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ワイヤレス充電、車内ではとくに便利です。

AndroidではGalaxyやXperiaなど多くの機種が対応しているし、iPhoneもXや8以降に対応したワイヤレス充電。すでに使っている人も多いと思います。置くだけで充電できて、配線しなくて良いから楽ですよね。スマホがワイヤレス充電対応なのに、ホルダーはまだという人は、こんなのどうでしょう。というわけで、MIPOWの新製品です。

このワイヤレス充電器「POWER CLIPAD」は、エアコン吹き出し口のルーバーに差し込むタイプ。丸い充電器の左右に可動式のアームが付いていて、上からストンと差し込むとフィットします。これで充電スタート。下の受け皿がスライドするとともに左右の可動式ホールドアームがスマートフォンをキャッチするので、固定式スタンドのようにサイズ調整はしなくていいし、ホールドアームに滑り止め用のゴム管を装着しているので、揺れの多い車内でも安心して使えます。

国際無線充電規格のQi(チー)に準拠し、Androidスマホなら最大10W、iPhoneなら最大7.5Wの急速充電に対応。温度感知センサーを搭載し、夏場の高温な車内などで充電中にスマホが高温になると、自動電力調整機能で低速充電モードに変わるので、デバイスのダメージを最小限に抑えます。自宅でも使えるフレキシブル設計なので、デスク周りとか本棚につけるとか、さまざまな用途が考えられるのも良いですね。

このワイヤレス充電器はMIPOWオンラインで購入可能。Amazonを見たら、車載用のワイヤレス充電器はたくさん出ているので、こちらもご参考に。ワイヤレス充電、一度使ったらワイヤードには戻れません。

ソニックデザインが早くも新BMWに対応

元々、77mmのマイクロ・サイズだから、BMWにも簡単に装着可能とは思っていましたが、ソニックプラスって、BMW向けを36機種もラインナップしているんですね。その中のF30iシリーズ6機種が、早くも新型3シリーズ(G20系)に対応したそうです。

その6機種とは、BMW3/4シリーズ(G20系・F30系)/2シリーズアクティブツアラー(F45型)専用モデルで、フロント用のトップグレードモデル・SP-F30iF(178,000円/税別)とフロント用ハイグレードモデル・SP-F30iM(128,000円/税別)、フロント用スタンダードモデルのSP-F30iE(68,000円/税別)、リア用のトップモデル・SP-F30iRF(115,000円/税別)、リア用ハイグレードモデル・SP-F30iRM(97,000円/税別)、リア用スタンダードモデル・SP-F30iRE(45,000円/税別)。すべて取り付け費は別です。また、すべてのリア用モデルは4シリーズ・クーペ(F32型)には取り付けできないのでご注意を。フロント用モデルはF32型にも取り付け可能です。

すべて77mmウーファーとドームツイーターを組み合わせたセパレート2ウェイ構成で、ハイパス/ローパス独立式のネットワーク付き。またBMW車専用のアコースティックデッキを用意し、インナーバッフル部に採用することで、奥行き方向に余裕がないBMW各車のスピーカー取り付けスペースを有効活用し、より鮮明で力強いサウンドを実現しています。

トップグレードのSP-F30iF

トップグレードとハイグレード、スタンダードの違いは、トップグレードモデルが従来のピュアアラミド振動板を進化させたオールピュアアラミド振動板のウーファーを採用。センターキャップにもピュアアラミドを使い、中域から高域まで広範囲にわたって歪率と周波数レスポンスを改善しています。磁気回路は高密度ネオジウムマグネットとナローギャップ・モーターシステムを組み合わせた、コンパクトな外磁型。ドア内の容積を有効に活かせます。

ハイグレードモデルのSP-F30iM


スタンダードモデルのSP-F30iE

ハイグレードはしなやかさと剛性のベストバランスを追求したCMFというマイクロファイバー編み込み樹脂振動板を採用。磁気回路は高密度ネオジウムマグネットとナローギャップ・モーターシステムによる外磁型で、リアルで引き締まった中低音を再現します。スタンダードモデルは、カーボンファイバーを含有したオリジナル樹脂コーンを、ノンコート・ファイントリートメントで表面処理したDMF振動板を採用。センターキャップはガラス繊維編み込み式で、磁気回路はネオジウムマグネット&ナローギャップ・モータシステムで、ナチュラルかつ心地よいサウンドを実現しています。

ツイーターは全モデル、18mmマイクロファイバー・ドームツイーターを採用。ナローギャップ・モーターシステムとも相まって、高域までスムースに伸びた周波数レスポンスを実現しています。ソニックデザインの特徴であるエンクロージャーは付いていませんが、コンパクトなスピーカーを活かしたBMW専用、いかがでしょう。

バックカメラの映像にステアリング連動ガイドラインを

みなさんにとってはカナック企画の名前が馴染み深いと思いますが、その製品の販売を行なっているのが、ワントップという会社。そこから、ある意味画期的な製品が出ました! バックカメラの映像にステアリング連動ガイドラインを表示できるガイドラインアダプターです。

この商品は、トヨタのナビレディパッケージ付車と、ホンダのナビ装着用スペシャルパッケージ付車に対応したもの。これに、ガイドラインアダプター本体のTPW062GA(22,000円/税別)本体と、トヨタ車用のTPY063OC(3,000円/税別)、またはホンダ車用のTPH064OC(3,000円/税別)というオプションコードを組み合わせて使います。本体にはガイドラインの調整を行えるキーパッドが同梱しているので、幅広いバックカメラに対応しています。なので、リーズナブルな市販カーナビやバックカメラを手に入れて、ガイドラインアダプターを加えることで、ガイドライン付きのバック画像をお得に入手することもできそうですね。

