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AKMが新しいプロセッサーを発売。ケンウッド用?

旭化成(AKM)から5月28日に新しいハイレゾオーディオ専用プロセッサー、AK7739VQ/AK7737VQの販売を開始したとのリリースがありました。AKMのヴェルヴェットサウンドと言ったらケンウッドのカタログでもおなじみの文字なので「ケンウッドの新型ナビに搭載?」と思われますが、メーカーに聞いても開発中のもののことを教えてくれるはずもないので(笑)、勝手に想像してみます。

このAK7739VQという型番は、彩速ナビ・タイプZに搭載されたAK7738に1を足したものなので、後継チップということが想像されます。これまでのAK7738VQは28bit浮動小数点演算に対応していたんですが、新しいAK7739VQは32bit不浮動小数点演算に機能向上。1サンプリングあたり6144step/fs×3(48kHzサンプリング時)の並列演算処理ができるので、大幅に機能アップしています。秒間に何百万個の命令を実行できるかを示すMIPS(ミプス)も553から1326に上がっています。

プログラムエリアはRAMで構成されているので、ユーザーの要望に合わせた自由なプログラミングが可能。パラメトリック・イコライザーも、これを使って実現できるようです。また処理に必要なメモリーはすべて内蔵しているため、外付けメモリーは不要。プログラムはシリアルインターフェイス経由で、外部から内蔵RAMに格納するので、アップデートも容易にできます。

AK7739VQには32bit高音質DACのヴェルヴェット・サウンドテクノロジーも搭載。ハイレゾ音源を再生には効くと思います。内蔵DACは4chです。おそらく新しいタイプZが出るとしても来年に入ってからでしょうが、これの登場でこれから開発が進むんでしょうか? それとも他のメーカーも採用? いずれにしても楽しみです。

新しいiPod touch7、いきなり登場です!

iPhoneを持っていたら要らないといったら要らないので、もうでないのかなぁ…と思っていたら、昨日いきなり発表されましたね! 新しいiPod touch。近頃、Apple Musicとか各種インターネットラジオなど、ストレージがなくても音楽が楽しめるんですが、やはり本体に音源をダウンロードしてオフラインでも音楽が聴けるというのは大事で、最大容量は256GB。かつて人気だったiPod classicの160GB(HDD)をついに超えました。たっぷり音楽を溜めこめます。

見た目には、全モデルの第6世代iPod touchと変わらないので、サイズは幅123.4×高さ58.6×厚み6.1mmと、新しい第7世代も全く同じ。重さも88gと変わりません。ディスプレイも4インチのRetinaディスプレイで解像度も1136×640px、326ppiと変わりません。ボディカラーもスベースグレー、ゴールド、シルバー、ピンク、ブルー、レッドの6色で、第6世代と変わりありません。

じゃあ、ストレージ容量が増えただけ? というわけではありません。大きく変わったのがプロセッサー。第6世代ではApple A8というチップを採用していましたが、新しい第7世代iPod touchのプロセッサーはA10 Fusionチップ。これにより、パフォーマンスは最大2倍、グラフィックスは最大3倍も向上しているそうです。これだけ処理能力が高まると、ゲームファンにはうれしいでしょうね。サクサク動きます。今年の秋にはApple Arcadeという定額ゲーム配信サービスも始まる予定です。

筐体が第6世代iPod touchとまったく同じなので、イヤホンジャックも装備されています。最近はBluetoothイヤホンが全盛なので、イヤホンジャックがあってもなぁ…と思うでしょうが、ゲームをするときなんかは、イヤホンジャックがあってありがたいと思うでしょう。

大容量のストレージを活かして、ハイレゾを楽しみたいなら、オンキョーのHFプレーヤーやら様々なハイレゾ再生アプリがあるので、それをダウンロードするといいでしょう。iPod touchが立派なハイレゾプレーヤーになります。これで価格は第6世代と変わらず。32GBで21,800円、128GBで32,800円です。256GBになると43,800円ですね。予約はすでに始まっていて、いま購入すると5月31日がお届け予定日だそうです。

FaceTimeやらLINEやら、無料で通話可能なアプリもたくさん出ているし、Wi-Fi網が充実したエリアなら、もう携帯キャリアとの契約無して、iPod touchだけでいいやという人も出てきそうですよね(笑)

アポロ計画、といっても月旅行ではなく自動運転です

アポロ計画というと、僕らの世代では月への有人飛行計画ですよね。初めて月に降り立ったアポロ11号とか、アームストロング船長とか、爆発事故を起こしつつなんとか地球に帰還できたアポロ13号とかが有名ですね。これは映画にもなりました。

でも今、アポロ計画というと中国のバイドゥ(百度)が提唱する、自動運転に関する開発連合のようなんです。このアポロ計画は規模が大きくて、中国の自動車メーカーのほか、フォードやダイムラー、BMW、インテルやエヌビディア、ボッシュ、コンチネンタルなど、錚々たるメンバーが参画しています。ホンダも入っていますね。自動車メーカーからIT関係、部品メーカーまで、その数、100社以上。アポロ計画ではバイドゥが公開した、自動運転車を制御するソフトの情報を使って、各メーカーが開発を進めるんだそうです。AIを活用して世界規模で開発を進めることで、2020年までの完全自動運転の実現を目指しています。

その中の、OTAアップデートとデータ収集のために、ExcelforeのeSyncのプラットフォームが採用されたことが発表されました。なんだか、よくわからないですよね(笑)

