【CES2012】モレルのニューモデル、最新情報

CESに行ったクラスAから写真が届きました。サウンドストリーム、メンフィス・オーディオなど、クラスAが扱う製品は、詳しい話を聞いて近いうちに紹介するとして、まずはモレルの情報を。

日本で3月の発売が予定されているモレルの新しいフラッグシップスピーカーが、スプリーモ602。このスペックが判明しました。インピーダンスは4Ωで、周波数特性は40〜25,000Hz、能率は88dB。耐入力は定格で140W、最大で600Wですから、従来のスプリーモ5&6よりも耐入力は抑え気味です。ウーファーの口径は13cm、16.5cmのほかに、約22cmモデルもあるようです。

スプリーモ602はCES2012でイノベーション・アワードを受賞
同社のホーム用フラッグシップ・スピーカー「fat lady」で培ったノウハウをもとに、ウーファーには、ワンピース・カーボンコーンやヘキサテック・アルミニウム・ヴォイスコイル、EVC(エクスターナル・ヴォイスコイル)といった技術を採用。サイズ&形状とも従来のスプリーモ・ピッコロにも似たトゥイーターは独自のアキュフレックスをコーティングした28mmソフトドーム型。ほかに、ダブル・ネオジウム・マグネット、アンダーハング・ヴォイスコイル、エクストラ・ラージ3インチ・ヴォイスコイル、MXRダイレクト・クロスオーバー、CARフィルターなどの技術を採用しています。価格は、それなりに高価になりそうですが、楽しみなスピーカーです。

VIRTUSシリーズ
マキシモ・シリーズやテンポ・シリーズは、従来通りのようですが、付属クロスオーバーネットワークのデザインが違うような気がします。また、従来のラインナップにはないVIRTUSというスピーカーもあります。これはドーテック・オベーションに代わるモデルでしょうか。従来のハイブリッド・オベーション、およびインテグラ・オベーションも、ハイブリッド、ハイブリッド・インテグラという名称に代わったようです。詳細は後日、お伝えしようと思います。

ハイブリッド、インテグラともにオベーションの表記が消えています
PRIMOシリーズというサブウーファーも、新製品のようです。振動板はラミネーテッド・ペーパーコーンで、20/25/30cmの3サイズを用意。マグネットはフェライトを採用し、コストパフォーマンスに優れたモデルのようです。日本に導入されるかは不明ですが、新しいフラッグシップを含むモレルのスピーカー・ラインナップ、大いに楽しみです。
リーズナブルだと思われるPRIMOサブウーファー
明宝自動車


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