適合車種は、現時点で14車種。他の車種も適合が取れ次第、ホームページに情報を揚げていく予定なので、気になる人はこまめに確認のこと。また、他メーカー用のオプションコードも準備中で、完成次第、販売していく予定なので、お楽しみに。販売は、楽天市場の「ワントップ・オンラインショップ」やYAHOO! JAPANの「ワントップ・オンラインショップ」、Amazonで行なっています。また電話(03-3826-8461)やFAX(03-3826-8462)での注文受付にも対応しているので、注文はお好きな方法でどうぞ。

旅行好きにお勧めなスマホアプリです

先ほど、JTBの旅行相談が一部店舗で有料になるというニュースを見ました。そんな大手旅行会社頼みの旅も安心・安全で良いと思いますが、自分でサイトで調べてスケジュールを組む人も多いと思います。そんな時、便利なのが「Klook(クルック)」。世界をリードする旅先体験予約サイトです。

このKlookが本日4月24日から日本語のサービスを開始。本格的に日本市場に参入しました。

このアプリ、香港の創業者が「個人手配の海外旅行における不便を解決するオンラインプラットフォームができないか」という思いで始めたもの。現在は世界各国のアクティビティとサービスに特化し、270カ所以上の旅行先の10万種類以上の体験サービスを揃えて、サービスを提供しています。

今回、日本語を加えたことで、9言語と41種類の表示通貨に対応。慌ただしい旅先でもシームレスな検索&予約を可能にするモバイルファーストが特徴で、旅先で思い立った時にいつでもどこでもすぐに予約できる便利さと、ORコードやEチケットを見せるだけで利用できる手軽さは、Klookならではのサービスです。

日本では2017年に東京と大阪に法人を設立。様々な企業と連携しながら、インバウンドを中心に事業を展開してきました。例えば東京タワーやレゴランド、小田急電鉄、何回電鉄などですね。小田急は箱根フリーパスなどのQRコードによる乗車券引き換えシステムが使えます。

世界では1万社以上の旅行サービスプロバイダーと提携していて、世界中の旅行者の多様な旅行体験ニーズに対応。ユーザー国籍100カ国以上、月間2,500万人以上が利用しているというからすごいですね。

提供するサービスは、世界各国のアトラクション&ショーやツアー&観光、アクティビティ&体験、グルメ&ダイニングなど。現地での交通手段やWi-Fiの情報も提供してくれるのが、なかなか便利です。世界中にローカルチームを構成して、あまり知られていない旅先でも実際に体験してKlookで利用できるようにサービス化を図っているので、大手旅行会社ではできないアクティビティが豊富なのも嬉しい点です。

さらに最大60%の価格で提供するKlookだけの特別料金もあるし、行列をスキップする有線入場、キャッシュバック、プレゼントなども充実。カスタマーサポートも14つしていて、365日・24時間、電話やメール、チャットでのサービスを9言語で対応しているので安心です。

まずは無料アプリをダウンロードして試してみては?iPhone用はこちら、Android用はこちらです。またWebサイトはこちらなのでまずは見てみてください。

高耐久USBケーブルに巻取り式が登場

今ならBluetoothを使ってスマホとヘッドユニットをワイヤレス接続して、音楽を楽しんでいる人も多いと思うけど、安定性やバッテリー、音質等を考えると有線接続している人もまだまだいると思います。そんな時、長いケーブルがブラブラしていて、どうにも邪魔というなら、巻き取り式をお勧めします。

デジタルアクセサリーメーカーのオウルテックが発売中の「超タフ」シリーズは、ストレスがかかりやすい端子部とケーブルの接合部分にロングタイプのブッシュを採用して、折り曲げ時の負荷を軽減。30,000回以上の屈曲試験をクリアした高耐久設計です。また、フラットケーブルの内側には、線材と並行してアラミド繊維を2本採用。ひっぱり方向の強度に強いので、不意なケーブルのひっぱりなどによる断線も防いでくれます。

接続端子別に、USB Type A→Lightning/USB Type A→micro USB(Lightning変換アダプター付)/USB Type A→micro USB/USB Type A→USB Type C/USB Type A→micro USB(Type C変換アダプター付属)/3.5mmステレオミニ→3.5mmステレオミニの全6種類をラインナップしているので、どんなスマホにも対応できると思います。保証期間が2年なのも、長くて良いですね。

価格はオープンですが、想定価格は2,500円前後。ちなみにアマゾンだと2,894円でした。直販サイト「オウルテックダイレクト」でも入手できます。巻き取りのケーブル長は120cmなので長さが必要でも、大抵の場合届くでしょう。で、短くして使いたい時は巻き取ってスマートに。だらだらと長いケーブルとはおさらばして、車内をすっきりさせたいですね。

曲がるディスプレイ、クルマでも使いたいですね。

厚み0.01mm薄〜いフィルムに映像を映し出す、画期的なフルカラー有機ディスプレイは中国・Reyole社の製品。曲げても平気なので、Tシャツに貼り付けたり、帽子に巻いたり、柱に巻き付けたり、様々な用途が考えられます。この世界初の曲がるディスプレイの日本販売代理店がクリア電子。4月26日から、まずは広告代理店や各種プロモーションを担当する人に向けて、レンタルサービスの受付を開始するそうです。

7インチで解像度は1920×1440のフルハイビジョン。薄さ0.01mmで重さ85gと、紙のようにしなやかなディスプレイだから、Tシャツや帽子に貼り付けることも可能です。タッチパネルだから、画面上で操作もできるんですね。

これ、平面が少ないクルマでも、様々な用途が考えられます。例えばアールが付いたクルマのダッシュボードにも貼り付け可能。これまでにない、モニターのインストールができそうです。Tシャツや帽子よりも、こっちのほうが実用的な気がしますね。代理店はデジタルサイネージとか、広告などに使ったり、Tシャツ&帽子といったアパレル系に使いたいようですが、きっとクルマ用も出てくるでしょうから、楽しみにして待ちましょう。