OTAアップデートとはOver The Airアップデートの略。つまり、Wi-FiやBluetoothなどの無線ネットワークを使ってアップデートを行うことです。スマホでは今や当たり前のことですよね。で、eSyncプラットフォームは、クラウドとクルマの電子デバイスを双方向でつなぐもので、クラウドにあるサーバーとクルマ側のクライアント/エージェントで構成されるため、OTAでソフトウェアやファームウェアの更新ができるだけではなく、クルマの様々な情報をリアルタイムに収集できるんだそうです。

この双方向機能によって、クルマの様々なセンサーや制御装置から収集されたいわゆるビッグデータとクラウドの間には学習ループが構築されます。このおかげで、アポロ計画の自動走行ブログラムは、急速に高度に発展する基礎を提供するのだとか。バイドゥのマネージャーも「自律走行車においてはOTAの更新とデータ収集がますます重要になってきています」と語っているそうです。

バイドゥが中国の企業だけに、ファーウェイのようにトランプ大統領が口出しして開発が滞るようなことがなければ良いのですが(笑)、このアポロ計画によって、自動運転実現のスピードが加速するといいですね。運転するのが好きな人には、関係ありませんが(笑)

HD画質の10.1V型リアモニターがケンウッドから

先日、彩速ナビと連携する2カメラ・ドライブレコーダーが発表されましたが、それと同時に彩速ナビとの組み合わせにぴったりなリアモニターも出ていました。

このLZ-1000HDというモデルは、10.1V型のHDパネルを搭載したモデル。従来のWVGAパネルと比べて約2.6倍の1280×800の解像度なので、HD表示に対応した彩速ナビ・タイプMと組み合わせることでくっきりシャープな映像を再生できます。車内で、地デジなどのハイビジョン映像を楽しみたい人には、このシャープさはありがたいですね。

しかもHDMI入力端子を2系統装備しています。なので、彩速ナビを接続してももう一つの端子にスマートフォンやBD/DVDプレーヤーなどを接続できるわけですね。すべて彩速ナビで総合コントロールすることもできれば、リアだけ単独でパーソナルモニターとしても使用可能。これは便利です。

価格はオープンですが、市場予想価格は34,000円(税別)前後の予定。ヘッドレストへの装着が可能な取り付けキットは別売りで、こちらはLZ-900専用のものが使えるので、すでに発売済みです。Amazonで見たら、3,945円ですね。LZ-1000HDは、6月中旬には発売の予定。後席に子供を乗せて出かけることが多い人には、リアモニターは必需品かもしれませんね。

新しいマツダ3、オーディオ車のベースとしても良さそうですね

マツダ・アクセラがフルモデルチェンジにより、グローバルに通じるマツダ3の名前で日本でも売られるようになりました。それが、オーディオに力を入れているというので話題を呼んでいるというので、調べてみました。

調べてみると、思いのほか真剣にオーディオに力を注いでいることがわかってきました。通常マツダでは、クルマ設計の初期段階ではシャシーやエンジンをレイアウトして骨格が出来上がった後、空いたスペースにどのようにスピーカーをレイアウトするかを考えてきましたが、マツダ3では開発の初期に、エンジンやシャシーと同時にスピーカーレイアウトを決めたそうです。このおかげで、音響性能のための理想のレイアウトを確保できたとのことです。

これが現れているのが、ウーファーの位置。今、僕らはフロントのウーファーはドアに付いているのが当たり前のように思っていますが、マツダはその位置さえも一から考え、低音が効率よく鳴るポジションを解析。その結果を考慮して、カウルサイドと呼ぶ、Aピラーの付け根の下あたりに決定したのです。

ドアから低音を鳴らすウーファーを無くしたことで振動にも有利。また開口部が少なくなり、クルマ全体の静粛性もアップしています。これでオーディオを聴く環境としての性能も向上しており、一石二鳥。カウルサイドのウーファーは3リットル程度のエンクロージャーに入れられており、外への音漏れが少ないのもいいですね。

このスピーカーレイアウトは、オーディオメーカーが決定する前にマツダが独力で検討したそうで、これによりオーディオメーカーに依存しないで全マツダ車共通のコンセプトを実現できるという強みも得ました。つまり今後のマツダ車には、マツダ3で培ったノウハウを生かして、マツダ車共通コンセプトのもとで音創りを進めていくのでしょう。今後も楽しみです。

ドアの上部には8cm口径のミッドレンジが組み込まれ、ドアミラー裏のスペースには2.5cmツィーターが埋め込まれていますが、これは極力、反射音を無くして直接音を聴くという狙いから。まるでプロショップによるインストールのようですが、これが純正で付いているのだから、システムアップもしやすくなりそうです。

しかも、新しいマツダ3ではタイムアライメントも採用。システムには運転席用と全席用の音を選択できるようになっています。このあたりも、プロショップ的ですね。反射音を減らしてできるだけ直接音を聴くような中高域のスピーカーレイアウトだと、定位も出やすく音像がはっきりわかりそうです。これは期待大です。ちなみに、この「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」という純正システムのスピーカーはパイオニア製とのこと。ソースユニットは、もう一つのP社という噂です。またボーズのプレミアムオーディオも用意されています。

