アルファード/ヴェルファイアなどのでっかいミニバンに乗っていると、前や後ろのカメラだけでは足りず、全方位を把握できるカメラが欲しくなります。これまで、市販カーナビに替えた時にも取り付けられるサテライトビュー(全方位)カメラは、通常のアルファード(SV-Y006)/ヴェルファイア(SV-Y007)向けにカナック企画が出していましたが、ヴェルファイアエアロタイプは残念ながらメーカーオプションのみの対応でした。
そんなヴェルファイアエアロタイプ用のサテライトビューカメラ、SV-Y008(オープン価格)が、ついに出ます。これで、市販ナビに入れ替えても、フロントとリア、サイドの2つのカメラで、前後左右の全方位をカーナビの画面で確認できるようになります。また別売のオプションパーツ、SV-X001(3,000円/税別)を使用することで、ディーラーオプション・ナビにも対応しています。
車体を真上から俯瞰した合成映像を画面に映し出すので、狭い駐車場に駐車するのも安心。ギアをリバースに入れると、クルマの周囲がひと目でわかる合成映像が表示されるし、バックの映像にはステアリング連動のガイドラインが付くので、大きなクルマでも安全に扱えます。
また停車中や徐行運転中に切り替えボタンを押せば、ナビ画面からサテライトビューカメラの画面に切り替え可能。前向き駐車から出る時に後方を確認できるなど、運転席から死角となる場所を確認することができるので便利です。
それぞれのカメラは、ヴェルファイアエアロタイプの専用設計で、フィット感に優れた仕上がり。とくにフロントパーツは、さりげない装着感をイメージして設計したとのこと。取り付け後も純正品のような仕上がりです。
これまで、市販ナビに替えたけど全方位カメラはつかないと言われていた人も、純正ナビじゃないとカメラはつけられないと我慢していた人も、これならどんな市販ナビでも装着可能。オープン価格ですが、普通のヴェルファイア用が取り付け工賃を入れて約13万円くらいなので、同程度と思われます。ヴェルファイアエアロタイプにお乗りの人なら、考えてみてはいかがでしょう。