スーパーGTの車載カメラが新しくなりました

4月13〜14日に岡山国際サーキットでスタートした2019年のスーパーGT。5月3〜4日の富士スピードウェイに続き、11月2〜3日のツインリンクもてぎまで、全8戦で争われます。

このレースを運営しているGTアソシエイションを2014年からサポートし、レースカーにTV放映用公式オンボードカメラを提供してきたのがケンウッド。今年から、耐久性と堅牢性を確保しながらさらなる小型・軽量化を実現し、さらに歪みを低減するクリアな映像を映し出す、新車載カメラを開発し、今年の開幕戦から供給しています。

このカメラは、遠隔操作で細かなカメラ設定ができるなどの利便性はそのまま残しつつ、車両からの脱落を防い安定した取り付けができる筐体構造を採用。動作確認用LEDの位置を見直して取り付け後の確認作業の効率化を実現するなど、改良を加えています。これまでもトラブルなく安定した撮影をしてきたんですが、今回はその性能をさらに向上させるべく、社内にレースカー特有の振動や温度を再現できる環境を構築。サーキットとほぼ同等の環境下で製品を評価し、強烈な振動でも歪みを低減して安定した映像を確保する性能を実現したそうです。

このような過酷な環境下で培った経験や技術をフィードバックしているからこそ、ケンウッドのドライブレコーダーの性能が高まり、人気につながっているわけですね。納得です。スーパーGTの映像は、J Sportsやテレビ東京系列のスーパーGTプラス等で放映中。クリアなオンボードカメラの映像を確認してみてください。

ヴェルファイアエアロタイプに全方位カメラはいかが?

アルファード/ヴェルファイアなどのでっかいミニバンに乗っていると、前や後ろのカメラだけでは足りず、全方位を把握できるカメラが欲しくなります。これまで、市販カーナビに替えた時にも取り付けられるサテライトビュー(全方位)カメラは、通常のアルファード(SV-Y006)/ヴェルファイア(SV-Y007)向けにカナック企画が出していましたが、ヴェルファイアエアロタイプは残念ながらメーカーオプションのみの対応でした。

そんなヴェルファイアエアロタイプ用のサテライトビューカメラ、SV-Y008(オープン価格)が、ついに出ます。これで、市販ナビに入れ替えても、フロントとリア、サイドの2つのカメラで、前後左右の全方位をカーナビの画面で確認できるようになります。また別売のオプションパーツ、SV-X001(3,000円/税別)を使用することで、ディーラーオプション・ナビにも対応しています。

車体を真上から俯瞰した合成映像を画面に映し出すので、狭い駐車場に駐車するのも安心。ギアをリバースに入れると、クルマの周囲がひと目でわかる合成映像が表示されるし、バックの映像にはステアリング連動のガイドラインが付くので、大きなクルマでも安全に扱えます。

また停車中や徐行運転中に切り替えボタンを押せば、ナビ画面からサテライトビューカメラの画面に切り替え可能。前向き駐車から出る時に後方を確認できるなど、運転席から死角となる場所を確認することができるので便利です。

それぞれのカメラは、ヴェルファイアエアロタイプの専用設計で、フィット感に優れた仕上がり。とくにフロントパーツは、さりげない装着感をイメージして設計したとのこと。取り付け後も純正品のような仕上がりです。

これまで、市販ナビに替えたけど全方位カメラはつかないと言われていた人も、純正ナビじゃないとカメラはつけられないと我慢していた人も、これならどんな市販ナビでも装着可能。オープン価格ですが、普通のヴェルファイア用が取り付け工賃を入れて約13万円くらいなので、同程度と思われます。ヴェルファイアエアロタイプにお乗りの人なら、考えてみてはいかがでしょう。

アマゾンのタイムセールが開催中!

今日の9時から23日まで、アマゾンのタイムセール祭りが始まってます!

で、なんかお得なものがないかなぁと見ていたら、ありました! 数量限定のモバイルバッテリー、 Anker PowerCore Fusion5000。通常3,099円が、15%オフの2,634円で買えます。600個限定ですが、もう50%が売れているんですね(12:42時点)。なんか人気のようです。

モバイルバッテリーは、同じAnkerのものを持っているんですが、これ、折りたたみ式のプラグが付いていて、急速充電器にもなるのがいいですね。ほぼすべてのスマホが1回以上のフル充電可能な5000mAhで、プラグを立てた状態でクレジットカードとほぼ同じサイズとコンパクト。厚みは約3cmです。

いま持っているバッテリーが使えるのでどうしようかという問題はありますが、これ良いかもしれません。あっ、書いている間に53%になって残りがどんどん減ってます(笑)

ギターにペタッと貼れるアンプです

ふと、またギターでも弾くかな? と思い、コンパクトなギターアンプを探しています。そうしたら、こんなのが見つかりました。Fluid AudioのStrum Buddyというモデルです。

なんと、このアンプ、底が吸盤になっていて、ギターのボディにピタッと貼りつくんですよね。これ、便利。大きさは幅73×奥行73mm、つまり直径73mmで高さが57mmとコンパクト。重さは、たったの181gなので、ギターに貼ってストラップで肩に背負っても負担にならないと思います。

電源はUSB充電しきのリチウムイオンバッテリー。満充電すれば最大3.5時間使えます。ちょっと短い気もしますが、最近は集中力も続かないので(笑)、これだけあれば大丈夫でしょう。内蔵アンプの最大出力は6Wです。

Fluid Audio(フルイド・オーディオ)は、2010年にできたアメリカのスピーカー・ブランドで、2〜3万円のリーズナブルなモニター・スピーカーを出しています。日本では、2017年からローランドが輸入・販売を始めたので、まだまだ日本では名前が広がっていませんが、品質の高さと手頃な価格で評判を高めているようです。いわゆるコスパが良いというヤツですね。

このアンプ、Strum BuddyとStrum Buddy Heavy Metalの2種類あって、エフェクト機能がちょっと違います。Strum Buddyに搭載しているのは、リバーブ、クランチ、コーラスの3種類。Strum Buddy Heavy Metalにはリバーブとオーバードライブ、フェイザーが搭載されています。僕が買うなら、やはりStrum Buddy Heavy Metalのほうでしょうか。歪んだほうがなにかと便利ですよね。

オープン価格なので、値段を調べてみたらAmazonで予約できるようです。その価格は9,720円+500円(配送料)。1万円以内で買えます。Strum BuddyとStrum Buddy Heavy Metalでは、色がちょっと違っていて、スピーカーのグリルがシルバーのStrum Buddy Heavy Metalは、単体写真を見るとちょっと灰皿にも見えますが(笑)、安いし便利そうなので、もしかしたら買っちゃうかもしれません。

スマートフォンリンクがAlexaに対応します!

