スマートミラーだのルームミラー型のドライブレコーダーだの、最近はルームミラー部分の場所の取り合いになっている感がありますが、セルスターはハーフミラー型のセーフティレーダー、AR-6(オープン価格)を発売します。
純正のルームミラーにかぶせてセットするタイプで横幅は300mmのワイドサイズ。ハーフミラーの右側に、3.7インチのMVA液晶を搭載しています。もちろんレーザー式オービスに対応していて、レーザー受信部はセパレート型。コンパクトなので純正ルームミラーの裏にも装着できるし、好みの場所に設置できるのがありがたいですね。
レーザー受信機は、受信レベルの強弱によって2段階でお知らせしてくれるので、取締り機の距離感を把握しやすい設計。高額フィルターと独自の判定システムで、誤報となりやすいレーザー受信を高い確率で識別できるのもうれしいところです。
また同社のCS-51FRなど、相互通信対応のドライブレコーダーと連携するのもミソ。ミラーのディスプレイ部分にカメラ映像を表示したり、レーダーのリモコンで操作できたり、クイック録画も可能で、使い勝手が大きく上がります。後方カメラにも対応しています。
政府機関が発令する災危通知をテキストと音声で知らせるのも業界初のこころみ。衛星は4種類81基を受信可能で、準天頂衛星みちびきのサブメーター級測位補強サービスが使えるので、都心部の高層ビル街など、測位が不安定な場所でも優れた測位を実現します。
無線LANも内蔵。スマートフォンで自動データ更新できるし、ASSURA+Linkで情報共有も可能です。充電スタンドのお知らせもあります。これらをすべて無料で利用できるのもありがたいですね。
国内の自社工場で自社生産している日本製なのも安心できる点。3年保証がついているのでより安心です。実売価格は不明ですが、横幅270mmのAR-5というモデルがオートバックスで約38,000円なので、それより大きいAR-6は4万円前後というところでしょうか。