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ブラムからライブ・シリーズのパワーアンプ登場

みなさま、ご無沙汰しております。約3週間ぶりの更新です。実はMacが不調で書き込みができずに困っていたんです…。どうにか治ってだましだまし使っていますが、書き込みがものすごく遅くて限界かもしれません。

となるとパソコンを新調すればいいのですが、その資金も乏しく…。というわけで、みなさまから大々的にカンパを募集することにしました。「しょうがないなぁ、少しなら出してやってもいいかな」と思ったかたは、100円でも200円でも500円でも1,000円でも1万円でも100万円でもいくらでもかまいません。下記口座までカンパをお願いいたします。

みずほ銀行北沢支店 普通1483082 イシダイサオ

みなさまのカンパをお待ちしています。マジです。

さて今日のニュースは、ブラムのパワーアンプです。ブラムというとスピーカーのメーカーというイメージですが、パワーアンプも出しているんですね。

ラインナップは4チャンネルアンプが1機種と、モノラルアンプ2機種の計3モデル。このうち4チャンネル機とモノラルアンプのハイパワーなほうは近日発売予定になっていて、先に出るのはLA500という230W×1(4Ω)のモデル。税別で88,000円だから、税込だと96,800円ですね。

1Ω駆動も可能で、その時の出力は500W。2Ω時は400Wと、幅346×奥行217×高さ60mmのわりとコンパクトで控えめなデザインながら、ハイパワーを発揮します。ローパスのクロスオーバーも内蔵していて、スロープは-24dB/octの設定。クロスオーバー周波数は30〜250Hzの範囲で調整可能です。

またベースEQも内蔵していて、45Hzの周波数を0〜10dBの範囲でブースト可能。サブソニックフィルターは15〜35Hzで設定できます。周波数特性は15〜250Hz。完全に低音再生に絞ったパワーアンプです。リモートコントローラーも付属しています。

多くの人が気になるのは、近日発売予定の4チャンネル機、LA4100でしょう。こちらも価格はLA500と同じく税別88,000円で税込だと96,800円。しかし10%の消費税は高いですね。税込価格の表示が義務化されてから、その価格の違いにびっくりします。

このLA4100は4Ω時に100W×4の出力を発揮。2Ω時には130W×4に出力がアップします。またブリッジ時(4Ω)では260W×2でも使用可能。スロープ-12dB/octのクロスオーバーやベースEQ(3/4チャンネル)も内蔵しています。

サイズは幅416×奥行217×高さ60mmなので、幅がLA500よりも長いだけで奥行きと高さは同じ。LA4100とLA500を2台並べてインストールすればしっくりと決まります。シンプルで控えめなデザインは、なかなかハイエンドな雰囲気が漂っていますね。

もう1台のモノラルアンプ、LA1000(110,000円/税別・税込121,000円)は4Ω時400W、2Ω時660W、1Ω時には1,000Wを発揮。サイズは幅369×奥行228×高さ59mmで、これだけ他のアンプと共通の部分がありません。おそらく、他のモデルとは別設計なのでしょう。なんか、コストはかかりそうです。

ドイツ製やイタリア製と違って、フランス製のアンプにはかつて印象に残ったものがありませんが、ギー氏が送り出すものだから注目したいもの。自然な音楽を細部まで再現し、印象的な力強さを発揮できることを目標に、各コンポーネントを比較試聴しながら開発したとのことなので期待が持てます。ましてや低音好きのギーさんのことだから、モノラル・アンプはわりと狙い目かもしれません。

いずれにしても10万円以内の4チャンネルアンプは今、数が少ないので早く試聴してみたいものです。

スズキ・エブリイに8型ナビゲーションが付く!

春の新製品でカーナビ本体は発表しなかったカロッツリアですが、8型カーナビゲーション取り付けキットのニューモデルは出しました。スズキ・エブリイ/エブリイワゴン用です。

このKLS-S803D(24,200円/税込)を使えば、平成27年2月以降のスズキ・エブリイ/エブリイワゴンにカロッツェリア製の8V型ナビをすっきりと取り付けられます。カロッツェリアで言うとラージサイズ・カーナビゲーションってヤツですね。サイバーナビでも楽ナビでもOKです。

適合機種はサイバーナビAVIC-CL911や楽ナビAVIC-RL911など。詳細についてはカロッツェリアのホームページでご確認ください。型番の最初に「K」の文字があることから、もう気付いているかたもいるでしょうが、この製品はカナック企画製。だから仕様に関する問い合わせは、直接カナック企画に聞いたほうが早いでしょう。電話番号は03-5660-1234です。取り付けキットに関しては実績のあるカナック企画製だから、安心ですね(笑)