楽ナビからは音声認識が無くなってしまいましたが、世の中、スマホを始め音声を使ったサービスが盛んになりました。Amazonが行なっているクラウドベースの音声サービスが「Alexa」。Amazon Echoなどの端末と接続することで、質問したり音楽をかけたり、照明やエアコン、TVなどのコントロールをしたりゲームしたり、買い物したり、いろんなことができるわけですが、2019年に予定しているスマートフォンの専用アプリ「Pioneer Smart Sync」のアップデートで、スマートフォンリンクがAlexaに対応するようになります。

ま、今でもスマートフォンとリンクして音楽を聞いたり、メッセージを受信したり、カーナビを見たりできるわけですが、Alexaに対応することで、より使い勝手が上がりそうです。音声ボタンの設定を「Amazon Alexa」の起動ボタンにすれば、簡単にAlexaが起動して、音声で音楽を再生したり最新ニュースを確認するなど、多彩な操作が可能になります。

ただし、ウェイクワードには非対応。つまり「アレクサ」と呼びかけるのではなく、ボタンを押して操作に入るわけです。が「アレクサ」と呼ぶのが恥ずかしい人にはぴったり(笑)。実は、僕もそうです。音声操作にはずいぶん慣れましたが、最初に「アレクサ」と話しかけるのはどうもね(笑)そんな人にはぴったりで、ある意味年寄り向けかもしれません。

ドライビングサポートアイにも対応します。これは前方車両の接近やレーンのはみ出しなどをスマホのカメラで検知し、画面表示と音で警告しれくれる、パイオニア独自の新サービス。350円(税込)で、このサービスが受けられます。ただし、走行環境や端末の設置状況によっては、うまく動作しないことも考えられるので、ハードルはけっこう高そうですね。ま、これはスマホをどこに設置できるかを考えながら、入るかどうか決めてください。

スマートフォンリンクに対応したヘッドユニットは、写真のMVH-7500SCをはじめ、MVH-6500MVH-5500DEH-6500DEH-5500の5モデル。これらをお使いなら、スマートフォンリンクに対応します。ま、もうお使いでしょうけど。それが、Alexaによってさらに使い勝手が高まるので、夏をお楽しみに。

後席で映像を独り占め。プライベートモニター登場。

個人的にはまったく必要性を感じませんが、小さいお子さんがいたら欲しくなるのがリアシート用のモニターかと思います。とくに画質が高精細でHDMI出力を装備した楽ナビを手に入れたら、リアモニターでも高画質な映像をと思うかもしれません。

そんなニーズに応えたモニターがカロッツェリアが7月に発売予定のTVM-PW930T/TVM-PW930とTVM-PW920T/TVM-PW920という4モデルです。モニター自体はLEDバックライトを採用した9型ワイドVGAのディスプレイが1種類ですが、モニターの取り付け位置がハイポジションのもの(930系)と、ローポジションのもの(920系)で型番が変わります。また型番末尾に「T」が付いたものは、左右2個のセットということです。
TVM-PW930
TVM-PW920

取り付け位置は、シートの背面の状況によって高い位置につけるのが難しい場合もあるだろうし、後ろに乗る人によっては高くないとみえづらい場合もあると思うので、よく考えてお好きなほう、自分のクルマにつけられるほうを選んでください。
TVM-PW930T
TVM-PW920T

凹型形状のシートや、輸入車に多いヘッドレストが外れないシートにも取り付けられるように新機構を採用したので、多くのクルマの取り付けをカバー。取り付け部が従来の16%も薄型になったので、ヘッドレストへよりスマートに取り付けられるようになっています。

シリコン製のモニターカバーを同梱しているので、不使用時にも後部座席に座る人の安全を確保。本体は幅239.5×奥行133.5(モニター部90°時)×高さ143mmとなっており、このうち画面の有効表示エリアは横198×縦112.1mmです。解像度は横800×縦480。入出力はビデオ入力、音声出力、HDMI入力、ヘッドホン出力(HDMI専用)、USB形状の給電端子が各1系統ずつついており、スマホから直接HDMIに接続して大きな画面でミラーリング映像を楽しんだり、その音をヘッドホンで一人で楽しんだりさまざまな楽しみ方ができます。アドバンスドシャープネス回路を搭載しているので、鮮やかかつ奥行き感のある映像を楽しむことができます。

後席にお子様を乗せてドライブすることが多い人なら、フロントに楽ナビを付けたついでに後席にモニターを載せてドライブというのはいかがでしょうか? 発売は楽ナビの1ヶ月遅れの7月の予定です。

DSPイコライザー内蔵のパワードサブウーファー

低音がちょっと物足りないなぁと感じている人が、手軽に重低音をプラスできるパワードサブウーファーの新型です。TS-WX400DA(30,000円/税別)。DSPイコライザーを内蔵し、2種類の重低音モードを選べるのが特徴です。

ボディサイズは幅300×奥行200×高さ100mmと、ほぼほぼコンパクト。この中に24×14㎝の楕円スピーカーが、下向きに設置されています。そしてフロアに向かって発せられた音が床に反射して周囲に拡散することで低音の放射効率をアップ。この独自のダウンファイヤリング方式により、小刀ボディから豊かな低音を再生します。

