製品レビュー

カーナビの試乗インプレッション、カーオーディオ機器の試聴。気になる製品を徹底的にテスト!

オートバックスのくるまないとにパイオニア通信ドラレコが採用されました

オートバックスって、こんなサービスも提供しているんですね。高齢者向けの運転見守りサービス「くるまないと」。このサービスにパイオニアの通信ドライブレコーダーとIntelligent Pilotが採用されたそうです。 このサービスは「くるまないと」と「くるまないとfor Biz」の2種類あります。くるまないとはフロント用の1カメラのモデルで、通信ドラレコの機能を活かしてクルマの位置情報や移動情報を家族等が把握できます。高齢者が一人でドライブに出かけても、どこにいるか、事故等を起こしていないかわかるので、安心できますね。 またIntelligent Pilotは独自の地図データとこれまで蓄積してきたプローブデータを活用し、天候や運転傾向なども含めて総合的に事故や危険を予測。個々の車両の状況に応じて注意喚起や警告をしてくれるなど、ドライバーは親切な運転支援を受けられます。 さらにプレミアム・エイドと連携して、ドライブレコーダーが衝撃を検知すると専用コールセンターがGPSの位置情報と事故映像を確認。ドライブレコーダー端末を通じてドライバーと通話します。必要に応じて救急車を要請したり家族等に緊急通知を配信してくれたりするので、万が一の事故の時にも役立ちます。 くるまないとfor...

アルパインからフローティング式ディスプレイオーディオ

12月15日の夜8時からオンラインで発表会が行われたアルパインの新製品です。ディスプレイ・オーディオの新機種が出ました。名づけてフローティング・ビッグDAです。 アルパインらしい大画面のモデルで、画面サイズは11型のDAF11Vと9型のDAF9V、そして7型のDAF7の3タイプ。11型と9型は1DINサイズの本体にフローティング構造のディスプレイをくっつけたモデルで、7型モデルは幅と高さが2DINサイズで奥行きが半分ほどの本体に7型ディスプレイを搭載しています。 ディスプレイはWVGA。HD画面のモデルが増えてきたなかでWVGAというのはちょっと残念な気もしますが、ポイントは価格。11型でも79,800円、9型なら69,800円、7型にいたっては39,800円(すべて税別)ですから、かなりリーズナブル。この価格ならWVGAでもいいかな? と思えるかもしれません。 特徴は2台のスマートフォンを接続できること。以前、Android Auto対応のカーナビが付いたデモカーに試乗した時に、Android Autoのナビを代えて使ってみると元々のナビのルートは消えてしまうとか、...

エタニ電機のETANI ONEが凄い理由

11月29日に名古屋の近く、あま市のコルトレーンでエタニ電機とのコラボ・イベントが行われました。そこで気づいたETANI ONEというDSP+デジタルプレーヤーの凄さをお伝えします。 このモデルは、亡くなった前社長からも何度も説明を受けていて、だいたいのことは知っていたつもりだったんですね。実際、音を聴いても調整後だと情報量が増えるし音場の臨場感も高まるし、なにより聴き心地の良い音になって、クオリティが一段と上がります。これはすごいなぁと思っていたんです。 でも前社長は感覚的に話すかただったので、細かい部分までは謎のところがあったんですね(笑)。それが今回、新社長の鈴木さんが丁寧に説明してくれたので、細かいところまで良くわかったわけです。これは凄いぞ、と。鈴木さんは元パイオニアでスピーカーの企画や開発に携わっていたかたで、現在のカロッツェリア・スピーカーの共通コンセプトである「オープン&スムース」の生みの親。前PRSスピーカーにも大きく関わっていて、スピーカーのブロなんです。 そこで今回詳しく知ったのは、ひとつのスピーカーでも周波数によって位相が変わるということです。ホーム用スピーカーならエンクロージャーに入った完成品なので、出てくる音もそれで完成とお思いでしょう。が、スピーカー・ユニットの構造的な問題で周波数によって位相が変化するんだそうです。例えば100Hzは0度だけど500Hzは90度、1000Hzは180度という具合。すべて0度の状態で再生できるのが位相が回っていなくて理想的なんですが、そうはいかないんですね。 ETANI...

