パナソニックが新ゴリラを3モデル発表

今はスマホのカーナビアプリがあるので、それを愛用している人も増えていると思います。が、一度専用のカーナビを使ったことがある人なら、スマホナビは自車位置の測位精度が不安とか、案内が物足りないとか、色々と不満が出てくると思います。やはり、慣れたカーナビが一番ですよね。そんな理由でパナソニックのPND=ポータブルカーナビ、ゴリラは、他のPNDが需要を大幅に減らしている中で、販売台数をキープしているんだと思います。


そんなゴリラの新製品が3機種発表されました! CN-G1300VDとCN-G730D、CN-G5300Dの3モデルです。G1300VDとG730Dが7インチモデル、G530Dが5インチモデルで、最上位のG1300VDは3年間の無料地図更新付きで、VICSワイドに対応、リアビューカメラの接続に対応しているなど、最上位機ならではの装備があります。
CN-G1300VD

CN-G730D

CN-D530D
これらはすべて最新の2019年度版地図を搭載。交差点拡大図は、最近増えている誘導カラーレーンまでリアルに再現するなど、見た目をさらにリアルにして、早めの進路変更を促してくれます。高速分岐案内も、ナンバリングに対応するなど、実際の道路案内と同じ状況になっています。さらに一時停止などの標識では、見落としを防ぐために音とアイコンで注意喚起。このような安全・安心運転サポート機能も、スマホナビでは得られない点かと思います。

地図がすぐに古くなるのが、随時地図更新しているスマホナビにはかなわない点かと思いますが、最上位のG1300VDなら3年間の地図更新が無料。今、都内を中心に2020年の大イベントに向けて新しい道路がバンバン作られていますが、それらの新規開通道路にも対応します。もちろん、その道路を使ったルート案内もします。また、VICSワイドに対応したG1300VDなら、渋滞を避けたルートを自動で探索する「スイテルート案内」にも対応。渋滞に遭遇しない確率が高まります。

GPSとみちびきに加え、グロナスにも対応したトリプル衛生受信で、測位率を向上しているし、上下センサー、左右センサー、加速度センサーの高精度GジャイロでGPSの電波を受信しにくい場所でも、正確に自車位置を測位。トンネルや高架下などでも安心して走れるのは、専用ナビならではのポイントかと思います。加えて、サービスエリアやパーキングエリアから出る時に、逆走を注意する案内を画面と音声でしてくれるし、万が一逆走を検知したらアイコンと音声で警告します。このあたりも、スマホナビではできない案内だし、正確な自車位置精度があるからこその機能かと思います。

パナソニックのPNDユーザーは、半数以上が50歳を超えているといいます。となると、求められるのは、見やすさやわかりやすさに加えて、安全・安心運転サポート機能の充実。新しいゴリラは、踏切や急カーブ、制限速度などの案内でそのあたりを充実させているし、デカ文字表示やデカ地図表示で見やすさも高いものに仕上がっています。そこまでの親切さは不要と思う人も多いかと思いますが、いずれ、これがあって便利と感じる時期が来るはず。そんな親切機能がゴリラの持ち味です。

新ゴリラは、6月上旬に発売予定。すべてオープン価格ですが、市場想定価格はG1300VDが65,000円前後、G730Dが54,000円前後、G530Dが39,000円前後の予定です。