内蔵のDSPイコライザーはDEEPとDYNAMICの2モード。DEEPは階調が豊かで深みのある低音を再生するモード、DYNAMICは力強い低音を再生するモードです。再生周波数帯域は、どちらのモードでも20〜100Hzまで。出力音圧レベルも両モードとも100dBと変わりませんが、特性の違いによって聴こえる音はけっこう違います。

内蔵アンプの出力は最大で250W。最大出力50W×4クラスのアンプを内蔵したAVナビやヘッドユニットと組み合わせるのがお似合いだと思います。ミニバン等の場合、荷室に置くとサブウーファーが遠くて効果が薄れる場合もあるので、できる限りフロントシートの下など、視聴位置に近い場所に置くのがいいでしょう。発売は楽ナビと同じ6月の予定です。

CarPlayとAndroid Autoに両対応のディスプレイオーディオ

本来なら新しい楽ナビを勧めるべきだし、個人的にも「運転に不慣れな人ほど、見やすくて使いやすくナビ性能も安定した楽ナビを使って欲しい」と思います。が、普段は知っている道しか走らないし、本当にナビが必要なドライブは年に数回という人の中には「カーナビに10万円も20万円も払うのはどうも…」と思う人もいるでしょう。そんな人に向けてカロッツェリアが用意したのが6.8型ワイドVGAモニター搭載のディスプレイオーディオ、FH-8500DVSです。

Apple CarPlayとAndroid Autoの両方に対応していて、スマートフォンを接続すれば、各サービスをFH-8500DVSのディスプレイに表示。FH-8500DVSのタッチパネルでコントロール可能です。車内でのスマホ使用が快適になりますね。iPhoneの場合は、Siriアイズフリーにも対応。音声認識でiPhone内の音楽を呼び出して再生したり、より快適な操作が可能です。さらにYahoo!カーナビがApple CarPlayに対応したというニュースが最近流れたばかりなので、より快適に使えると思います。

ディスプレイは1980×1080pのフルHD画質で動画再生に対応。USBやポータブルHDDなどに保存した大容量の動画データを楽しむことができます。ハイレゾ音源の再生にも対応。とはいえダウンサンプリング再生になりますが、192kHz/24bitまでは44.1kHz/16bitに変換して再生可能です。他にもMP3/WMA/AAC/WAVFLACの音声データからJPEGの画像、H.264/MPEG4の動画まで、多彩なファイルに対応します。DVDならDivXの再生にも対応しています。

48bitデュアルコアDSPを搭載し、タイムアライメントやネットワークモード、13バンドグラフィックイコライザーの調整が可能。圧縮音源をCDに迫る音質に変えるアドバンスド・サウンドレトリバーや、ノンストップで音楽再生が楽しめるMIXTRAX EZといったオーディオ機能も楽しめます。

価格はオープンですが、市場予想価格はおそらく4万円台。同価格帯のケンウッドDPV-5000と比べると、画面サイズが7型ワイド(DPV-5000)に対し6.5型と少し小さく地デジチューナーを内蔵していないという弱みはありますが、FH-8500DVSにはApple CarPlayとAndroid Autoに対応しているという大きな強みがあります。ケンウッドでApple CarPlayとAndroid Autoに対応したいわゆるディスプレイオーディオとなると、DPV-7000というモデルで価格は一気に7万円台まで上がるので、車内でTVを見ることは無いという人には、かなりお買い得なんじゃないでしょうか。

ナビが必要なドライブは年に数回だから、ナビは要らないというかたにはお勧めしたいモデルです。

チューニングキットを付属したBMW用スピーカー

4月15日のカロッツェリア新製品発表会は楽ナビがメインでしたが、同時にこんなのも発表されました。BMW専用のスピーカー、TS-H101-BM(30,000円/税別)です。

対象車種は1シリーズ(F20)、2シリーズ(F45)、3シリーズ(F30/F31)、4シリーズ(F33)、そしてMINI(F55/F60)。これらのフロントドアの純正スピーカーと簡単に入れ替え可能な、10㎝コアキシャル2ウェイスピーカーです。BMWの場合、ツイーターがセパレートタイプではないものもあり、そんなクルマはドアに10㎝のフルレンジスピーカーが付いていたりします。となると、高域の伸びは物足りなく、こもった感じに聴こえるものもあるため、このスピーカーに入れ替えるだけでも大幅なサウンド向上につながるというわけです。

しかもこのスピーカー、ハイレゾ対応です。とはいっても純正オーディオがハイレゾ対応ではないので、宝の持ち腐れ感はありますが、TS-H101-BMに搭載した2.9㎝バランスドームツイーターは58kHzの超高域まで再生できる能力を持っています。ウーファーはカーボン素材を含有したIMCC振動板を採用、というとFシリーズの10㎝コアキシャルと同じ? と思うでしょうが、こちらはBMW専用にチューニングした別モノです。

しかもこのスピーカー、スピーカー4対だけではなくBMW専用のサウンドチューニングキットを同梱しているのが特徴です。その内容はドアトリムの振動を抑える50×100mmの制振シートが16枚とスピーカーの裏側のドア鉄板に貼って背圧をコントロールする3層構造の吸音・制振マルチファンクションマットが2枚、それに遮音パッキンが2つです。さらに車種別の取り付けマニュアルが付属しているので、このとおりに各パーツを取り付けるだけで、理想的な音響空間に変わるわけです。

シート下のウーファーは純正のものを使いつつ、フロントスピーカーをこれに交換して同梱のサウンドチューニングキットでチューニングすれば、音は大幅に向上。セパレートタイプのツイーターが付いたBMWにお乗りの人なら、他メーカーから出ているもっと高級なセパレート2ウェイタイプのBMW専用スピーカーに変える手をお勧めしますが、純正スピーカーがフルレンジでツイーターを追加するにはパネルが必要だから、そこまではしたくない人なら、取り付けが手軽で価格もリーズナブルなこのモデルはいかがでしょう。