なお、今回はスズキ・エブリイ/エブリイワゴン用だけですが、2021年夏にはスズキ・ソリオ、ホンダ・オデッセイ、ニッサン・ノート用のラージサイズ・カーナビゲーション取付キットの発売も予定しているので、それらのクルマのオーナーもお楽しみに。

サウンドチューニングキットの対応車種が計79車種に拡充

春の新製品は2モデルのみだったカロッツェリアですが、ラージサイズ・カーナビの取り付けキットを発売したり、サウンドチューニングキットの車種専用パッケージの適合車種を拡充したりもしています。

まずはサウンドチューニングキット。適合車種を18車種追加して、従来のものと合わせて計79車種に拡充しています。パイオニアのWebサイトには、車種別のマニュアルが掲載されているので、それに沿って取り付けるだけで手軽に音質の向上が図れます。新型コロナウイルスの影響が長引いて、なかなか外に出づらくなっている今だからD.I.Y.にチャレンジする時間もたっぷりとれそうですよね。

追加された車種はUD-S701(7,150円/税込)がトヨタ・アルファード/ヴェルファイア、ライズ、ヴォクシー/ノア、ニッサン・セレナ、デイズルークス、ホンダ・フィット、ダイハツ・ロッキー、三菱・eKスペース、スズキ・ハスラー、スペーシア、スペーシアギアなど。

UD-S702(7,150円/税込)はニッサン・キックスに対応し、UD-S703(7,150円/税込)は新型のホンダ・N-ONEに対応しています。新型車にもいち早く対応してくれているのは嬉しいですね。既発売のモデルも含めて対応車種の詳細や車種別マニュアルについては、こちらを確認ください。

重ね重ね言いますが、新型コロナウイルスの影響が長引く今、カーオーディオの音質アップのためにD.I.Y.にチャレンジしてみるチャンスでもあります。手軽にできるサウンドチューニングキット車種専用パッケージで、D.I.Y.にチャレンジしてみませんか?

高画質で暗がりに強い2カメラ・ドライブレコーダー

カロッツェリアの春の新製品のもうひとつ、2カメラ・ドライブレコーダーです。この新しいVREC-DH300D(オープン価格)はお客様の声から生まれたそうで、ユーザーが喜ぶ仕上がりになっています。

まず高画質であること。フロントカメラの画素数は、なんと約370万の高画素数。リアカメラも約200万画素ありますから、万が一の事故の時も周囲の状況からナンバープレートまで鮮明に記録することができます。

またフロントカメラのF値は1.4の明るさリアでもF値1.8ですから、明るくはっきりした映像を記録できます。加えて両カメラにSTARVIS技術を搭載したソニー製CMOSセンサーを採用し、ナイトサイトという高感度録画に対応。夜間でもトンネル内でも、前後のカメラで鮮明な映像を記録することができます。さらにフロントとリアそれぞれに、独立した露出補正機能を装備。リアウインドウがスモークが明日でも明るさを9段階に調整できます。

SDメモリーカードのエラーの原因となるデータの断片化を軽減するSDメモリーカードフォーマットフリー機能や、SDメモリーカードの記録容量不足などを知らせるSDカードフォーマット警告機能を搭載しているのも嬉しい点。これで、いざという時の映像が記録されていなかったという大失敗も防ぐことができます。別売のパイオニア製SDメモリーカードを使用した時には、カードの寿命を知らせるSDカード寿命警告機能も使えるので、替えのSDメモリーカードはパイオニア製を選ぶのが良さそうですね。

配線露出を減らしてすっきりと取り付けられる設計にしたのも、車載機メーカーらしいところ。あちこちから配線が出ているのは安っぽく見えますからね。夏に発売予定の駐車監視ユニットを組み合わせれば、駐車監視録画にも対応。これで、駐車中の当て逃げ等もしっかり記録できます。

パイオニアでは事故等の時に緊急通報できる通信ドラレコも人気ですが、こちらのモデルも緊急通報はできないものの高画質がウリ。実売価格は26,000円前後と予想され、2カメラ・タイプの高画質モデルとしてはお手頃です。

カロッツェリアからサテライトスピーカーのブラック仕様

今年もカロッツェリアの春の新製品発表の時期がやってまいりました! と言いつつ、今年は地味。新製品はサテライト・スピーカーのブラックモデルと、2カメラ・ドライブレコーダーのみです。

これはインクリメントPを売却した影響ではなく、相次ぐ半導体工場の火災が影響している模様。カーナビ・カーオーディオ系のメーカーはもとより、自動車メーカーにも影響して、スバルやホンダなど工場を生産停止しているところもありますから。そのため半導体を多用するヘッドユニット系は、半導体の供給が安定するまで新製品の発表を見送るという方針のようです。