これなら純正でも十分かな? と思うでしょうが、やはり音楽好き、オーディオ好きならシステムアップしますよね(笑)。ということで、考えてみました。

フロント3ウェイのスピーカーは当然入れ替えたいと思います。ツイーターとミッドレンジは、各メーカーから出ているし、価格帯も様々なので、好きなオーディオ・ブランドや予算に応じて選べば良いかと思います。問題なのはウーファー。12cm口径ということなので、頑張って13cmスピーカーが入れば問題ないのですが、もし入らなければけっこう面倒なことになりそうです。
ブラムの8cmミッドレンジ、MS3.55は55,000円(ペア/税別)

約3リットルのエンクロージャーも、そのまま使えるかどうかが気になるところ。3リットルだから、そんなに大きなスピーカーは組み込めないだろうし、場合によっては背圧処理の工夫も必要かもしれません。個人的には、ここでの低音は欲張らず、12〜13cmのスピーカーを組み込んで、サブウーファーを追加してより低い周波数を鳴らす構成にすると思います。

ヘッドユニットは外して市販機に入れ替えるわけにはいかないでしょう。マツダ・コネクトはカーナビからオーディオ、インフォメーション、コミュニケーション、設定まで総合コントロールができるし、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応していて、一度これを使ったら、やめて市販機にというわけにはなかなかいかないと思います。

もしそうしたいといっても、インパネの大加工をしなければならないでしょう。ここは純正システムに追加できるDSPやDSPアンプの出番かと思います。DSPアンプは、オーディソン のプリマ・シリーズやマッチなどがありますし、DSPはやはりオーディソン のbitシリーズやヘリックスのDSPプロからブラックスのBRAX DSPまで、最近数がものすごく増えているので、こちらも予算や好みに合わせて選べます。
オーディソン のアンプ内蔵DSP、AP8.9bit 100,000円(税別)

純正スピーカーはフロント3ウェイ+リア左右の計8スピーカーシステム。ボーズのシステムになると、これにサブウーファーはリアのサテライトスピーカーなどが加わるようですが、オーディオのシステムアップが前提だと、ボーズは選ばなくていいですね。

マツダが「好みの音量で聴けるポテンシャルを持ち、音楽に忠実な再生を行うことで音楽再生の土台を提供する」ことを目標に開発したマツダ3。スピーカーレイアウトを含む設計段階からオーディオに力が入っているので、スピーカーの入れ替えやDSP(アンプ)の追加だけでも、かなりの音質向上が期待できそうです。こちらも参考にしてもらうとして、早くどなたか試してみてください(笑)。

彩速ナビと連係する2カメラドラレコ

さすがドライブレコーダーは人気ですね。今日もドラレコの新製品です。今日、発表したのはケンウッド。彩速ナビ・タイプMと連携する2カメラ・ドライブレコーダーです。

新しい彩速ナビ・タイプM(MDV-M906HDL/M906HDW/M906HD)は高精細なHDパネルを搭載していますが、新しいドラレコ、DRV-MN940は、前後ともに1920×1080のフルハイビジョン画質で記録可能。HD対応の彩速ナビと組み合わせることで、録画中の映像や再生映像を、カーナビの大きなハイビジョン画面で見ることができます。解像度は、従来のWVGAパネルと比べて約2.4倍の高解像度。シャープでくっきりとした映像です。

フロント用


リア用

本体は、カメラ部と録画部のメインユニットが分離したセパレート・タイプなので、カメラ部はコンパクト。メインユニットも、前後カメラの映像を1枚のSDカードに記録するなど、コンパクト&スリムを考えた設計。しかもこのおかげで、カーナビの画面や専用ビューアーソフトで録画映像を再生するときに、前後シンクロ再生も可能です。これは便利ですね。

リアカメラは、ルームミラーやバックカメラの補助用としても活用可能。このバーチャルルームミラー機能は、荷物を積みすぎて後ろが見えづらいクルマにはとても便利。カーナビの画面で後ろの映像を確認できます。オーディオを積んで後方が見えないクルマとか、リアウインドウを小さくカスタマイズしたクルマなどにもありがたいと思います。

カーナビの地図上に、再生している走行動画の位置をP in Pで表示させることもできるし、地図と再生映像の2画面表示もできるなど、カーナビ連携の機能も充実。フロント用カメラにはHDR機能を搭載し、トンネルの出入り口や逆光の時など、明暗差が激しい環境でも、白飛びや黒つぶれを抑えて明瞭な映像を記録できるし、偏光フィルターを内蔵しているので、フロントガラスへのダッシュボードの映り込みを低減するなど、映像をきれいに残す装備も充実しています。

撮像素子は1/2.8型の約207万画素CMOSセンサーを採用。レンズは2.0のF値で水平約124度、垂直約68度(対角約133度)の画角で撮影できます。音声記録はオン/オフ可能。常時録画のほか、イベント記録、手動録画、静止画記録、駐車記録のモードもあるので、事故等の記録だけではなく、ドライブ中に出会った美しい風景などを記録するのも良さそうです。手動録画の映像は、常時録画とは違うフォルダーにデータが記録されるので、データの呼び出しや保存も楽です。

イベント記録や駐車録画では、内臓のGセンサーが衝撃を感知すると作動。前後・左右・上下の3軸センサーなので、敏感に反応します。記録メディアはmicroSDHC/SDXCカード。最大128GBのカードに対応します。付属しているのは16GBのmicroSDHC。これだと1920×1080の解像度でフレームレートが27fpsの場合、1時間10分しか記録できないので、早めに大容量のカードへの入れ替えをお勧めします。