車種ごとに音をよくするチューニングキット

カロッツェリア(パイオニア)といえば本業は音。車内の音を良くする、こんなキットも新発売します。サウンドエンジニアの車種専用サウンドチューニングキット3種とインカーチューニングマットです。

まずはサウンドチューニングキットから。中高音の歪みや定位感を改善して、原音に忠実な中低音再生に寄与する制振シートと制振パッド、音漏れと干渉を防いでスピーカー本来の性能を引き出す遮音パッキン、ドアの不要な振動を抑えてクリアな中低音と迫力ある低音の再生をもたらす3層構造マルチファンクションマットのセットです。

あらかじめ、必要なサイズにカットされていて、施工方法がよくわからないという人のために、国産車約30種類を解析した情報を基に各パーツの最適な取り付け位置などを車種ごとにまとめた車種別取り付けマニュアルも付いています。だから自分で施工してみようという人も安心。それでもドアのネジやピンを外すのは不安があるという人は、お店に任せてしまえば安心です。マニュアルがあるので、どこで施工してもほぼ同様の音質向上が味わえると思います。

ラインナップはアクア、アルファード/ヴェルファイア、ボクシー/ノア、ハイエース、ハリアー、ランクルプラド、エクストレイル、セレナ、シフォン/シフォンカスタム、ステラ/ステラカスタム、CX-3、CX-8、デミオ、フレア、N-BOX、スイフト、ランディ、ワゴンR用のUD-S701。ノート、WRX、XV、インプレッサ、フォレスター、レボーグ、CX-5、アクセラ用のUD-702、ヴェゼル、ステップワゴン、フィット用のUD-S703の3タイプ(2019年3月末現在)。

1車種ごとにドアトリムの振動を計測して特性を分析し、制振して不要振動を止めた後、音の変化を試聴してチェック。その後、製品化するため今後、対応車種が増える可能性もあり、そのあたりはこちらで確認してみてください。価格はすべて6,500円(税別)です。

もうひとつのインカーチューニングマット、UD-S501(3,000円/税別)。こちらはドアの内張りを外すのも面倒。でも音は良くしたいというわがままな人(笑)のためのアイテムです。施工方法は、4層構造マルチファンクションマットを、ドアポケットに貼るだけ。これで、歪みのないクリアな中低音再生を実現します。これなら、誰にでもできる簡単さです。

自分でやるのもよし、人に頼むのも簡単で安心。少しでもマイカーの音を良くしてみませんか?

カロッツェリアのドライブレコーダー、一挙7モデル登場

昨日、4月15日のカロッツェリア新製品発表会。発表されたのは楽ナビだけではありません。ドライブレコーダーに本格参入したのもニュースです。

本格参入といっても以前からドラレコは出していたわけですが、今回は7種類を一気に発表。あおり運転の影響で最近人気の2カメラタイプが3モデル、1カメラタイプが4モデルの計7モデルで、どんなニーズにも対応しようという狙いです。

まずは2カメラタイプのVREC-DZ700DLC、VREC-DZ700DSC、VREC-DS500DCというモデル。これらはフロントカメラとリアカメラの両方で、前後の映像を同時に録画できるもの。VREC-DZ700DLCとVREC-DZ700DSCは、本体もカメラもまったく同じものですが、リアカメラ用のケーブルの長さが違っていて、VREC-DZ700DLCはリアカメラを車の後方に向けて設置。VREC-DZ700DSCはケーブルが短く車内を撮るためのカメラです。

VREC-DZ700DSCのリアカメラ用ケーブルは9m。前長が長いミニバンやSUV、商用車への設置も可能です。VREC-DS500DCはカメラがフロント/リアともにコンパクトで、液晶モニター付きの本体が別体の3ボディタイプ。VREC-DS500DCのリアカメラ用ケーブルも9mです。視野角も違っていて、VREC-DZ700DLCとVREC-DZ700DSCは体格視野角がフロント160度、リア137度。VREC-DS500DCはフロント&リアともに142度です。

これらは全て解像度約200万画素のフルHDカメラを採用。ソニー製のCMOSセンサー、STARVIS(スタービス)を採用することで、暗くてもはっきりと録画できるナイトサイトを搭載しています。その高感度ぶりは、従来のドラレコに比べ100分の1の光量でも撮影が可能。夜間走行時のクルマのナンバープレートはもちろんのこと、街灯のない駐車場でも周辺の状況を鮮明に映します。

しかもVREC-DZ700DLCとVREC-DZ700DSCは走行中だけではなく24時間365日クルマを監視できるセキュリティモードを搭載。クルマのバッテリーを使って監視し、衝撃を検知するとその前後の映像を同時に録画するので、もし車上荒らしにあっても記録できる可能性が高まります。起動&撮影は衝撃を受けた時だけなので、クルマのバッテリーの負荷は極力抑えています。またスマートフォンとWi-Fi接続して、手元で録画映像を確認し、スマホへ映像を保存することも可能です。ドラレコ本体の設定もスマホでできるので便利です。

1カメラタイプのVREC-DZ600CとVREC-DZ600、VREC-DZ200、VREC-DH200ですが、VREC-DZ600CとVREC-DZ600は暗闇に強いナイトサイトを搭載。VREC-DZ600Cは24時間365日のセキュリティモードを搭載して、駐車中のクルマも見守れます。他も駐車監視機能を搭載していますが、VREC-DZ600は本体内蔵の750mAhバッテリーで最大約90分作動。VREC-DZ200は最大約50分、VREC-DH200は最大約15分作動します。

VREC-DZ600CとVREC-DZ600、VREC-DH200はスマートフォンとWi-Fi接続して録画映像を手元で確認可能。VREC-DH200は本体がカメラのみで液晶モニターがないコンパクトなタイプなので、スマホアプリの利用はマスト。無料の専用アプリ、ドライブレコーダーリモートを使います。VREC-DZ600CとVREC-DZ600、それにVREC-DZ700DLC、VREC-DZ700DSCの映像をスマホで見るには同じく無料の専用アプリ、ドライブレコーダーインターフェイスを利用できます。

このように、暗い場所の記録に強く、駐車中のセキュリティも重視したカロッツェリアの新しいドライブレコーダー。設置場所やサイズなど、きめ細かく別れていて、好みの1台がきっと手に入れられるはずです。

フルモデルチェンジしたカロッツェリア楽ナビ、6月発売!

