楽ナビからは音声認識が無くなってしまいましたが、世の中、スマホを始め音声を使ったサービスが盛んになりました。Amazonが行なっているクラウドベースの音声サービスが「Alexa」。Amazon Echoなどの端末と接続することで、質問したり音楽をかけたり、照明やエアコン、TVなどのコントロールをしたりゲームしたり、買い物したり、いろんなことができるわけですが、2019年に予定しているスマートフォンの専用アプリ「Pioneer Smart Sync」のアップデートで、スマートフォンリンクがAlexaに対応するようになります。
ま、今でもスマートフォンとリンクして音楽を聞いたり、メッセージを受信したり、カーナビを見たりできるわけですが、Alexaに対応することで、より使い勝手が上がりそうです。音声ボタンの設定を「Amazon Alexa」の起動ボタンにすれば、簡単にAlexaが起動して、音声で音楽を再生したり最新ニュースを確認するなど、多彩な操作が可能になります。
ただし、ウェイクワードには非対応。つまり「アレクサ」と呼びかけるのではなく、ボタンを押して操作に入るわけです。が「アレクサ」と呼ぶのが恥ずかしい人にはぴったり(笑)。実は、僕もそうです。音声操作にはずいぶん慣れましたが、最初に「アレクサ」と話しかけるのはどうもね(笑)そんな人にはぴったりで、ある意味年寄り向けかもしれません。
ドライビングサポートアイにも対応します。これは前方車両の接近やレーンのはみ出しなどをスマホのカメラで検知し、画面表示と音で警告しれくれる、パイオニア独自の新サービス。350円(税込)で、このサービスが受けられます。ただし、走行環境や端末の設置状況によっては、うまく動作しないことも考えられるので、ハードルはけっこう高そうですね。ま、これはスマホをどこに設置できるかを考えながら、入るかどうか決めてください。
スマートフォンリンクに対応したヘッドユニットは、写真のMVH-7500SCをはじめ、MVH-6500、MVH-5500、DEH-6500、DEH-5500の5モデル。これらをお使いなら、スマートフォンリンクに対応します。ま、もうお使いでしょうけど。それが、Alexaによってさらに使い勝手が高まるので、夏をお楽しみに。