製品レビュー

カーナビの試乗インプレッション、カーオーディオ機器の試聴。気になる製品を徹底的にテスト!

ケンウッドがオンラインストアをリニューアル

これまでは「コトSquare by JVCKENWOOD」というオンラインストアを運営していたJVCケンウッドですが、新たな公式オンラインストア「JVCケンウッドストア」を立ち上げました。 これまでの「コトSquare by JVCKENWOOD」はヘッドホンやイヤホン、ホームオーディオなど、おもに家庭用商品を取り扱ってきたのですが新しい「JVCケンウッドストア」にはカーナビやドラレコなどのカーエレクトロニクス機器もエイマウ。また業務用無線やセキュリティカメラ、医療用画像表示モニターといったB to Bソリューションもありますし、ビクターエンタテインメントが手がける音楽・映像コンテンツもあります。JVCケンウッド・グループが手がける商品やソリューションが幅広く用意されているんです。 カーエレクトロニクスに絞って紹介すると、彩速ナビもあるしポータブルナビのココデスもあります(ただしほとんどが在庫切れですがw)。また各種ドラレコから低濃度オゾン発生器まで。アルコール検知器もあるので、タクシーや配送会社なんかにもいいですね。 うれしいのは、アウトレット商品のモニターキャンペーンを行なっていること。リニューアルオープンキャンペーンとして提供されているのは、デジタルミラー型ドライブレコーダーのDRV-EM4700とポータブルナビのEZ-750で、使用時の意見、感想、要望などのアンケートに協力すれば、入札による特別モニター価格で購入できます。 また保証期間の延長とかオンラインストア限定商品の販売もあるので、まめにチェックしておくと掘り出し物が見つかるかもしれません。カーエレ機器の取り付け業者の紹介もあるとのことですが、みたところSeibiiによる出張取付しか見つからなかったので、オーディオを本気で取り付けたい人には向かないでしょうね。という意味ではDIY派向けのサイトといえるでしょう。 ともあれ今後はD...

光城精工から高周波ノイズに効くノイズフィルター

ボディアース強化ボックス、ve-02が大人気の光城精工から新製品、N-04(27,500円/税込)が出ます! 正式な発売は8月20日ですが8月9日から先行販売。8月4日までに予約すれば、生産数が足りていてば9日に手に入る確率が高いので、欲しい人はすぐに予約したほうがいいでしょうね。なにしろve-02は生産が追いつかず、手に入れるのが大変な時期がありましたから(笑) さてこのN-04ですが、既発売のピュア・コンディメンタ、Nve-03からフィルター部のみを取り出したカーオーディオ用電源フィルターです。ボディアース強化機能を省いているので、コンパクト化と低コスト化を実現。もちろんボディアース強化ボックスの接続は可能なので、ve-02やVE-01をすでに持っているという人が、さらなる音質向上を期待して増設するという手はあるでしょう。 N-04の特徴はこのところ問題になっている高周波ノイズに対応している点です。従来のカーオーディオ用電源フィルターは、おもに大容量の電解コンデンサやチョークコイルの複合回路で形成され、バッテリーの電圧変動や比較的低い周波数のノイズに作用していました。が...

ケンウッド彩速ナビタイプMの2021年モデルが登場

F2Musicの新製品に気を取られている間にケンウッドの新製品を見逃していました…。彩速ナビの2021年モデルが発表されたんですね! 7月下旬から8月下旬にかけての発売です。 今回登場したのは彩速ナビ上位シリーズであるタイプMの4モデル。9型大画面がフローティングモデルのMDV-M908HDFと9型開口のあるクルマにフラット装着できるMDV-M908HDLの2モデルで、残り2機種は7型のワイドボディ、MDV-M808HDWと普通の2DINサイズのMDV-M808HDです。 すべてオープン価格ですが、市場推定価格はMDV-M908HDFが163,000円前後でMDV-M908HDLが152,000円前後。7型モデルはともに99000円前後(すべて税込)で発売日は2DIN機のみが8月下旬。他は7月下旬に発売する予定です。もちろんすべてハイレゾ対応。その上でこの価格はコストパフォーマンスがものすごく優れていると言えるでしょう。 彩速ナビタイプM2021年モデルの最大の特徴は、新たにチューニングされた新・HD描画マップを採用したことです。地図色は目の負担を減らして見やすさ...