フレームレートが27fpsということからもわかるように、LED信号機の光が消えていることがないように配慮。もちろん、地上デジタル放送の電波への干渉も低減する対策を施しています。まぁ、カーナビと連携するカメラなので、当然といえば当然ですが。彩速ナビ・タイプMをマイカーに組み込むついでにドラレコもと考えている人には、良いモデルかと思います。オープン価格ですが、市場想定価格は5万円前後のようです。

NAVITIMEにぽっこりーずが

スマホアプリの「NAVITIME」を使っている人はいますか? もしNAVITIMEやNAVITIME for auスマートパス、NAVITIME forスゴ得、NAVITIME for App Pass、auナビウォークをお使いの方なら「ぽっこりーず」の無料着せ替え機能が使えるようになります。

注目したいのは、アプリ・トップ画面のイラストに合わせて、近所のラーメン店をワンタッチで探せるところ。周辺のラーメン店が一覧で見られるので、ラーメン好きにはぴったり(笑)です。音声案内でも、ぽっこりーずのギャラクターが出てきてサポート。ゆるく案内してくれます。

NAVITIMEはカーナビというよりは、電車やバス、タクシー、徒歩などを組み合わせて最適なルート探索ができる総合ナビアプリ。どこかへ出かけて飲みに行ったついでに、帰りにシメのラーメンを食べたいといった時などに便利かもしれません(笑)。有料なので、新たにダウンロードして使ってみては? とは言いませんが、すでにお使いの方なら試してみてはいかがでしょうか?

オウルテックからドライブレコーダー。F1.8の明るいレンズとPLフィルター付きが魅力です

オウルテックって、ケーブルとかUSBとかモバイルバッテリーとか、スマホやパソコン関連のアクセサリーを出しているメーカーかと思っていたら、ドライブレコーダーも出しているんですね!

その新製品がOWL-DR701G。本日発売開始で、オープン価格です。アマゾンで見てみたら、17,798円ですね。安い! とまでは言えませんが、まあまあ普通の値段です。

特徴はF1.8の明るいレンズを搭載していること。ケンウッドのDRV-630と同クラスの、夜でもノイズが少なくクリアな映像を撮影可能です。またC-PLフィルターを付属しているのも特徴。この偏光フィルターは不要な反射光を抑えることができるので、ダッシュボードの映り込みなどを抑えてクリアな色を再現できます。フィルターのおかげで、少し暗くはなりますが、車内で使うには効果的な装備です。またWDR機能により、逆光時の黒つぶれを防ぐこともできます。

撮像素子は1/3インチのCMOSを搭載。解像度は最大で2304×1296ピクセルのスーパーHDクオリティ。1920×1080ピクセルのフルHDを超える高画質で記録できます。画角も135度と超広角です。記録メディアは最大64GBのmicroSDカードに対応。16GBの容量のmicroSDを付属しているので、買ったらとりあえずすぐに使えます。

ブラケット部にGPSを内蔵し、本体内には加速度センサーを内蔵。万が一、事故を起こして振動を検知すると、自動的に映像を保存して上書き保護するので、いざという時にも安心。Windows用の映像再生アプリ「GP Player」と組み合わせれば、走行記録をGoogleマップ上に表示できます。

給電は付属のシガーライタープラグからできるほか、内蔵のバッテリーで最大5日間は動きます。なので、駐車監視も可能。振動を検知すると自動的に録画するので、車上荒らし等の記録も可能です。録画状態でのバッテリー動作時間は15分です。

LED信号機の撮影にも対応しているし、地デジ電波との干渉も低減する処理を施しているので、カーナビ等の他の機器との併用も安心。幅88×高さ48×奥行36mmのがっしりしたデザインは存在感も高く、よくあるメーカーとは違うドラレコが欲しい人には良いかもしれません。ドラレコの場合、途中で壊れないかも心配ですが、1年間の保証期間付きです。

人とクルマのテクノロジー展へ行ってきました

今日5月22日から24日まで、パシフィコ横浜で開催されている「人とクルマのテクノロジー展2019」。早速出かけてきました。

このイベントは自動車技術会の主催で行われるもので、一般向けというよりは、自動車業界の技術者・研究者に向けた専門展という側面を持ちます。展示も自動運転だったり、ADASやIoT、AIだったり、測定器だったり、開発に役立つ専門的な技術が多いので、話を聞いていると面白いんですが、たぶん見てもチンプンカンプンで面白くない(笑)と思います。その中で、カーAVにも関係あるかな? 的なものを無理やり探していくと…。

まず、音を見える化したという球体の物体。ごめんなさい。メーカーは忘れました(笑)。この球体にマイクとカメラが付いていて、タブレットにどこでどの周波数の音がどれだけ出ているのかが見えるわけです。1/3オクターブ単位で計測できるので、特定の振動などを計測することも可能。クルマからなんか異音が出ている時に、原因の特定なんかに役立つかもしれません。ただ残念なことに、計る範囲が狭いんですよね。確か、400Hzからといってたかな? これじゃ、大切な低音振動の対処はできませんね…。残念。ま、そのうち20Hzから測れるものも出てくるかもしれないので、期待しましょう。

低周波、中域、高域をそれぞれピンポイントで吸音するアイテムもありました。ごめんなさい。これもメーカーを忘れてしまいました(笑)。それぞれ素材が違っていて、低域用は薄いプラスチックみたいなもので500Hzを中心に吸音、中音用は1000Hzよりも上を中心に吸音します。高音用はそれ以上の周波数を中心に吸音。このように特定の周波数を中心に吸音できる素材は、音のチューニングに使えるかもしれません。粘着材などはない状態のアイテムでしたが、これも取り扱う会社が現れるかもしれませんね。