そんな中で登場したサテライトスピーカー、TS-STX510-Bですが、従来モデルのTS-STX510のブラックモデルです。価格は13,200円(税込)。従来モデルはホワイトのエンクロージャー入りでしたが、ブラックモデルは引き締まって見えます。

5.7cmフルレンジスピーカーを搭載したモデルで、基本的にはリア用。振動板にはIMCCを採用しし、高い伝搬速度と優れた応答性を実現しています。再生周波数帯域は100Hzから30kHzまで。さすがに重低音は出ませんが、リア用のサテライトスピーカーとしては十分かと思います。

汎用取り付けカナ部を付属しているので、軽自動車からミニバンまで幅広い車種へ取り付け可能。今、サラウンド仕様のクルマは少なくなってきましたが、やはりサテライト・スピーカーは高い位置に付けて音場を広げるのがいいでしょうから、このスピーカーはサラウンド用としてもお手頃です。7mのスピーカーコードが付属しているので、

また変則的ですが、ドアスピーカーのない軽トラなんかだと、フロント用に設置するのも面白いかも。助手席足元におけるベースサウンドクリエイターのTS-WX010A(オープン価格)などを加えて低音をプラスしてやれば、軽トラでも手軽に良い音が楽しめそうです。この場合、白だと浮いてしまう可能性大ですがブラックだと浮いて見えるのも抑えられそうですね。エンクロージャーのサイズは、幅74×高さ95×奥行105mm。フロント用にはちょっとでかいかな?(笑)

ともあれ、リアのサテライトスピーカー用としてはお手軽。車内を本格サラウンド仕様に仕上げて臨場感のある空間を楽しむのも良いかもしれません。

ロードスター専用。後方撮影用のカメラスタンド

これを必要だと感じるロードスター乗りがどれだけいるのかはさておき、ロードスター専用の後方撮影用スタンド、BSA31(オープン価格※ビートソニックのネットショップでは6,600円/税込)がビートソニックから出ました。

現行ロードスターの助手席側シートバックバー・ベゼルに取り付けるタイプで、ドライバーの後方視界を妨げることはなし。ルーフの開閉にも干渉しないので、ルーフを閉じてもそのまま使えます。ただしロードスターRFに関しては、ウインドブロッカーに干渉するため、取り付けは不可のようです。座安念。

表面にクッション材が貼り付けてあるので触れても安心。国内で加工&カチオン塗装を施しているので、製造も安心できます。取り付けは両面テープ止めで簡単。ここが少し不安ですが、専用設計でしっかり固定されるので、画像は揺れないそうです。

取り付け可能なドライブレコーダーは、コムテック製、ユピテル製、パイオニア(カロッツェリア)製、ケンウッド製、セルスター製と多数。細かい機種に関しては、こちらのサイトでご確認ください。

特徴のひとつに「あおり運転対策に最適」とありますが、あおる人やあおられてビビるロードスター乗りはそんなに多くはないと思うので(笑)むしろ追突車両の記録に役立つでしょう。追突事故は、いつでも起こり得ますからね。

いまやドライブレコーダーは前後2カメラタイプが主流。ロードスターといえども、前後2カメラで完全防備です。

レクサスのEVコンセプトにマークレビンソンが採用

つい先日、ワンオフで制作したレクサスISにアナログプレーヤーが搭載されていると話題になっていましたが、こちらは次世代レクサスを象徴するEVコンセプトカー、LF-Z Electrifiedの話。こちらにはアメリカを代表するハイエンド・オーディオブランド、マークレビンソンの先進オーディオ・システムが採用されています。

マークレビンソンが初めてレクサスに採用されたのは2001年のこと。それ以来、20年に渡ってレクサスとの協業関係は続き、今では業界のベンチマークとも言える存在になっています。そして、今後のブランド変革の象徴として登場したのがEVコンセプトカーのLF-Z Electrifird。それにふさわしい音を実現するべく、マークレビンソンも音響と先進音声技術を駆使した次世代のオーディオ・システムを考案したわけです。

残念ながら資料には詳しいことが書かれていませんが、次世代のマークレビンソン・オーディオシステムには、世界中のコンサート会場と同じ音響空間を車内に再現する機能が搭載されているそうです。また車内のスピーカーを、場所や状況に応じて綿密に制御することで、ドライバーや乗員それぞれにとって理想的な状態で音楽を楽しむことができるとのこと。さらにノイズキャンセリングを備えた次世代サウンドマネジメント機能により座席間や車外との対話をスムースにし、静かで快適な移動空間を提供します。