F2Musicからハイエンドな端子&ヒューズが登場

再々々緊急事態宣言で取材に出られないし新製品の情報は出てこないしとぼやいていたら(笑)F2Musicより素敵な新製品情報が届きました! カーボンナノチューブを使ったハイエンドな端子類です。 F2Musicといえばロジウムコーティングの高性能な端子類で一躍有名になりましたが、新製品はカーボンナノチューブと銀の複合メッキ。銀メッキの中にカーボンなのチューブを均質に封入してコーティングすることで、接触抵抗を減らして優れた導電性を発揮するんだそうです。 銀はもともと金属の中で最高の導電性を持つ素材なんですが、空気中のわずかな硫黄と結びついて硫化すると絶縁性を持ってしまうため導電性が著しく低下してしまうのが弱点。それを無くすために導電性が圧倒的に優れるカーボンなのチューブを銀メッキの中に均質に封入したんですが、弱点をカバーするどころか硫化後でも硫化前の銀メッキ本来の導電性を上回って、理想を超える銀メッキが完成したそうです。 ラインナップは棒端子が12AWGケーブル用のCNT12G、10AWGケーブル用のCNT10G、8AWGケーブル用のCNT8G、4AWGケーブル用のCNT4Gの4種類。価格は12AWGケーブル用と10AWGケーブル用が4個で27,500円(税込)、8AWGケーブル用が2個で16,500円(税込)、4AWGケーブル用が2個で33,000円(税込)と、棒端子にしては相当高いです。 が、その音は圧巻で、2次元だった音場が3次元に変わるし、楽器やヴォーカルが生き生きとするし、ロジウムメッキと比べてもさらにレスポンスが良くリズム感が増すし、いいことだらけとのこと。ハイエンドなオーディオを目指す人なら、変えずにはいられないでしょう。 発売は7月末から随時ですが、なにしろ生産技術が高度なため、少量ずつしか生産できないとのこと。早く手に入れたいなら、すぐにでも注文したほうがよいかもりれません。なお、カーボンナノチューブ・シルバーコーティングを施したMIDIヒューズのCNT...

kmのニューノーマルタクシーにケンウッドCAX-DS01

以前お伝えしたケンウッドの低濃度オゾン発生器、CAX-DS01(オープン価格/市場想定価格は税込23,000円)ですが、タクシーやハイヤー事業を展開する国際自動車(kmグループ)が7月19日から運行するニューノーマルタクシーに搭載されるそうです。 このCAX-DS01は多重リング式のコロナ放電によって低濃度オゾンとイオンを効果的に生成&放出して、ウイルスやニオイを抑制する仕組み。フィルターの交換が不要で手入れが簡単だし、コンパクトだからダッシュボードにも設置可能。電源はシガーソケットに対応しているほかソーラーパネルを搭載しているので駐車中の太陽光駆動も可能です。 だから長時間走行するタクシーにはぴったり。もちろん、一般の自家用車にも使えて、このコロナ時代の安心感を高めてくれます。 kmグループのニューノーマルタクシーは、東京都内を走行する4,068台(業務提携会社を含む)全車両にCAX-DS01を搭載予定。このオゾン発生器のほか車内飛沫感染防止仕切り板や抗菌加工も施して、万全の体制でお客さんを待っています。どうせなら、このような安心感の高いタクシーに当たりたい...

ドラレコは「撮るだけ」から「繋がる」に変わっていく?

なんか、このところ通信型ドライブレコーダーの発表が相次いていますね。ケンウッドは三井住友海上と組んで、同社の自動車保険「見守るクルマの保険(ブレミアムドラレコ型)」にケンウッド製通信型ドライブレコーダーを供給。一方パナソニックは損保ジャパンとの共同開発で、安全運転支援サービス「Driving!」に端末を提供します。 ケンウッドは2019年から三井住友海上のDX Valueシリーズに通信型ドラレコを供給していましたが、2022年1月からは大幅に機能アップしたプレミアムドラレコ型を販売。その追加される機能はドラレコ本体を2カメラ一体型とすることで360度撮影に対応し、クルマのサイドや後方を撮影できるだけでなく脇見運転等も検知。アラートで安全運転を支援してくれmす。 また長時間の駐車監視機能を搭載し、駐車中の当て逃げや盗難等の映像も記録。さらに緊急通話ボタンを押すことで三井住友海上のオペレーターと通話して事故や故障、あおり運転等の連絡ができるし、ドラレコ本体を外して車外での利用も可能な作りで、事故の際には本体を取り外して安全な場所からコールセンターと通話することも可能です。 ...

フルスペックのハイレゾに対応したアルパインF#1Status

1年くらい前から「出るらしい」との噂は聞いていましたが、ついに出ましたね。アルパインF#1Status(エフ・ナンバーワン・ステータス/略称エフワン)。前モデルが確か2004年の登場だったはずだから、なんと17年ぶりの新製品です。型番も7909。それ以前のjuba7909とはボタンの位置が左右逆になったとはいえ、四角いボタンが計6個並んでいるあたりがかつての名機を思い出させ、本気度が伝わってきます。 その新しいエフワンですが、素晴らしい点と残念な点がひとつずつ。まず素晴らしい点ですがカーオーディオでは初めて384kHz/32bitのハイレゾ再生を実現しています。現在カーオーディオで行われているハイレゾ再生は96kHz/24bitのスペックが一般的。ハイスペックなモデルでも192kHz/24bitです。これでもCDの6.5倍というデータ伝送量を持ち高音質再生が可能なんですが、現在のレコーディング現場の最新スペックでは384kHz/32bitが採用され始めています。その音源はCDの実に17.4倍という圧倒的なデータ量。これを再生できるから、元の音源の波形に忠実でよりスムースな再生が可能というわけです。 この高精度かつスムースな音楽再生をクルマの中で実現するためにパーフェクトシンクロという技術というか思想を導入しました。従来は音源を再生するヘッドユニットとチューニングを行うオーディオ・プロセッサーを分け、それぞれがクロック(水晶)を持ってそれぞれのタイミングで信号を処理していました。これが原因でジッターというデジタル信号のズレが発生していたんですね。 これを解消するために開発したのが、マスタークロック・マネジメントシステム。心臓部には水晶発信器として世界最高の精度を持つOCXO...

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