ブラムの新製品情報の続きです。Relaxシリーズからリーズナブルなパワーアンプが2モデル出ています。
4チャンネル・アンプのRA754D(36,000円/税別)とモノラル・アンプのRA251D(27,000円/税別)の2台で、コンパクトなボディが特徴。RA754Dは幅188×奥行92×高さ36mmなので幅は1DINサイズよりも1cmほど大きい程度。RA251Dは幅152×奥行92×高さ36mmなので、MaxとかPlusが付いた大きいほうのiPhone並みの表面積。とにかくコンパクトです。
RA251D
このコンパクトなボディから発生する出力はRA745Dが50W×4(4Ω)、4Ωブリッジ時で150W×2。RA251Dは4Ω時150W、2Ω時は250Wです。一瞬「なんだ、4chモデルは内蔵アンプと変わらないじゃん」と思うかもしれませんが、内蔵アンプの表記は最大出力。対してこちらは定格出力ですから、全然違います。輸入モノには最大出力出力の表記はありませんが、もし最大出力を表記していたら、定格出力の倍近い数値になっているんじゃないでしょうか。
出力インピーダンスは2〜4Ω(ステレオ時)なので、ブラムの2Ωスピーカーも問題なく使えます。両モデルともクロスオーバーを内蔵。RA754Dはハイパス100Hz、ローパス120Hzの固定式で、クロスオーバーを使わずフルレンジの再生も可能です。RA251Dはサブウーファー用なのでローパスのみ。周波数は35〜500Hz可変で、45Hzを0〜12dBの範囲で調整できるベースEQも内蔵しています。またRA251Dのみリモートコントローラーを付属。サブウーファーの音量を手元で調整できます。
コンパクトだから取り付け場所を選ばないし、お手頃価格なのもうれしい点。外部パワーアンプを使ったグレードアップは感じられると思います。Relaxシリーズのスピーカーと組み合わせて、お手軽に音楽を楽しむシステムを構築してみてはいかがでしょうか。