ピエゾリスンというピエゾスピーカーは,TDKにありました。ま、新しいものではありませんが薄いのが特徴です。これは振動で音を鳴らすもので、けっこう大きな音で鳴っていました。ただし、質は…ですが。ダッシュボードや天井のパネルなどに仕込んで、どこから鳴っているかわからないけど、音に包まれているというようなBGM的な鳴らし方には良いかもしれません。

インパネの変わり種を出していたのはDNP(だったと思う)です。ウッドのパネルから様々な表示が浮かび上がります。で、表示がない時はシンプルなウッドのパネル。これはなかなか面白いです。とくに、白を真っ白に出すのが難しかったらしいのですが、白がくっきりと出ていたのには感心しました。ただ、明るさは200ルクスと言ったかな? それくらいしかなく、直射日光が当たると見えないらしいのです。このような屋内だと問題ないんですが。まあ、それも中の光源の問題だと思うので、じきに解決するものと思われます。期待しましょう。

5Gは、人体にも問題がありそうという噂もあるので、大きくは取り上げませんが、クルマのガラス用アンテナもありましたということで(笑)。

ざっと、大急ぎで見てきましたが、まだまだ興味深い展示は多数あります。クルマ関連の企業で働く方のみならず、たぶん誰でも入れるはずなので、興味のある方は残り2日のうちに自分の眼で確かめてくることをお勧めします。登録制で無料です。

ロックフォードから12インチの本格パワードサブウーファー

音楽を迫力たっぷりに楽しく聴くには低音が重要。おかげさまで、カーオーディオのグレードアップ時にパワード(アンプ内蔵)サブウーファーをシステムに加える人は、けっこういるようです。

ただし、その多くはシート下にも装着可能なコンパクト&スリムなタイプ。もちろん、それでも十分に効果はあるんですが、どうせならもっとパワフルな低音を加えませんか? というわけで、ロックフォード・フォズゲートから新発売のパワードサブウーファーの紹介です。

本日5月21日発売のP500-12P(93,000円/税別)は、12インチの大口径ユニットをバスレフ型ウーファーボックスに組み込み、定格出力500Wの内蔵D級アンプで鳴らすオールインワンの本格パワードサブウーファー。ボックスは板厚15mmのMDFを使用し、PVC(ポリ塩化ビニル)のラッピングが施されています。

ウーファーグリルは標準装備なので、振動板をほぼ。PLC(パンチレベルコントローラー)も付属しているので、これを運転席付近に設置すれば、手元で低音のレベルを調整できます。音声入力はライン入力のほかハイレベル入力にも対応。純正システムなど、プリアウトがない純正オーディオなんかにも追加できます。

-12dB/octのバリアブル調整式ローパス・クロスオーバーも内蔵。ベースブーストや位相切り替えもあって、調整機能は充実しています。電源や音声入力がカプラー構造になっていて、大きい荷物を積みたい時は配線を手軽に外せるのもありがたいですね。ただし、パワーケーブルやRCAケーブル等は付属していないので、別途ワイヤリングキットが必要ですが。

けっこうな値段ですが、2〜3万円のサブウーファーに4〜5万円のアンプを組み合わせて箱を作ったら、この値段では済まないと思います。という意味では、とってもお買い得。低音をシステムに加えて、音楽再生を厚く楽しくしませんか?

<仕様>
●内蔵アンプ出力:定格500W/最大1000W●ボックスタイプ:バスレフ型●周波数特性:20Hz~200Hz●入力感度:100mV~3V●クロスオーバー:ローパス50Hz~200Hz(-12dB/oct)●ベースブースト(0~+12dB)●位相切替スイッチ:0°/180°●入力切替スイッチ:HI/LO●サイズ:幅629×高さ380×奥行き303(上面182)mm●内蔵ヒューズ:15A×2

先進運転支援システムで事故のリスクを低減

みなさん「MaaS(マース)」ってご存知ですか? Mobility as a Serviceの略で、直訳すると「サービスとしての移動」。これじゃ、なんだかわかりませんが(笑)、ウィキペディアによると「運営主体を問わず、情報通信技術を活用することにより自家用車以外の全ての交通手段による移動を一つのサービスとして捉え、シームレスにつなぐ新たな移動の概念」だそうです。これでも、わかりづらいですが(笑)。

要するに、トラックだの電車だのタクシーだの、様々な自家用車以外の交通手段をすべてクラウド化して、安全かつ効率的な移動手段を提供するのが、最近の情報通信技術の発達によって現実味を帯びてきたため、急にクローズアップされてきたということでしょうか。ま、概念なので、細かい決まりはないし今後どんなサービスが出てくるのかも想像できませんが、MaaSが進めば、クルマが減ることは確実なようです。寂しいですが。

そんなMaaS市場の開拓に向けてパイオニアとエコモットが協業します。エコモットは、社会から交通事故を無くすことも目標に、商用車と対象とした交通事故削減ソリューション「Pdrive」を提供してきた会社。これまでは、各種センサーデータを用いてヒヤリ・ハットを可視化することで、ドライバーの安全運転意識を高めてきましたが、今回はパイオニアが提供する先進運転支援システム「Inteligent Pilot」を採用。具体的には、パイオニアが通信型2カメラドライブレコーダー・TMX-DM03を供給し、クラウドアプリケーションの開発とサービス運用&保守をエコモットが行います。それで、車両の種類を問わずに移動の安全性を底上げしようというわけです。