まだ聴いていませんが、おそらく素晴らしいんでしょう。たぶんですが。しかし純正オーディオでここまでやられると、市販品に替えてシステムアップという気にはならなくなっちゃいますね(笑)

ふるさと納税でドライブレコーダーが選べます

ふるさと納税をしている人はいますかね。ふるさと納税によって、地元の特産品が返礼品として送られてくるので、活用している人も多いと思います。で、見てみるとドライブレコーダーを返礼品としているところもあるんですね。それを紹介します。

まず神奈川県海老名市。ここではオウルテックの前後2カメラドライブレコーダー、OWL-DR802G-2Cが返礼品として選べます。寄付金額は73,000円。このドラレコ、オウルテックのダイレクトショップのサイトでは26,950円(税込)で販売していて、還元率は36.9%です。

ドラレコ自体は脇阪寿一氏が監修したモデルで、1920×1080のフルHD画質で、前後ともしっかり記録します。前方カメラは体格135度、後方カメラは体格130度(1280×720)で、前方カメラは画素数約200万画素。F1.8の明るいレンズに加えてWDR機能を搭載し、夜間でも明暗さが大きい場所でもクリアに撮影できます。

静岡県焼津市ではF.R.C.のFC-DR220WMが返礼品で手に入ります。こちらも前後2カメラのドライブレコーダーですが、寄付金額が42,000円とリーズナブルなのが特徴。還元率は47.1%ですから、なんかお得な気がしてしまいます。

200万画素の高解像度CMOSセンサーを搭載し、鮮明な録画が可能。STARVIS搭載なので暗いシーンでも明るく撮れるのもいいですね。安心の日本製で3年の保証が付いているのもうれしい点。HDRを搭載し、白飛びや黒つぶれも芸弦してくれます。

安心感から言ったら三重県伊勢市の返礼品でしょう。最近は販売台数ナンバーワンを謳っていませんが、セルスターの前後2カメラドラレコがあります。三重の自社工場で一貫生産しているので安心感抜群。某ショップに聞いたところ「セルスターだけは故障で戻ってきた記憶がない」という話をしていました。それだけ信頼性が高いということでしょう。

CSD-790FHGというモデルで寄付金額は87,000円とちょっと高め。還元率は30.8%ですが安心代も含まれると思えば、けっして高くはないと思います。

ところで、取り付けですがハンドメイド派の人なら大丈夫でしょうが、一度も自分のクルマをばらしたことがない人は危険。きっと手に負えなくて、ショップに持ち込んで付けるということになるでしょう。もう目に見えています(笑)

そんな時でも、ショップは文句を言わずに付けてくれるでしょう(もちろん有料)が、ショップとしては商品代の利益が出ないわけだし、けっしておいしい仕事とは言えません。もしショップに取り付けを頼むことが目に見えていたら、最初から商品も含めてお店に頼むことがおすすめ。だからこのふるさと納税のドラレコ は、D.I.Y派限定ということでしょうね。

NAVITIMEがディスプレイオーディオで利用可能に

3月23日からナビタイムジャパンのカーナビアプリ、NAVITIMEドライブサポーターがApple CarPlayに対応したんですね。これでディスプレイオーディオでNAVITIMEの利用が可能になります。

ディスプレイオーディオ等でNAVITIMEドライブサポーターを利用するには、新設された「プレミアムプラス」コースへの登録が必要。これは月額800円、または年額8,000円(ともに税込)の有料です。このプレミアムプラス・コースは、主にトラックやタクシーなどの商用車を運転するプロドライバーや、一般ユーザーの中でもヘビーユーザー向けに特化した機能を提供するためのコースで、既存のプレミアム・コースで利用できる有料機能に加え、プレミアムプラス・コース専用の機能を使うことができます。

その内容は細かく書いていないのですが、オービス通知とかライブカメラ情報表示など多彩な機能があるみたいですね。また今後は経由地設定数や車種登録数の増加、車高・車幅を考慮した正確な大型車ルート、巡回経路検索など、さまざまなプロドライバー向けの機能追加を検討しているそうです。

NAVITIMEドライブサポーターの良さは、ディスプレイオーディオなどの車載ディスプレイに最適化されたUI(ユーザー・インターフェイス)でのルート表示や案内が可能になること。また車載ディスプレイから取得される車速などの情報を利用できるようになるため(※一部車種には未対応)トンネル内などGPSの電波をキャッチできない場所でも正しい位置情報を取得できて、正確なナビゲーションが可能になります。

Yahoo!カーナビなど、無料でも渋滞情報が取得できるナビアプリが出ている今、月額800円、もしくは年間8,000円を払うのはちょっと…と思う人も多いのはわかります。僕もその口です(笑)がトンネル内でも正確など、良いものであることはわかります。ヘビーユーザーなら、ぜひ活用してみては?