デンソーソリューションのAVナビがイクリプスから

イクリプスからAVNの新製品3機種が登場。12月中旬から発売の予定です。イクリプス・ブランドといってもデンソーソリューションが企画・開発したもので、旧富士通テンのものとは違うようです。 コストパフォーマンスを追求したモデルで、ラインナップはAVN-LS01とAVN-LS01W、そしてAVN-LBS01の3機種。AVN-LS01/LS01WはDVD/CDとフルセグの地デジチューナーを内蔵したメモリーナビゲーション。Bluetoothにも対応しています。両モデルともWVGAの7型モニターを搭載し、LS01は2DINサイズ、LS01Wは横幅200mmのワイドモデルです。 AVN-LBS01は型番に入ったBの文字が示す通りビジネス仕様の企業向けモデルで、CDデッキもTVもありません。企業向けなので、一般ユーザーには関係ありませんね(笑)。 カーナビ機能を充実させたモデルで、クアッドコアのCPUにより操作はストレスフリー。地図のピンチイン/アウトで縮尺を変えることができるし、ダブルタップ、2点タップでも地図スケールの原稿が可能です。 フラットデザインだから車室内にもフィット。...

5G時代の電磁波吸収シートをイースが発売

イース・コーポレーションが5G時代の音響用電磁波吸収シート、RAM-25を発表。昨日(12月3日)から「車内音響の魔術師」加盟店を通じて発売しています。 このRAM-25は電子機器の放射ノイズを抑制する音響用の電磁波吸収シート。最近のクルマは電子化が進んでいて、ECUとか追尾用ミリ波レーダーとかオルタネーターとか、多くの電子機器が放射ノイズを発生しているため、カーオーディオにとっては厄介。これらのノイズに対処しないと、本来のポテンシャルを引き出すことができません。 そこでRAM-25。ノイズ発生源の近くにRAM-25を貼り付けることでノイズを吸収してクリアなサウンドを実現してくれます。耐水&難燃性の製品なので、施工場所を選ばないのもいいですね。取り付ける推奨場所はハイブリッドバッテリーやドアトリム、ボンネット、ルーフ、フロア、トランク、電子機器、各種ケーブルなど。裏面が粘着層になっているので、鉄板でも樹脂パーツでも木材でも、あらゆる素材に貼り付けできます。 1枚が幅330×奥行250×厚み25mmのサイズで、これが24枚入ったバルクパックで64,800円(税別...

トライムからアルミダイキャスト製バッフル登場

オーディソンやブラムの製品を扱っているトライムからスピーカーの取り付けを手軽にするバッフルが登場しました。名付けてD-Baffleです。 このD-Baffleとはダイキャスト・バッフルの意味。つまり素材にアルミダイキャストを使用しています。その上で汎用。内径寸法は144mm(147mmから30度のテーパー処理)と145.5mmと大きめなので、トライムが扱っているオーディソンやブラムのスピーカーの8割がたに対応しています。 商品はトヨタ/スバル/ダイハツ/アウディ/フィアット/アバルト用のKSM-006(12,000円/税別)とトヨタ/スバル車の楕円スピーカー装着車に対応するKSM-012(14,000円/税別)の2種。ひとまず、トヨタ車を中心とした商品展開のようですが、売れ行きをみて今後もラインナップ拡大を図って行きたいとのことです。 ユニット固定用のビスはM4を8本付属。バッフル固定用ボルトやナット、ワッシャーもKSM-006には6組、KSM-012には8組付属しているのですぐに取り付けられますね。バッフルの背面には振動を制御するウレタンクッションを貼り付けていたり...

オートサウンドWebグランプリが決まりました

お待たせしました。Macが不調でしばらく休ませていたため、10日以上ぶりの更新です。その間に、オートサウンドWebグランプリが発表されましたね。パチパチ。グランプリに選出された製品は、どれも自信を持っておすすめできるものです。 しかし今年は高いモデルが多かったですね。マイクロプレシジョンのパワーアンプが180万円、RSオーディオのスピーカーが120万円ですから、なかなか手を出せるものではありません。が、そのおかげで聴いたスピーカー、すべてがいい!(笑)とくに2ウェイ・スピーカーはダモーレ・エンジニアリングのA1500.2をリファレンスにして聴いたんですが、どちらもいいんです。 今年は2ウェイ機は選外となってしまいましたが、実は僕は点数を入れています。そこで、惜しくもグランプリには選ばれなかったものの魅力的な2ウェイスピーカーを紹介していきます。 まずはブラムのL165P。ライブ・シリーズの63,000円(ペア/税別)の16.5cmセパレート2ウェイ・システムです。付属のパッシブ・クロスオーバー・ネットワークはコンパクトでシンプルな作りですが、ハイパスとローパスが別れたセパ...

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