TMX-DM03は、ドライバーをモニタリングする2カメラ体制なので、これだけでもまばたきの回数や顔の傾きを検知してドライバーの眠気をを警告したり、脇見運転を警告したり、危険運転を検知して注意喚起したりしますが、エコモットのクラウドアプリケーションが加わることで、ここのドライバーの運転傾向などからパーソナライズされた運転アドバイスや警告を受けることができます。リスクが現れる前の段階で警告を受け取ることができるので、事故のリスクは大幅に減りそうです。

当初は、これまでと同様に事業者向けとして提供されそうですが、今後はモビリティ・サービス事業者や家庭用の自動車市場にも提供していく予定とのこと。今後、ますます高齢者ドライバーが増えて事故の危険性が増すことは予想できるので、早く家庭用自動車市場への導入を果たしてもらいたいものです。

JLオーディオから光るスピーカーが出ます

JLオーディオから、新しいLEDシステムを搭載した光るスピーカーが出ます! いや、スピーカーはべつに光らなくていいんですけど(笑)目立つことウケアイです。

このM6シリーズというスピーカーはマリン仕様のコアキシャル2ウェイモデル。防水&腐食対策を施しているので、オープンエアでの環境下でも使えます。トランクオーディオなんかに使うのも、派手で良いかもしれません。

サイズは16.5cmと19.6cmの2種類で、それぞれフレームはホワイトとチタニウムの2色があります。つまり全4機種ってことですね。型番は16.5cmモデルがM6-650X-S-GwGw-i(ホワイト)とM6-650X-S-GmTi-i(チタニウム)で、それぞれ125,000円(税別)。19.6cmモデルはM6-770X-S-GwGw-i(ホワイト)とM6-770X-S-GmTi-i(チタニウム)で、各143,000円(税別)です。けっこうな高級機ですね。

LEDはウーファーのフレームのスパイダーの外周に配置。何個あるかのデータはありませんが写真を見る限り20個くらいはありそうです。これで、半透過型の振動板の裏から色むらなく均一に照らすわけですね。LEDの色は、レッド/グリーン/ブルー/イエロー/ピンク/アクア/ホワイトなど、LED専用配線の組み合わせによって変更可能。発売時期や価格は未定ですが、MLC-RWというマリーンライティングコントローラーも販売予定で、これを使えばボタン一つで色を変えることができるようです。また市販のRGBコントローラーも使えるようですね。

ツィーターは16.5cmモデルには2cm径、19.6cmタイプには2.5cm径のものを使用。両方ともピュアシルクの振動板を採用したソフトドーム型です。クロスオーバーネットワークは、リング状の密閉ケースに収められてウーファーのフレーム内にマウントされていて、塩害対策も万全です。

クルーザーとかボートに使うのが本来の使用法でしょうが、クルマに使ったりバイクに取り付けたりするものもちろんOK。きっと派手で目立つ仕上がりになるでしょう。あっ、そうそう。光らせるには別途、12Vの電源やヒューズが必要なので、お忘れなく。

▪️主な仕様
M6-650X-S-GwGw-i&M6-650X-S-GmTi-i
●定格入力:75W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:55Hz~25kHz●能率:89.5dB●取付穴直径:127~133mm(ウーファー部)●取付深さ:76mm(ウーファー部)

M6-770X-S-GwGw-i&M6-770X-S-GmTi-i
●定格入力:100W●公称インピーダンス:4Ω●周波数特性:45Hz~25kHz●能率:91dB●取付穴直径:159mm(ウーファー部)●取付深さ:84mm(ウーファー部)

AmazonのFire7タブレットが5,980円!

何気なくAmazonを見ていたらトップにFire 7 5,980円の文字がどど〜んと出てきました。iPad miniを持っているので不要なんですが、この値段は気になりますよね。5,980円なのは16GBモデルとはいえ、なにせiPad miniの最新モデル(64GB)は45,800円(税別)から。ケタが違います。

しかもAlexa対応。このへんが旧モデルと大きく変わった点ですかね。Alexaに話しかけて天気を聞いたり、電車の運行状況を聞いたり、カレンダーをチェックしたり。ニュースを聞いたり、音楽を再生したりもできます。またAlexa対応の家電の操作もできますね。ま、対応していないとダメですが。

あとカメラも、旧モデルより進化しています。旧モデルがフロントカメラ+2メガピクセルリアカメラという仕様だったのに対して、新Fire 7タブレットはフロント&リアともに2メガピクセルのカメラを搭載。しかも720HDのビデオレコーディングも可能になりました。ま、タブレットのカメラを使う人がどれだけいるのかは謎ですが。少なくとも僕はiPadのカメラは使ったことがありません(笑)。

あとストレージが旧モデルは8GBと16GBの2タイプだったのに対し、新モデルからは8GBがなくなり、16GBと32GBになりました。ちなみに32GBタイプは2,000円アップの7,980円。これでも十分に安いですね。あとmicro SDスロットに差せるカードの容量が、旧モデルは400GBまででしたが、新モデルでは512GBまでに上がっています。

それ以外の部分は、ほとんど変わりなし。ディスプレイは7インチで、解像度は1024×600(171ppi)。プロセッサーはクアッドコアの1.3GHzで、ボディカラーはブラックのみです。ボディサイズは192×115×9.6mm。ちょっと厚いですね。写真を見てもわかります。重量は286gなので、前モデルより9gほど軽くなっています。これは、嬉しいですね。ただし、バッテリーの持続時間が8時間から7時間に短縮しています。