村田製作所製「イオニシモ」搭載の2ウェイ空気清浄機

新型コロナウイルスが猛威をふるって以降、ケンウッドが空気清浄機分野に参入するなど、車内をクリーンにしようという機器が増えているように感じます。これもそう。慶洋エンジニアリングが本日3月25日から順次発売する予定の2ウェイ・イオン空気清浄機、AN-S086です。

この空気清浄機には村田製作所が開発したイオナイザ技術「イオニシモ」を搭載しているのが特徴。イオニシモは高電圧を利用して空気分子をイオン化、オゾン化するデバイスで、空気中にマイナスイオン・オゾンを発生させることで、タバコの煙や浮遊している花粉・ウィルスの除去、除菌、カビ制御に効果を発揮します。エアコンの風邪に乗せて車内全体にプラスとマイナスのイオンを放出すれば、より効果的に消臭・除菌できるというわけです。

2ウェイとはエアコン吹き出し口とサンバイザーのどちらにも設置できるという意味で、両方に取り付けつけられるステー付き。本体は幅70×奥行95×厚さ35mmのコンパクトサイズで重さは約100グラムの軽量だから、邪魔にならないと思います。

運転音は41〜45dBありますが、大音量で音楽を聴いていれば気にならないレベル。コンパクトながら2段階の風量調整もできます。電源はシガーライターから。約3.5mのケーブルが付いているのでサンバイザーに装着してもダッシュボードのシガーソケットまで届くと思います。

価格は慶洋エンジニアリングのサイトに書いていなかったんですが、6,000円程度とのこと。Amazonを見たら6,600円で出ていました。しかし消費税高いですね(笑)。これで新型コロナウイルスが除去できるかは定かではありませんが、消臭&除菌効果はあり。クルマの中をクリーンにすれば、清々しい環境で音楽を楽しめるかと思います。

オーディソンのプリマ・スピーカーがバラ売りで登場

昨年4月にオーディソンのプリマ・シリーズに追加されたリーズナブルなセパレート2ウェイ・スピーカー、APK165P(28,000円/税別)ですが、このウーファーとツィーターがバラ売りで発売されます。別のツィーターを使いたいとかウーファーは他のアイテムにしたいと考えている人にはいいですよね。

ウーファーのAP6.5P(15,000円/税別)は口径が165mm。取り付け口径が141mmのねじ穴が4穴タイプで、一般的な市販バッフルでも固定できます。定格入力が110Wなので、パワーアップしたDSPアンプ、AP F8.9bitと組み合わせても十分に余裕があります。出力音圧レベルが92.55dBと高いので、楽々と鳴ってくれます。

ツィーターのAP1Pは一般的なものよりも大きめの29mm口径。再生周波数帯域が1.2kHz〜25kHzなので、けっこう低い周波数帯域から使えます。クロスオーバー周波数4kHz、スロープ-12dBoctのネットワークも付属しているので、ツィーターの破損も防げます。まあ、多くの人はDSPを使ってマルチアンプ接続するのでネットワークは不要でしょうけど。

取り付け用のマウント類が充実しているのも嬉しいところ。純正位置用のものからアングルマウント、フラッシュマウント、ウォッチバンドまで付いているし、グリルがメッシュグリルとスポークグリルの2タイプ付いていて、お好きなほうを選べます。メッシュブリルは、Aピラー取り付け時にユニット保護を重視する人向け。スポークグリルはアコースティックパフォーマンスを最大化したい人向けということですね。

ツィーターも出力音圧レベルは92dBですから、元気いっぱいに鳴ってくれます。ツィーターが小さくてか細い音しかしないから、もっと元気よく鳴らしたいとか、ツィーターをもう少し低い周波数から鳴らしてヴォーカルを高い位置に定位させたいと悩んでいる人にはぴったりかもしれません。

プリマDSPアンプと同サイズの小型ハイパワーモノアンプ

FORZAになってパワーアップして好評のオーディソンAP F8.9bit(140,000円/税別)と同サイズのモノラルアンプAPF 1D(76,000円/税別)が追加発売されました!