本日、4月15日、カロッツェリア楽ナビの新作が発表されました。5年ぶりのフルモデルチェンジです。

発表されたのは8型ラージサイズ・モニター搭載がAVIC-RL910とAVIC-RL710の2機種。7型モニター搭載が横幅200mmのAVIC-RW910とAVIC-RW710、幅180mmの2DIN機がAVIC-RZ910とAVIC-710の計4機種。合わせて6モデルのラインナップです。価格はすべてオープンですが、ライバルの価格を見ると、おそらく6万円台から10万円台の価格の価格といったところでしょうか。

新楽ナビを見て、真っ先に驚くのは画面の美しさです。HDパネルを採用し、解像度は従来比で2.4倍。視野角の広いIPS方式と、黒色再現性に優れたノーマリィブラック方式を採用しているので、画像はとにかく滑らかでクリア。ユーザーにとって見やすいものを作ったということで、サイバーナビよりも価格が安いことは気にせず、スペック的にもサイバーナビ以上の高画質です。

インターフェイスも、使いやすさを追求して大きく変わりました。ホームボタンを押した時に現れるメニューは、ドライバーの好みに合わせて選べる「おすすめモード」と「カンタンモード」の2つを用意。おすすめモードは左にAV系、中央にAVソースの表示、右にナビの検索系というメニューが縦に並び、左のAV系メニューはフリックして回転するので、スムースに聴きたい音楽ソースに切り替えられます。対して左のナビ検索系もフリックできるのかと思いきや、こちらは3個で固定。初期設定で、表示させるメニューは選べるそうですが、こちらもフリックで回転できるようにして欲しかった気がします。

ついでに残念なことがもうひとつ。ついに音声検索が無くなりました。楽ナビといえば「高機能を楽に扱える」をコンセプトに初代から音声操作を押してきたし、スマホなどの影響で音声操作も一気に普及してきただけに、使うかどうかは別にして無くすというのは残念です。まぁ、同時にAlexa対応のディスプレイオーディオも出したことなので、早々の復活を期待したいところです。

「おすすめモード」と「カンタンモード」の話に戻りますが、カンタンモードに変えると、地図内の文字やアイコンが大きくなります。「字が小さくて読めない!」ということがなくなるわけです。僕はかろうじておすすめモードの文字の大きさでも十分に確認できますが、最近文字が見えづらくて…という人は、大きな文字やアイコンに変えるといいでしょう。設定から、おすすめモードのままで文字やアイコンを大きくすることも可能です。いわばハズキルーペ・モードですね(笑)。このきめ細かさは便利です。

最新の2019年春地図データを採用しているので、2019年3月17日にかいつうしたばかりの新東名厚木南IC〜伊勢原JCT間や新名神の新四日市JTC〜亀山西JCT間の新規開通道路も当然載っているし、ここを利用したルート探索も可能です。910系と710系の違いは、年に2回できる地図データの無料バージョンアップ期間の違いだけで、910系が3年、710系が1年となっていますが、910系の場合、MapFanスマートメンバーズに新規入会すると、最新データへのバージョンアップ期間が3年から4年に延長されます。長く使うなら、910系を選んだほうが無難でしょう。対象期間は6月予定の発売から2019年9月30日までです。

AV性能はサイバーナビにはかなわないものの、従来楽ナビよりは大きく向上しているとのこと。映像ソースに関してはフルHD解像度で楽しめるのでサイバーナビより上質だろうということが想像できるし、音楽はダウンサンプリング再生ながらハイレゾ音源もかかります。タイムアライメントの調整単位も1.4㎝刻みに細かくしたし、クロスオーバーのカットオフ周波数も25〜250Hzの範囲まで調整できるように拡大するなど、音響調整能力も従来モデルより向上しています。車種専用エキスパートチューニングSDにより、SDカードを差し込むだけでメーカー推奨の音が手軽に得られるのもいいですね。カロッツェリア推奨スピーカーシステムと純正スピーカーシステムが選べるし、運転席重視と全席重視の切り替えも可能です。

なんだかんだ言って、ナビ性能は非常に高く、一度カロッツェリアのナビを使うと、他のナビでは物足りなくなるほど。今回は自車位置マークから各種ロゴマーク、一方通行表示など、細部に至るまでHD解像度の高精細な地図に対応するべく、データを一新しており、新しいカーナビの基準となることでしょう。もちろん、プローブ情報を活用したスマートループ渋滞情報にも対応。目的地に早く着く制度の高いルート探索が可能です。

サイバーナビまで音にこだわるわけじゃないが、ある程度音が良くて使いやすく見やすいナビが欲しいという人にはうってつけかもしれません。

存在感たっぷり。ダモーレのアンプ、発売間近

いまオーディオはデジタル化が進み、パワーアンプもどんどん小型化が進んでいます。が、それじゃつまらないというわけで、時代に逆行するような大型パワーアンプを紹介。「D’AMORE(ダモーレ)」エンジニアリング。ロックフォードのモンスター・アンプ、T15KWを設計した、アンソニー・ダモーレ氏が創設した新鋭メーカーです。

