれば、バック時にも安心。また映像出力端子にリアモニターを接続すれば後席でDVDビデオなどの映像が楽しめるし、デンソー製ETC、DIU-5310と連動して、ナビ画面に履歴を表示できる接続ケーブルも用意している。さらにオービスデータを収録したSDカードも発売する予定だ。

この内容で、実売は9万円前後の予定。約5万円のPNDと約3万円のヘッドユニットを同時購入することを考えれば、1万円ほどのプラスでDVDビデオが見られるし、iPod、バックカメラ、リアモニターなどの発展性も手に入る。というわけで、PNDの購入を考えている人は十分に検討する価値があると思う。