AP F8.9bitはコンパクトなボディにシーラスロジックの32bitプロセッサーと定格で85W×8(4Ω)のパワーアンプを内蔵したDSPアンプ。ブリッジ接続すれば260W×4でも使えるので、フロント2ウェイ・スピーカーならハイパワーでドライブできます。

そこにサブウーファーを加える時に必要なパワーアンプが、このAPF 1D。4Ω時500Wでドライブでき2Ωなら800W。1000Wの1Ωドライブもできるので、たいがいのサブウーファーはドライブできます。

このハイパワーなのに幅238×奥行155×高さ49.55mmとコンパクトなのにも驚き。AP F8.9bitとまったく同じサイズなので、2台ならべてインストールすれば見た目もカッコいいし場所もとりません。たとえば横に2台並べた場合は約480mm程度。大きいアンプ1台くらいの幅に収まっちゃいますね。しかも奥行き方向は155mmなので、ほんと省スペースです。

これでAP F8.9bitのアンプ部をブリッジ接続して使えば、260W×4+500Wのハイパワー・システムが完成。僕なら、これでフロント2ウェイ+サブウーファーをマルチ・ドライブして使うと思います。まあ、AP F8.9bitは8chアンプを内蔵しているので、使いかたはさまざま。それぞれのシステムに応じた使いかたをいろいろと考えてみてください。

クラリオンのカーナビがIFTTT連携でより快適に

クラリオンのカーナビをお使いのかたに朗報です。独自のクラウド情報ネットワークサービス「スマート・アクセス」が提供する「インテリジェント・ヴォイス」で、3月17日からIFTTT連携機能が使えるようになりました! IFTTTとはIFTTT inc.が提供するWebサービスで、異なるプラットフォームやソーシャルメディアを連携させることができます。「IF This Then That」の略で「もし、これをしたら、あれをする」という意味合い。あるツールで特定の動作をした時に、別のツールで付随した動作を自動的に行えるという機能です。

たとえばインテリジェント・ヴォイスに「今から帰るとメールして」と話せば家族にメールが送られるし、IFTTTにはエアコンを付けたりとか、電動ガレージを開けたり閉めたりの操作など様々なサービスが登録されているので、それらを組み合わせて自分でカスタマイズしたアプレットを作ることができます。

アプレットとはIFTTTで作成可能な小さなプログラムのこと。「もし○○が発生したら××を行う」といったように○○と××を組み合わせて実行できるものを指します。メールを送ることに関しては○○の部分がインテリジェント・ヴォイスの発話で、××の部分はメール送信ということ。IFTTTでは数百以上のサービスとの連携が可能で、オリジナルで作成すればユーザー自身が必要としているサービスを組み合わせたアプレットを使うこともできます。

対応カーナビは2015年モデルのMAX775W、MAX675W、NX715、NX615、NX615Wから2019年モデルのNVX997D、NVX897Dまで23モデル。2015年以降のインテリジェント・ヴォイスに対応したモデルはだいたい使えると思ってください。

アップデートは不要なのもうれしいところ。IFTTTのアカウント登録は必要ですが、登録すれば使えます。使用料は無料。この無料プランの場合、1つの操作で1つの動作だけなので、もっと使いたいという人には有料プランもあります。その場合の料金は3.99ドル/月。円換算すると今日の時点で434.42円です。iOSだと550円、Androidだと420〜520円のようですね。

日本語のサイトはありませんが、そのへんはフォルシアと一緒になったクラリオンらしいところ。URLのリンクは以下に貼っておきますのでご参考に。

IFTTTのサイト
iOS
Android

アルヴェルで映像入力がないとお困りのかたは必見

2019年12月以降のマイナーチェンジしたアルファード/ヴェルファイアで、10.5インチの大画面だからとTコネクトSDナビゲーション+JBLプレミアムサウンドシステムを選んでしまって「しまった…」と感じている人は多いかもしれません。マイナーチェンジ前はアナログではあったものの映像をミラーリングできたんですが、マイナーチェンジ後は映像入力がなくなっちゃったんですよね。これを映像入力できるようにするアダプターが、名古屋オートトレンドのビートソニックのブースで先行発表されました。

このデジタル映像入力インターフェース、HVXT01(63,000円/税別)はカプラーオンで車両側に簡単に接続できます。そしてHVXT01にはHDMIとUSBが付いていますから、ここにニンテンドースイッチなどのゲーム機やBlue-rayプレーヤーなどを接続すれば、カーナビのモニターで楽しめるわけですね。HDMI経由のデジタル映像だから画質もきれいです。

Apple純正のライトニング-デジタルAVアダプターがあればiPhoneのミラーリングも可能。そしてお勧めしたいのがAmazon Fire TVステックを用意して動画配信サービスを楽しむ方法です。これがあればYouTubeやAmazonプライムビデオ、Netflixなど様々な動画配信サービスをカーナビの画面で楽しめます。当然ながらスマホのテザリングとかモバイルWi-Fiなどのインターネット環境が必要で、すでに持っているならそれを利用すればOKですが、もし持っていなかったらカロッツェリアの車載Wi-Fiルーターを利用するのもいいでしょう。

