リーズナブル(たぶん)な DSPアンプなど

ブラックスのDSPが80万円以上…。カーオーディオは高価格化に拍車がかかっている気がするのは気のせいでしょうか? そんななか、登場するのがビーウィズが新しく立ち上げたプラグ&プレイというブランドです。

第一弾として発売されるのは最大8ch分のスピーカー入力と2ch分のライン入力を持ち、10ch分のライン入力を備え、定格50W×8のパワーアンプも内蔵したDSPドライバーのPLUG&PLAY1080と、4chハイレベル入力&2chライン入力装備、6chライン出力装備、定格25W×4アンプ内蔵のDSPドライバー、640。6ch分のラインレベル&ハイレベル入力と1系統のAUX入力を持ち、8ch分のライン出力を装備したDSPコントローラー。超コンパクトながらチャンネルあたり定格出力80Wの出力を持つパワーアンプです。


DSPドライバーとDSP(単体)は、全チャンネル独立の31バンド・パラメトリックEQやクロスオーバー、タイムアライメントを搭載し、デュアル32bit処理でハイクオリティかつ緻密なサウンド調整が可能。640はより手軽に良い音を楽しめるように、総合的なサウンド調整を全自動で行う高精度オートチューニング機構を搭載します。この時に使う測定用マイクは販売店向けオプションで、ユーザーへの無駄な出費を抑えるというのも嬉しいですね。

というように、価格を意識した製品群のようなので、けっして高くなるとは思えません。けっして現状には満足していないけれど、グレードアップするには高くて手が出ないという人にはうってつけの商品になることでしょう。発売は5月を予定しています。

ただし「どうなんでしょう?これ」というのが1点。PLUG&PLAYという名前は商標登録したそうですが、すでにネットワーク・オーディオでもパソコン界でも広く使われている言葉だけに、今さら登録商標だから使っちゃダメと言われてもねぇ…、という印象です。なんだかシンガポールのティラミス屋さんみたいな話(笑)。みんなで仲良く、業界を盛り上げていってもらいたいものです。