いよいよインパネのタブレット化が本格化か!?

2月25日からスペインのバルセロナで世界最大級の携帯電話関連の展示会「Mobile World Congress 2013」が開催されるそうだが、ここで富士通テンが開発中の次世代車載機の試作機を展示する。


この車載機は、いまスマートフォンやタブレット、PCのWebアプリケーションへの導入が進む次世代のWeb標準技術、HTML5を採用したもの。車載のディスプレイで、スマホやタブレットのような操作性を実現できるし、アプリの開発も効率的にできる。

Mobile World Congress2013での展示イメージ

この試作機にはTVやAM/FM、CD/DVD、MUSIC、MOVIE、PHOTOなどの音楽＆映像ソースのアイコンのほか、NAVIのアイコンも数種類ある。ARナビは、車載カメラを活用してナビを行うものだろう。また外部端末との通信が容易に行えるので、オペレーターサービスなどの遠隔操作アプリケーションにも活用できるし、電話やメール等のスマホアプリも活用可能。車載版のタブレットともいえるし、いわゆるディスプレイオーディオの進化版ともいえる、この試作の車載機。いずれにしても近い将来、クルマのインパネにこの手のものが増えるのは間違いなさそうだ。

・イクリプス
・Mobile World Congress 2013

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