同時に出たキッズモデルが11,980円なので、それのほぼ半額。これだけでもお得なのがわかります。ちなみに8インチのFire HD 8タブレットは1280×800のHDディスプレイを搭載して8,980円。ただしAlexaには対応していません。となると、Alexaを使いたいならFire 7、Alexaは不要というなら3,000円足してFire HD 8 HDという感じでしょうか。ま、いずれにしてもコストパフォーマンスは抜群。発売は6月6日です。

キャンピングカーや大型車用のドラレコです

今や、ドライブレコーダーは標準装備品に近いほど当たり前のようにクルマに付いていますよね。とくに一昨年に起こった、東名高速でのあおり運転から始まった死亡事故の影響で、フロントとリアの2カメラを装備するクルマが増えたような気がします。たしかにあおり運転を記録するにはフロントカメラだけでは不十分で、むしろリアカメラの方が重要ですよね。

でも「ウチのクルマはリアガラスにカメラの取り付けができない」とか「デカいクルマだからケーブルが届かない」という人もいるかと思います。そんな人向けにTCLが開発したのが、スマートレコの新モデル、WHSR-532WP(69,800円/税別)です。

ちょっと高いと思う人も多いかと思いますが、このドラレコはキャンピングカーやトラック、特殊車など用に特化したモデルです。後方用のカメラは保護等級IPX7の性能を持つ防水タイプだから、車体の外にしても大丈夫。後方カメラ用の接続ケーブルは15mもあるので、大型車にも設置可能です。

また後方カメラには、暗闇に強いIR(赤外線)センサーを採用。前方、後方ともに1280×720ドットのHD画質で記録できます。また前方カメラにも、暗い箇所を明るく補正するナイトビジョンを搭載し、逆光の影響を抑える WDRも装備しています。さらに駐車監視モードも搭載。クルマの周囲の動くものや衝撃を感知して自動的に録画を開始するので、当て逃げや車上荒らしの監視もできます。駐車監視モード時に、ユーザーが電圧や時間を設定できる電源自動遮断機能を搭載しているので、バッテリー上がりの心配も少ないですね。

別体のGPSモジュールは、みちびきにも対応。Gセンサーとモーションセンサーも内蔵しています。記録方式は常時録画/衝撃録画/駐車監視録画の3モード。Gセンサーにより、衝撃を感知した時の前5秒から後15秒を衝撃録画として自動的に記録・保存します。最大64GBまでのマイクロSDに記録(付属のマイクロSDは16GB)します。ビューワーはWindows PCを使います。

フロント用カメラには3.5インチのタッチパネル式液晶ディスプレイを搭載し、これで前方だけではなく後方のモニタリングが可能。これをバックカメラ代わりに使う手もありそうです。LED信号機の消灯が無いような対策もされているし、電磁波による地デジ干渉を抑えた設計も施されているなど、基本性能も充実。キャンピングカーや大型車などをお持ちの人は、どうでしょうか、これ。

レーダー探知機の装備がまだならこんなのいかが?

みなさん、運転中のオービス情報は、どのようにして得ていますか? すでに高性能なレーダー探知機をクルマに装着していたら心配しなくていいかもしれません。が、探知機も何もなかったら、ちょっと心配ですよね。とくに移動式のオービス。

そんな不安を解消するスマホアプリが「オービスガイド」。このアプリは、ユーザー同士が協力して、移動式オービスの目撃情報など、さまざまな情報を知らせるアプリなんですが、アップデートして全国の取り締まり情報の投稿をプッシュ通知で受け取れるようになりました。つまり、アプリを起動していなくても、すぐに情報が飛び込んで来るんですね。これ便利。

このアプリはiPhoneとAndroidの両方あり。ともに無料版のほか、買い切り各360円(アプリ内課金あり)の有料版もあります。アプリ内課金はプレミアムコースというもので、月額120円。これを選ぶと、プッシュ通知やつぶやき取り締まり情報(読み上げ案内)のエリアを選択できたり、リアルタイム取り締まり情報一覧から地図にジャンプできるなど、より使い勝手が高まります。またAndroidにはオフラインマップ版(360円)も用意されているんですが、こちらはデータ通信量を抑えるために、通知や共有機能はありません。つまり、Androidオフラインマップ版以外は、アプリ利用者なら無料でプッシュ通知が受けられます。

北海道から沖縄まで、実際に現地調査しているので、オービスデータは正確。撤去ポイントは削除していて、各種オービス600カ所以上の最新のデータが得られます。加えて、移動式オービスはユーザー間の情報共有で実現。これがプッシュ通知でリアルタイムに届くので、レーダー探知機にも劣らない情報が得られるというわけです。

ま、投稿にいたずらがあったり、不正確な情報が含まれているということも無いとは言えませんが、用心するに越したことはなし。レーダー探知機をまだ付けていない人には、心強い味方になるアプリです。ダウンロードはiPhone版、Andoroid版で。

パナソニックが新ゴリラを3モデル発表

今はスマホのカーナビアプリがあるので、それを愛用している人も増えていると思います。が、一度専用のカーナビを使ったことがある人なら、スマホナビは自車位置の測位精度が不安とか、案内が物足りないとか、色々と不満が出てくると思います。やはり、慣れたカーナビが一番ですよね。そんな理由でパナソニックのPND=ポータブルカーナビ、ゴリラは、他のPNDが需要を大幅に減らしている中で、販売台数をキープしているんだと思います。