63,000円(税別)だからけっして安いものではありませんが、これをすべて入れ替えるとなると数十万円の出費は確実。オーディオ・フリークなら迷わず交換しちゃうんでしょうけど、そこまで踏み切れない人もいると思います。まあ、最初からナビレスを頼めばいいんじゃないの? と思ったらマイチェン後は無いんですね。純正でディスプレイオーディオが付いてきちゃう…。

それが嫌だし画面が10.5インチの大画面だしとTコネクトSDナビを選んだ人も多いかと思います。ナビレスが選べて、自由に市販ナビを選べれば問題ないんでしょうが、うまく行かないですね。そんなアルファード/ヴェルファイアを少しでも快適にしたいなら、ビートソニックのデジタル映像入力インターフェースはいかがでしょうか?

アルパインも採用しているSTのハイレゾ対応D級アンプ

今日はデバイスの話題。STマイクロエレクトロニクス(以下ST)が車載向けのハイレゾ対応D級オーディオ・アンプ、HFDA801Aを発表しました。

STといえばアルパインのAVナビ、ビッグXにも搭載されているデバイス。D級アンプを搭載したオールニュー・ビッグXは昨年のオートサウンドWebグランプリでも高い評価を得て見事ゴールドアワードに輝きました。僕も試聴しましたが従来のD級アンプで感じたネガティブ要素をすべて無くして、新世代のカーオーディオの音を生み出したと感じています。

アルパイン・ビッグXに搭載されているのはFDA901という品番のデバイスなのでHDA801Aとは違いますが、同様のコンセプトのもとでHi-Fiサウンドが追求されていると思われます。SN比は121dB、ダイナミックレンジは120dBで、出力ノイズはわずか10μV。極めて高いオーディオ性能を実現しています。

LCローパス・フィルター後からのフィードバック構成が採用されていて最大80kHzの超広帯域かつフラットな周波数特性を実現できるため、ハイレゾ対応のオーディオ・システムにも使用可能。また専用のアーキテクチャの採用で必要な電圧をすべてデバイス内部で作り出すため、追加のレギュレータなしで車載バッテリーから電源供給が可能。外付け部品を最小限に抑えられるのはいいですね。2Ωの低インピーダンス負荷でも安定した性能を発揮します。

スイッチング周波数2MHzのバルス幅変調(PWM)を使用するクワッド・ブリッジ構成の車載用オーディオ・アンプで高性能D/Aコンバーターを内蔵しているので、電源オン/オフ時のノイズを発生させずにあらゆる負荷状態においてHi-Fi品質のサウンドを提供します。

さらに自己診断機能やデジタル・インピーダンス・メーター、リアルタイム負荷電流モニターを搭載しているので、AVAS(車両接近通報装置)など、安全性が要求されるアプリケーションへも利用可能。一般ユーザーが手に入れられるものではありませんが、いずれ車載機器に使われることでしょう。その時には「あっ、これがSTのD級アンプか」と思ってください(笑)

京セラとコールマンがコラボしたタフスマホ

今日はauのスマートフォンの話題。このところアウトドア好きが増えているように感じますが、京セラのタフスマートフォン、TORQUE(トルク)とアウトドア・ブランドのコールマンがコラボして、TORQUE 5G Coleman LIMITEDを製品化しました。

TORQUEといえば、耐久性に優れたスマホ。僕の友人が初代のG01というモデルを持っていたんですが、運悪くフジロックの会場内で落としてしまいました。気付いて探し回ったんですが見つからずがっかりしていたら、ラッキーにも落とし物の係のところに届けられていたそうです。

その年は雨も降っていてスマホは雨と泥にまみれてどろどろだったんですが、電源は入ったまま。きれいに拭いて使ったら、問題なく使えたそうです。これだけタフなスマホだからアウトドア・ブランドとのコラボにぴったり。コールマンは1901年の創業から120周年を迎える老舗で世界中のユーザーから高い信頼を獲得しているブランドですから、イメージに合うと思います。

そのコラボ・モデルですが、コールマンのシンボル色であるレッドをベースにカモフラージュ柄を施したもの。画面デザインにもコールマンの世界観が演出されていて、ランタンなどを用意しています。またコールマン120周年の歴史がわかる歴代商品を紹介したオリジナルA4リーフレットも同梱。スマホよりもこれが欲しい人もいるかもしれません(笑)

このコラボレーション・モデルの発売記念としてコールマンコラボキャンペーンを実施。120thアニバーサリー・シリーズランタン2021や120thアニバーサリー・テントセットなど120周年記念の7商品を抽選で各1名にプレゼントします。キャンペーン期間は明日3月17日から5月5日まで。キャンペーン期間中にキャンペーンサイトからの応募が完了していることが条件で、詳細はそこで確認してください。

