スーパーGTの車載カメラが新しくなりました

4月13〜14日に岡山国際サーキットでスタートした2019年のスーパーGT。5月3〜4日の富士スピードウェイに続き、11月2〜3日のツインリンクもてぎまで、全8戦で争われます。


このレースを運営しているGTアソシエイションを2014年からサポートし、レースカーにTV放映用公式オンボードカメラを提供してきたのがケンウッド。今年から、耐久性と堅牢性を確保しながらさらなる小型・軽量化を実現し、さらに歪みを低減するクリアな映像を映し出す、新車載カメラを開発し、今年の開幕戦から供給しています。

このカメラは、遠隔操作で細かなカメラ設定ができるなどの利便性はそのまま残しつつ、車両からの脱落を防い安定した取り付けができる筐体構造を採用。動作確認用LEDの位置を見直して取り付け後の確認作業の効率化を実現するなど、改良を加えています。これまでもトラブルなく安定した撮影をしてきたんですが、今回はその性能をさらに向上させるべく、社内にレースカー特有の振動や温度を再現できる環境を構築。サーキットとほぼ同等の環境下で製品を評価し、強烈な振動でも歪みを低減して安定した映像を確保する性能を実現したそうです。

このような過酷な環境下で培った経験や技術をフィードバックしているからこそ、ケンウッドのドライブレコーダーの性能が高まり、人気につながっているわけですね。納得です。スーパーGTの映像は、J Sportsやテレビ東京系列のスーパーGTプラス等で放映中。クリアなオンボードカメラの映像を確認してみてください。