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アルパインの人気ナビ、X08プレミアムがマイチェン

アルパインのAVナビ、X08プレミアムがモデルチェンジした。従来モデル、VIE-X08をベースにしたマイナーチェンジモデルで、60GB HDD搭載、ホワイトLEDバックライト採用のワイドVGAディスプレイ採用、3層構造シャーシの採用など、プラットフォームやスペック面は、従来モデルと変わらず。新たに開通した道路など、地図データが変わった箇所を部分的に地図更新できる差分マップや、携帯電話を通じておすすめスポット情報を入手できるいつもNAVI対応、iPod/iPhone&USB/SDカード対応など、機能面でも大きな違いはない。


進化した点は、車室内サウンドデータが、さらに充実したこと。車内で、いい音で音楽を楽しむには、そのクルマに合わせたセッティングが必要だが、X08Sには50車種(発売時は41車種。その後差分マップディスクで追加予定)の車種別セッティングデータをあらかじめ格納し、ワンタッチで快適な音響空間を実現。また専用Webサイトで349車種のサウンドデータを調査&提供しているので、難しい調整が手軽にできる。

またパーフェクトフィットシリーズの対応車種を拡大したり、別売りのバックカメラ&専用取り付けキットを使用したとき、カメラの取り付け位置を車種ごとに指定するなど、各車種ごとの対応を強化しているのが特徴だ。

X08でも音質面の評価は高く、09年はカーオーディオ専門誌「オートサウンド」で、オートサウンドグランプリを受賞している。X08Sは、車室内サウンドデータやパーフェクトフィットの充実により、そのポテンシャルを手軽に引き出しやすくなっているというわけだ。

差分マップは、年5回まで地図を無料で更新でき、発売と同時に開催予定の「X08Sお客様登録キャンペーン」に申し込めば、2011年も地図データもDVDの差分マップにより、無償でもらえる予定。ラインアップはAVナビ単体のVIE-X08と、リアビジョンセットのVIE-X08XRV-VG&VIE-X08XRV-GBの3モデルで、すべてオープン価格。リアビジョンは従来モデル同様、10.2インチWVGA液晶を採用し、型番末尾=VGはリアビジョンのボディカラーがシルバー、GBはゴールド仕様だ。発売は、VIE-X08が5月中旬、VIE-X08XRV-VG&VIE-X08XRV-GBが5月下旬の予定。

【関連リンク】
・アルパイン

アルパインX08Sがパーフェクトにフィットする車種別キット

アルパインの最新AVナビ、VIE-X08Sを愛車にスマートに装着できるキット=パーフェクトフィットシリーズが、5月中旬から6月にかけて20車種分、登場する。

   プリウス用は純正ステアリモコンでX08Sを操作できるキットも同梱

   こちらはステップワゴン用

専用パネル&専用金具のほか、純正のステアリングリモコンでVIE-X08Sの基本操作ができるキットまで同梱しているのがプリウス用/アルファード・ヴェルファイア用/エスティマ用/ノア・ヴォクシー用/マークX用/マークX Zio用/ワゴンRスティングレーの7タイプで、これらは9,975円。ほかは専用パネル/専用金具/専用取付説明書/専用パーフェクトセッティングガイド/セッティング完了ガイドのセットで、価格は5,985〜7,350円となっている。

パーフェクトフィットシリーズがある車種と対応するキットの品番、価格、発売のタイミングは以下の通り。

■トヨタ
プリウス(30系) KTX-X0805-PR(9,975円) 5月中旬
アルファード・ヴェルファイア KTX-X0805-AV(9,975円) 5月中旬
エスティマ KTX-X0805-ES(9,975円) 5月中旬
ノア・ヴォクシー KTX-X0805-NV1(9,975円) 5月中旬
ノア・ヴォクシー(ステリモキット無し) KTX-X0805-NV2(5,985円 5月中旬
ウィッシュ KTX-X0805-WI(5,985円) 5月中旬
ハイエース KTX-X0805-HI(5,985円) 5月中旬
アイシス KTX-X0805-IS(9,975円) 6月
ハリアー KTX-X0805-HA(5,985円) 6月
マークX KTX-X0805-MA(9,975円) 6月
マークX Zio KTX-X0805-MZ(9,975円) 6月

■ニッサン
セレナ KTX-X0805-SE(6,825円) 5月中旬

■ホンダ
インサイト KTX-X0805-IN(7,350円) 5月中旬
ステップワゴン・スパーダ KTX-X0805-ST(6,300円) 5月中旬
フリード KTX-X0805-FR(6,300円) 5月中旬
ストリーム KTX-X0805-SR(7,350円) 5月中旬
フィット KTX-X0805-FI(6,825円) 5月中旬

■スズキ
ワゴンRスティングレー KTX-X0805-WS(9,975円) 6月

■ダイハツ
タントカスタム KTX-X0805-TC(5,985円) 6月
ムーブカスタム KTX-X0805-MC(5,985円) 6月

【関連リンク】
・アルパイン

アルパインのB5デジタルアンプがモデルチェンジ

アルパインのB5サイズ・デジタルアンプがモデルチェンジした。従来のPDX-4.100に代わる4チャンネルアンプがPDX-F4(78,750円)で、PDX-1.600に代わるモノラルアンプがPDX-M6(78,750円)。アルパインB5アンプのラインアップは、これらに5チャンネルアンプのPDX-5を加えて3モデルとなる。

   PDX-F4

PDX-F4とPDX-M6はデザインを一新。表面積は従来同様、幅275×奥行192ミリのほぼB5サイズだが、高さを50.8ミリにサイズダウン。従来は62ミリだったから、1センチ以上薄くなっている。もちろん、従来通りのスタッキング(積み重ねる)インストレーションも可能だ。

高性能MOS-FET、高精度マルチフィードバック回路など、投入している技術は従来モデルと変わらないが、ファインチューニングにより高音質かを実現。周波数特性はPDX-F4が5Hz〜100kHz、PDX-M6が5〜400Hzとワイドレンジ化(PDX-4.100は20Hz〜20kHz、PDX-1.600は20〜200Hz)したほか、SN比は4チャンネル機で96dBから115dBへ、モノラル機で110dBから123dBへと向上している。

簡単&確実な配線ができるクイックコネクターの採用も従来通り。クロスオーバーネットワークを内蔵し、PDX-F4はハイパス/ローパス/オフの切り替えが可能で、クロスオーバー周波数は30〜400Hz可変、カットオフスロープ−12dB/oct、PDX-M6はクロスオーバー周波数50〜400Hz、スロープ−24dB/octのローパスフィルターのみという仕様。PDX-M6には15/30Hz/オフを選択可能なサブソニックフィルターも内蔵する。





【主な仕様】
■PDX-F4
●定格出力:100W×4(4Ω)/200W×2(4Ωブリッジ)●SN比:115dBA●周波数特性:5Hz〜100kHz●入力感度:0.2〜4V●サイズ:幅257×奥行192×高さ50.8ミリ●質量:2.87キログラム

■PDX-M6
●定格出力:600W×1(4Ω)/600W×1(2Ω)●SN比:123dBA●周波数特性:5〜400Hz●入力感度:0.1〜8V●サイズ:幅257×奥行192×高さ50.8ミリ●質量:2.92キログラム

【関連リンク】
・アルパイン