ハイコストパフォーマンス楽ナビもモデルチェンジ

再びカロッツェリアの新製品情報に戻ります。楽ナビもモデルチェンジしました。今回モデルチェンジしたのは、2018年10月に発売されたもの。今年の4月に出たものはそのまま残ります。画面はHDパネルを採用した9型大画面モデルを除いて、WVGAパネルを採用。4月発表のモデルは、7型モニター採用機もHDパネルを搭載していましたから、今回の新製品はハイコストパフォーマンス・シリーズといえるでしょう。


まずはディスプレイをHDパネルに変えて大きく変わった9V型大画面モデルのAVIC-RQ903ですが、型番が4月に登場した910では無いので、パネルをHDに変えて地図を最新のものにしたマイナーチェンジ版のようです。ハードキーのデザインや配置なども、全モデルのAVIC-RQ902と変わっていません。

ただしHDモニターを採用しているので、画面は綺麗です。ピアノブラック基調のボディもうシンプルで落ち着きのあるもの。もともと、ナビ性能は高精度かつ高性能だし、スマートループの渋滞情報も使えます。逆走警告機能を搭載しているので、高齢者でも安心感がありますね。別売りのドライブレコーダーと連携して、ナビ画面で映像を確認したり操作したりができます。

またAVIC-RQ903のみ、マップチャージによる最新地図データ・バージョンアップが3年分ついています。地図を更新するのに追加料金が不要なのは、ありがたいですね。9型モニターが付くスペースがあるクルマにお乗りなら、これを選ぶと良いでしょう。

ほかはすべて7型モニターを採用。横幅200mmのワイドボディがAVIC-RW503とAVIC-RQ503の2機種、2DINサイズのモデルがAVIC-RZ503とAVIC-RZ303、AVIC-RZ103の3モデルです。

7型モデルはすべて、内蔵TVチューナーがワンセグ・タイプで、303はBluetooth無し。103はDVD/CDドライブが無いモデルです。まあ、がんばってコストダウンを図ったという感じでしょうか。レンタカーなんかに付いていると嬉しいタイプですね。DVD/CDドライブが無いと、ちょっと困りますが(笑)。

良い音で音楽を聴きたいというユーザーには物足りないかもしれませんが、セカンドカーに付けるとか、奥さんのクルマに手軽に付けるといった場合には良い選択かもしれません。