5月末発売。クラリオンの新HDD AVナビ

クラリオンがフラッグシップHDDナビ「CRASVIA(クラスヴィア)」の2011年モデルを5月下旬から発売する。



そのNX811(262,500円)は、従来モデル・NX810のマイナーチェンジ版。機能面で大きな変化はなく、地図データベースを2011年度の最新版に更新するなど、小変更にとどまる。ただし、このNX810はかなり良くできたナビで、ドライブ中、自車位置の周辺にあるお店の写真を画面下に次々と表示し、写真にタッチすると、その店の詳細情報を見たり、目的地に設定したり、電話をかけたりできる「ピクチャービュー」、TVや雑誌で紹介されたお店などを検索できる「TVサーチ」など、独自の楽しい機能が多い。


また、クラリオンの地図情報サイト「チズルとススム」との連携も楽しい。サイト上で検索したスポットやコースの情報をSDカード経由でカーナビに取り込み目的地に設定できるほか、カーナビの走行履歴を「チズルとススム」のマイページに取り込んで地図上に表示することもできる。「チズルとススム」は、口コミ情報を投稿したりもできる、地図SNSサイト。「チズルとススム」と連携するiPhoneアプリ「チズれぽ - Clarion」もあり、これらを使いこなせば、より楽しい。

モニターは高精細なワイドVGAで、内蔵地デジチューナーは4チューナー×4アンテナのフルセグ対応タイプ。12セグの地上デジタル放送やDVDの映像を高画質で楽しめる。サウンド面は、Dolby社が開発したカーサラウンドプログラム「DAEP」を搭載したのが特徴。運転席、助手席、後部座席のすべてで、臨場感あるサラウンド再生が楽しめる。iPodの接続は、専用のオプションケーブル・EA-1403A-A(12,600円)が必要。ケーブルはちょっと高いが、音楽を聴けるだけではなく動画をNX811のモニターで見ることもできる。

渋滞情報は、日立の「交通情報提供サービス」と連携。タクシーや、クラリオンナビユーザーの走行データをオンラインでサーバーに収集&蓄積して、リアルタイムの道路情報をドライバーに提供する。VICS情報では提供されていない交通情報も得られるし、ルート探索にも反映できるので、楽しいだけではなく、実用性も高い。通信はBluetooth携帯電話を介して行う。このクラスヴィア2011年モデル、NX811の発売は、5月末だ。

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