昨日、4月15日のカロッツェリア新製品発表会。発表されたのは楽ナビだけではありません。ドライブレコーダーに本格参入したのもニュースです。
本格参入といっても以前からドラレコは出していたわけですが、今回は7種類を一気に発表。あおり運転の影響で最近人気の2カメラタイプが3モデル、1カメラタイプが4モデルの計7モデルで、どんなニーズにも対応しようという狙いです。
まずは2カメラタイプのVREC-DZ700DLC、VREC-DZ700DSC、VREC-DS500DCというモデル。これらはフロントカメラとリアカメラの両方で、前後の映像を同時に録画できるもの。VREC-DZ700DLCとVREC-DZ700DSCは、本体もカメラもまったく同じものですが、リアカメラ用のケーブルの長さが違っていて、VREC-DZ700DLCはリアカメラを車の後方に向けて設置。VREC-DZ700DSCはケーブルが短く車内を撮るためのカメラです。
VREC-DZ700DSCのリアカメラ用ケーブルは9m。前長が長いミニバンやSUV、商用車への設置も可能です。VREC-DS500DCはカメラがフロント/リアともにコンパクトで、液晶モニター付きの本体が別体の3ボディタイプ。VREC-DS500DCのリアカメラ用ケーブルも9mです。視野角も違っていて、VREC-DZ700DLCとVREC-DZ700DSCは体格視野角がフロント160度、リア137度。VREC-DS500DCはフロント&リアともに142度です。
これらは全て解像度約200万画素のフルHDカメラを採用。ソニー製のCMOSセンサー、STARVIS(スタービス)を採用することで、暗くてもはっきりと録画できるナイトサイトを搭載しています。その高感度ぶりは、従来のドラレコに比べ100分の1の光量でも撮影が可能。夜間走行時のクルマのナンバープレートはもちろんのこと、街灯のない駐車場でも周辺の状況を鮮明に映します。
しかもVREC-DZ700DLCとVREC-DZ700DSCは走行中だけではなく24時間365日クルマを監視できるセキュリティモードを搭載。クルマのバッテリーを使って監視し、衝撃を検知するとその前後の映像を同時に録画するので、もし車上荒らしにあっても記録できる可能性が高まります。起動&撮影は衝撃を受けた時だけなので、クルマのバッテリーの負荷は極力抑えています。またスマートフォンとWi-Fi接続して、手元で録画映像を確認し、スマホへ映像を保存することも可能です。ドラレコ本体の設定もスマホでできるので便利です。
1カメラタイプのVREC-DZ600CとVREC-DZ600、VREC-DZ200、VREC-DH200ですが、VREC-DZ600CとVREC-DZ600は暗闇に強いナイトサイトを搭載。VREC-DZ600Cは24時間365日のセキュリティモードを搭載して、駐車中のクルマも見守れます。他も駐車監視機能を搭載していますが、VREC-DZ600は本体内蔵の750mAhバッテリーで最大約90分作動。VREC-DZ200は最大約50分、VREC-DH200は最大約15分作動します。
VREC-DZ600CとVREC-DZ600、VREC-DH200はスマートフォンとWi-Fi接続して録画映像を手元で確認可能。VREC-DH200は本体がカメラのみで液晶モニターがないコンパクトなタイプなので、スマホアプリの利用はマスト。無料の専用アプリ、ドライブレコーダーリモートを使います。VREC-DZ600CとVREC-DZ600、それにVREC-DZ700DLC、VREC-DZ700DSCの映像をスマホで見るには同じく無料の専用アプリ、ドライブレコーダーインターフェイスを利用できます。
このように、暗い場所の記録に強く、駐車中のセキュリティも重視したカロッツェリアの新しいドライブレコーダー。設置場所やサイズなど、きめ細かく別れていて、好みの1台がきっと手に入れられるはずです。