オーディオテクニカから10種の制振・吸音材

オーディオテクニカがAquieTシリーズの制振・吸音材を発売します。全部で計10種類を今日10月18日から発売開始。さらに7製品はバルク品を10月25日から発売します。

その内容ですが、まずはサウンドチューニングキットのAT-AQ473(4,000円/税別)。これは不要音を吸収して音漏れやビビリを抑える吸音材のキットで、表面を凸凹に加工して吸音面積を増やし、小さな形状でも効率的に吸音するアブソーブウェーブと、スピーカーの外周にフィットする波型スポンジのサウンドプルーフィングウェーブ(スピーカー用)およびインナーパネル用のサウンドプルーフィングウェーブ、ドアトリムクリップの隙間から漏れる音やビビリ音を防ぐクリップダンパーのセットです。

   AT-AQ473

サウンドプロテクトキットのAT-AQ475(3,000円/税別)はドア内に設置したスピーカーを雨などの水滴から防ぐもの。同時にバッフルのビビリ音も抑えてくれます。ダンピングアブソーバーのAT-AQ410(4,000円/税別)はバージン・ブチルゴムとアルミシートと吸音スポンジを積層したもの。高い制振・吸音効果を発揮します。
   AT-AQ475

AT-AQ450(3,000円/税別)は、小さい面積でも高い効果を発揮するドアチューニング用制振材で、ドアの開口部を塞いだり、小さくカットしてポイントを制振したりできます。500×250mm(厚さ2.3mm)のシートが2枚入っています。高比重・高耐熱のバージン・ブチルゴムと0.1mm厚のアルミニウムシートで作られていて、高温・低温下でも性能を発揮してくれるので、季節による制振特性のばらつきを最小限に抑えます。
   AT-AQ450

AT-AQ456(1,800円/税別)は、AT-AQ450を円形にカットしたバイブレーションコントローラーで、アウターパネルやルーフパネルに貼るのに最適です。こちらは直径120mmのものが8枚入り。ドア1枚に対して4〜6個使用することを推奨しているので、軽自動車なら1セットでOK、ドアが大きいミニバン等なら2セット必要ということでしょうか。ルーフパネルはクルマ1台分で12〜16個だそうです。
   AT-AQ456

AT-AQ470(2,400円/税別)は、ドアスピーカーの背面のアウターパネルに貼るアブソーブウェーブ。500×150mmのものが3枚入っています。表面を凸凹にプロファイル加工して吸音面積を増やしているので、小さな形状でも効果的に吸音。雑音を吸音して、車内の静粛性も向上してくれます。
   AT-AQ470

アブソーブコットンのAT-AQ420(2,600円/税別)は、ドアトリムやフロアパネル、ルーフパネルなど幅広い場所に使用できる吸音材。厚さ20mmのPP・PET材で作られていて、軽量なので負担が少なく、効率よく吸音できます。もう一つのインナーアブソーバー、AT-AQ440(2,300円/税別)は7mm厚のスポンジで、吸音とともに断熱も行います。これらは共に700×500mmのサイズです。
   AT-AQ420
   AT-AQ440

他には、ドアトリム内のくぼみに貼り付けて不要な音を吸音するサウンドプルーフィングテープのAT-AQ448(1,300円/税別)と、ドアトリムクリップの隙間から漏れる音やビビリ音を防ぐクリップダンパーのAT-AQ446(1,300円/税別)があります。クリップダンパーは、サウンドチューニングキットの中にも同梱されているので、キットでは足りない場合にお使いください。AT-AQ446は1シート9個入りが3シート入っています。

バルク品が用意されているのは、ダンピングアプソーバー10個入りのものがAT-AQ410P10で40,000円(税別)。バイブレーションコントローラーのAT-AQ451P8が8個入りで36,000円(税別)。円形のバイブレーションコントローラーは80個入りがAT-AQ456P80で18,000円(税別)。アプソーブウェーブが10個入りでAT-AQ471P10(40,000円/税別)。アブソーブコットンの10個入りがAT-AQ420P10で26,000円(税別)。インナーアブソーバーの10個入りがAT-AQ440P10で23,000円(税別)。クリップダンパーのAT-AQ446P30が30シート入りで13,000円(税別)です。お店なら、まとめて入手できるので、こちらが便利かと思います。

カーオーディオの音を良くするには、ドアの制振や吸音が重要。DIYでカーオーディオのインストールを行うなら、これらを利用すると良いと思います。