そんなゴリラの新製品が3機種発表されました! CN-G1300VDとCN-G730D、CN-G5300Dの3モデルです。G1300VDとG730Dが7インチモデル、G530Dが5インチモデルで、最上位のG1300VDは3年間の無料地図更新付きで、VICSワイドに対応、リアビューカメラの接続に対応しているなど、最上位機ならではの装備があります。
CN-G1300VD

CN-G730D

CN-D530D
これらはすべて最新の2019年度版地図を搭載。交差点拡大図は、最近増えている誘導カラーレーンまでリアルに再現するなど、見た目をさらにリアルにして、早めの進路変更を促してくれます。高速分岐案内も、ナンバリングに対応するなど、実際の道路案内と同じ状況になっています。さらに一時停止などの標識では、見落としを防ぐために音とアイコンで注意喚起。このような安全・安心運転サポート機能も、スマホナビでは得られない点かと思います。

地図がすぐに古くなるのが、随時地図更新しているスマホナビにはかなわない点かと思いますが、最上位のG1300VDなら3年間の地図更新が無料。今、都内を中心に2020年の大イベントに向けて新しい道路がバンバン作られていますが、それらの新規開通道路にも対応します。もちろん、その道路を使ったルート案内もします。また、VICSワイドに対応したG1300VDなら、渋滞を避けたルートを自動で探索する「スイテルート案内」にも対応。渋滞に遭遇しない確率が高まります。

GPSとみちびきに加え、グロナスにも対応したトリプル衛生受信で、測位率を向上しているし、上下センサー、左右センサー、加速度センサーの高精度GジャイロでGPSの電波を受信しにくい場所でも、正確に自車位置を測位。トンネルや高架下などでも安心して走れるのは、専用ナビならではのポイントかと思います。加えて、サービスエリアやパーキングエリアから出る時に、逆走を注意する案内を画面と音声でしてくれるし、万が一逆走を検知したらアイコンと音声で警告します。このあたりも、スマホナビではできない案内だし、正確な自車位置精度があるからこその機能かと思います。

パナソニックのPNDユーザーは、半数以上が50歳を超えているといいます。となると、求められるのは、見やすさやわかりやすさに加えて、安全・安心運転サポート機能の充実。新しいゴリラは、踏切や急カーブ、制限速度などの案内でそのあたりを充実させているし、デカ文字表示やデカ地図表示で見やすさも高いものに仕上がっています。そこまでの親切さは不要と思う人も多いかと思いますが、いずれ、これがあって便利と感じる時期が来るはず。そんな親切機能がゴリラの持ち味です。

新ゴリラは、6月上旬に発売予定。すべてオープン価格ですが、市場想定価格はG1300VDが65,000円前後、G730Dが54,000円前後、G530Dが39,000円前後の予定です。

まだ2カメラ体制じゃない人はこんなのどうでしょう

古いスマホが家でゴロゴロしている人はいませんか? カーメイトの調べによると、全体の62%が余りスマホを保管していて、そのうち再利用している人はわずか32.5%。7割近いスマホが、再利用もされず家でゴロゴロしているようです。

ならば、というわけでカーメイトがリリースしたのが、スマホでリアの映像が撮影できるスマホアプリ「DriveMate RemoteCam(ドライブメイト・リモートカム)」。今年の4月1日にはリリースされています。続いて5月15日には、リア専用ホルダーの「スマホルダー・ガラス貼付」も発売。これで、あおり運転の記録も可能になるわけですね。

ま、すでに2カメラのドライブレコーダーを使っている人には関係ありませんが、2カメラ・ドラレコを持っていない人には、使っていないスマホでリアの映像を録画できて一石二鳥。ま、衝撃を感知しての自動録画スタートみたいな機能はないので録画は手動ですが、普段使いのスマホをリモコンとして利用すれば、リアに設置した余りスマホと連動して、録画の開始/停止ができます。

この場合、両方のスマホにDriveMate RemoteCamをダウンロードするわけですが、一度インストールしてしまえば操作は簡単。Bluetoothで接続し、面倒な接続操作は不要です。またボタンが大きいので録画のスタート/停止もラクラクです。

動画にはマップ、速度、日付といった走行情報をオーバーレイできるし、動画をリストで管理し、SNSへのシェアも簡単。もちろん、本格的なリアカメラに比べると画角は狭いし、明るさも、よくできた専用リアカメラのほうが暗い場所でも映りが良いとは思います。が、せっかくスマホが余っているなら、それを活用しない手はありません。

スマホルダー・ガラス貼付は5月15日発売。価格はオープンなので、Amazonで調べてみましたが、まだ出てこなかったので不明です。ただカーメイトのスマホルダーの別のタイプは1,600円とか1,710円とかで売られているので、これに近い価格なのでは? と想像できます。クルマへの固定は貼り付け式。挟み込むだけで簡単にスマホをホールドします。角度調整が可能なので、さまざまなクルマのリアガラスに取り付けられそうですね。

個人的には、あおり運転は受ける側にもなんらかの理由があることが多いと思っています。たとえば、走行車線が空いているのに、車線変更せず、ダラダラとずっと追越車線を走っているといったことです。これ、通行区分違反ですからね。れっきとした違反です。でも、意味不明に煽ってくる輩もいるのは確か。そんな輩に出会ってしまった時、リアカメラの映像は重要です。まだ2カメラ体制にしていないなら、ひとまずこれで2カメラ状態にしておきましょう。