2チャンネル機は昨年からすでにできていました。が、市場の要望が多いのは4チャンネルというわけで、4チャンネル機ができるまで発売を待機していたんですが、それもようやく完成。待望の発売にこぎつけたという次第。2チャンネルのA1500.2は90万円の予定、4チャンネルのA1500.4はそれより少し高くて100万円前後の値段がつけられそうですが、2チャンネル機は電源部もそれぞれ分離したL/R完全独立のデュアルモノラル設計で、ボディを真ん中から真っ二つにして折りたたむと上下が全く同じ構成になるミラーイメージの構造。大きさはともかく、これだけでもオーディオ好きにはグッとくるものがあるかと思います。

SN比105dB、全高調波歪率0.009%、ダンピングファクターに至っては700というスペックを見ても、ドライブ能力の高さがうかがえます。そのアンプ、試聴する機会がありました。イベント会場の広い会議室の一角に置かれた試聴スペースだったので、条件がいいとはけっして言えませんが、それでも制動力の高さは十分に感じられます。組み合わせたのはRSオーディオのストリーム・シリーズの16.5cmセパレート2ウェイ・システム。このスピーカーを軽々とドライブします。

中域に若干もやつく部分があったのは、試聴環境や箱の影響でしょう。高域の伸びの良さや低域の力強さには本物感が溢れ出ています。サイズは幅590×奥行293×高さ57mm。デカイです。2チャンネル機と4チャンネル機はまったく同じ大きさで、定格出力は2チャンネル機が325W×2(4Ω)、600W×2(2Ω)、900W×2(1Ω)。1Ωドライブも可能です。ブリッジ時は2Ωまでで、1800W×1(2Ωブリッジ)となります。4チャンネル機は4(4Ω)、375W×4(2Ω)、750W×2(4Ωブリッジ)です。

最近のオーディオは、ちまちましていてつまらないと思っている人は、どうでしょう? 昔のようなでかくて存在感アリアリのオーディオは。

CDTオーディオのMSTを軽く試聴しました

昨日のイース・セミナーで気になった商品をもうひとつ。CDTオーディオのMST(ミュージック・ステージング・テクノロジー)というアイテムです。

コイルとコンデンサで構成されたアナログ回路のMST-1SM(24,000円/税別)と、6オクターブのワイドレンジを再生可能な5㎝ミッドツイーター、MST-02P(48,000円/税別・ペア)の組み合わせで、なにをしているのか具体的なことは残念ながらわかりませんでしたが、耳に少しの情報を加えることで音楽自体の空間的な雰囲気や、音が発せられる場所の情報を加え、より本物に近い音へと改善するそうです。

なにはともあれ、実際に聴いてみました。まずは視聴室で。といってもイベント会場にある会議室なので、視聴室というほどの場所ではありませんが。そこでは、中高域がクリアになるということは感じられました。もともとあるスピーカーにミッドツイーターを追加してなんらかの情報を付加するものなので、もともとのスピーカーの音が良ければ、音の変化が少ないのかもしれません。そんな意味では、純正スピーカーに追加すれば、より高い効果が得られるのでしょう。

デモカーのC-HRでも聴いてみました。こちらもフロントスピーカーを交換していたのですが、視聴室ほど視聴環境が良くないためか、MSTの音を加えた効果をより感じることができました。MST本体のダイヤルで、ミニマムからマックスまで音量を変えられるのですが、ミニマムから徐々に上げていくとある段階でステージが広がり、ボーカルの雰囲気も自然になります。ただし、上げすぎると中高域が強くなって低音が弱く感じられるようになるので、ある程度のところで抑えておくのがベストでしょう。

今や7万円前後で、パワーアンプ内蔵のDSPが手に入る時代に、アナログ回路+ミッドツイーターで同じくらいの金額というのは少し高いようにも思えますが、ピンポイントで緻密に音像と音場を作り出せるDSPと違って、左右の席で自然な音場を楽しめるMSTには、デジタルとは違う楽しさがあると思います。また電源が入らないパッシブタイプなので、取り付けも楽。工賃も含めた全体の費用では、大きく差がでるのではないでしょうか。

純正システムに加えて、少しでも良い音にしたい、スピーカーを少し良いものにしてみたけれど、もう少し音をよくしたいといった人には、良いものかと思います。

手持ちのオーディオシステムをストリーミング対応に

なんか、Amazonから面白そうなものが出てますね。Echo LinkEcho Link Amp。4月10日に発売を開始し、今日頼めば明日までに無料配送ですね。早い!

まず、Echo Link。手持ちのオーディオシステムに、amazon musicやSpotify、Tune inなどのストリーミング・サービスをプラスできるアイテムです。Alexa Echo Dotなどと一緒に使えば、選曲や音量調整、楽曲再生が話しかけるだけでできます。

ボディサイズは幅115×奥行135×高さ68mmとコンパクト。これにRCAのアナログ端子1系統と同軸デジタル端子、トスリンクの光デジタル端子が、入出力それぞれ1系統ずつ付いています。なのでストリーミングを楽しむだけではなく、CDプレーヤーなど他のオーディオ機器をつないでセレクターにもなるわけですね。あとサブウーファー用の出力もあります。

操作はAlexaと一緒に使えば音声でできると先ほど言いましたが、どうにも音声は恥ずかしいという人はスマホのAlexaアプリでできます。だから口下手(?)な人も安心ですね。ちょっと古くてストリーミングには対応していないオーディオシステムを、ストリーミング対応に変えてみたい人はいかがでしょうか。本体の表はボリュームのみ。シンプルなデザインもいい感じです。

Echo Link Ampはこれに60W×2のD級デジタルアンプを内蔵したものです。入出力はEcho Linkとまったく同じで、アナログ入出力が各1系統、同軸デジタル入出力が各1系統、光デジタル入出力が各1系統。これにL/Rのスピーカー出力が付きます。サイズは幅217×奥行242×高さ86mm。こちらも操作はAlexaまたはアプリで行うので、本体の表面はボリュームのみのシンプルなデザイン。スピーカーさえ繋げば楽しめるので、リビングオーディオにぴったりです。