OTOTENへ行ってきました。その1

6月29・30日の2日間、東京国際フォーラムで行われたOTOTEN AUDIO・VISUAL FESTIVAL 2019(通称:音展)。29日に行ってみました。

入場証の受付(入場は無料)のために、東京駅方面からガラス棟に入ってエスカレーターで地下1階に向かうと、カーオーディオ体験コーナーのデモカーが見えてきます。今年のカーオーディオの出展は4社5台。アルパイン、JBL、ケンウッドが1台ずつでダイヤトーン(三菱電機)が2台です。昨年はパイオニアなどもいたので、ちょっと寂しいですね。


受付を済ませ、さっそく試聴待ちの列に並びます。まずはアルパインから。先に5人ほど待っている人がいたでしょうか。アルパインでは1人10分ほどかけてじっくりと聴かせているようです。なので50分待ちは覚悟。この間、アンケートを取ったりしますが、基本的にはじっと待つだけ。もどかしい時間です。時間指定の整理券をまくとか、待ち時間でも飽きない工夫が欲しいですね。

途中、何人か離脱したおかげもあって、30分待ちくらいで試聴開始。デモカーは、アルファード専用の11型ナビ、ビックX EX11Z-AL(オープン価格)を搭載したシステムです。これにリフトアップツィーターと7×10インチ・ウーファーを組み合わせたアルファード/ヴェルファイア専用スピーカー、X3-710S-LUP-AV(110,000円/税別)とパワードサブウーファーを組み合わせています。パワーアンプはナビの内蔵アンプを使用。インストールも、スピーカー裏に拡散材を張った程度で、デッドニングは一切おこなっていないそうです。

そんな、ほぼ素のままで製品を入れ替えただけのクルマですが、これがなかなかいい音でした。ダッシュボード上のリフトアップツィーターは、見た目も音も存在感抜群で、レスポンスが良く力強い中〜高域を再生します。これがもっとリスナーに近い場所で鳴っているとちょっとうるさいかな? と思えなくもないですが、このクルマは幸いダッシュボードが広く、その奥の端っこに純正ツィーターの装着位置があるので、試聴場所からはかなり離れています。そのおかげでしょう。はっきりと通る音ながらうるさくもなく、広がりのある立体的な音場を作っています。

音源はストリーミングでMP3なんですが、そんなの関係なくストレスなく気持ちのいい鳴り方。内蔵アンプなのに力強さもあり、デッドニングしていないのにビビりもにごりもないあたりは、クルマ自体の作りもしっかりしているのでしょう。たぶん、より綿密なチューニングをしているんでしょうが、ナビには車種専用チューニングが組み込まれていて、ナビとスピーカーを替えただけで、この音が得られるなら絶対に欲しくなるはず。そんな気持ちの良い音がしていました。

次に聴いたのはJBLのデモカー、C-HRです。このクルマのスピーカーは、フロント16cmセパレート2ウェイのSTUDIUM GTO600C(30,000円/税別)にミッドレンジのGTO20M(18,000円/税別)を加えた3ウェイ構成。リアドアのスピーカーもコアキシャルタイプのCLUB6250(12,000円/税別)に替えてあります。さらにラゲッジにパワードサブウーファーのBassPro Micro(45,000円/税別)を追加。パワーアンプもコンパクトながら最大出力総合1000Wの4チャンネルモデル、CLUB704(25,000円/税別)を使っています。わりとがっつり作ったクルマです。

ただしクルマの出来としては微妙でした。なんか、全体的に音がつまった感じで、前に出てこない印象。ヌケが悪い音は、ドライブ中に聴いているとストレスがたまりそうです。はっきりとした理由はわかりませんが、おそらくデッドニングのやりすぎのような気がします。がんばってデッドニングをやりすぎると、このような音になりがちなので。

ただ、感心したのは2ウェイシステムとミッドレンジの作り。付属ネットワークにはミッドレンジのネットワークを接続するための端子を設けてあり、2ウェイシステムを簡単に3ウェイ化できます。このシスティマティックぶりは良いですね。音のつながりもなかなか良いです。ま、取り付け時に加工が必須のミッドレンジを付けたい人がどれだけいるのかはわかりませんが、音がクオリティアップするのは確実です。

長くなりそうなので、今日は前半ということで。後半の2社は明日お届けします。