このスマホの予約受付も3月17日午前10時から。auなのでdocomoやソフトバンクなど他のキャリアではダメですが、TORQUE自体は耐久性に優れ信頼性が高いものだし、コールマンも信頼のある世界のブランド。メカメカしいデザインは車内にも合うと思います。電源を入れると、ランタンが点灯するようなイメージの起動アニメーションがながれるのもいいですね。

ECLIPSEホームオーディオシステムから新製品

今回はイクリプスの話題です。といってもカー用ではなくホーム用ですが。TD( タイムドメイン)シリーズのニューモデル、TD307MK3(27,500円・1本/税込)が4月1日に発売されます。

このスピーカーの初代モデルは、TD502でしたっけ? 卵形のエンクロージャーに12cmスピーカーをセットしたユニークなスタイルのスピーカーは、ブライアン・イーノがスタジオで使っている写真を見て興味を持ちました。で、聴いてみたところ音場感が素晴らしい! 実に生々しい音で、一時期、デスクトップ用のコンパクトなヤツを使っていたこともあります。

今回、新しくなったのはそのコンパクトなモデル。6.5cmユニットを卵形のエンクロージャーに収めたスピーカーです。サイズは幅135×奥行184×高さ212mm。パソコン用のモニターの横に置くデスクトップ・スピーカーとしてはちょっと大きいし奥行きもあるけれど、音楽好きなら多少大きいくらいは許せるでしょう。

現行のTD307MK2Aの後継となるモデルで、現行モデルと比べると明瞭性や空間再現性、スピード感、中域・低域再生をさらに向上させたそうです。具体的には振動板を紙からグラスファイバーに変更するなど12部品を刷新することで、インパルス応答の収束性が向上。また低域再生能力が向上しているので、音楽の土台となるドラムやベースの音までしっかりと再生できるようになったそうです。

また、サラウンド環境を構築する5.1chパッケージのTD307THMK3(247,000円・1組/税込)も登場。これはTD307THMK3が5本とサブウーファーのTD316SWMK2が1本のセットで、5.1chサラウンドを構築するためのシステムで、同一スピーカー5本ならではの立体音場を再現し、ホームシアターで求められるハイスピードな重低音再生にも対応します。

タイムドメインの特徴は、マグネット部分を後ろからがっちり固定することで微動だにしない点音源を実現すること。位相が揺るがないこの音を聴けば、スピーカーにとって点音源と固定強度がいかに重要かがはっきりわかります。フルレンジ・ユニットなので再生周波数帯域は80Hz〜25kHz。ハイレゾ再生には対応していませんが、点音源ならではの良さがあります。これにツィーターをくっつけると、その良さは消えてしまうでしょう。

カー用ではありませんが、自宅のパソコン用のデスクトップスピーカーとして、このスピーカーを選んでみるのはいかがでしょうか。なお色は白と黒の2色あります。

ブラックス、ヘリックス、マッチのDSPをスマートに操作

DSP用のコントローラーって、どのメーカーも似たような形をしているなぁと思っていたんですが、こんなの出てたんですね。ブラックスDSPやヘリックスのDSP ULTRA、DSP.3、DSP MINIなどに使えるCONDUCTOR(20,000円/税別)というリモートコントローラーです。

ACO(アドバンスド・コプロセッサー)を搭載したDSPに対応するモデルで、上記モデルのほかヘリックスV-EIGHT DSP MK IIやV-TWELVE DSP、M-FOUR DSP、そしてマッチのM5DSP MK IIにも対応。コンパクトサイズなのでディスプレイはありませんが、音量調整や入力切り替え、セットアップメモリーの切り替えといった、DIRECTORに準ずる多機能操作ができます。

外径サイズはφ46×28.7(奥行き)mmとコンパクトで、埋め込みサイズは17mm。アルミ製のノブは切削仕上げで、マルチカラーのLEDインジケーターを12個埋め込んでいるので、高級感もあります。埋め込み開口サイズはφ40mmだから、純正アナログ時計の部分など、さまざまな場所に設置できそうですね。

マルチカラーLEDは純正の照明色に細かく調整することが可能。四角いコントローラーを付けて後付け感がバリバリの状態がどうにも嫌いという人には、こちらのほうが良いかもしれません。ディスプレイが無くても、使い慣れると十分に使いこなせると思います。

フランスのブラムからリーズナブルなDSPアンプ登場

オーディオフリークならDSPの有用性をよく知っているので、高いプロセッサーを惜しげもなく使ったりしますが、そんなにオーディオに凝りたくないけど、もうちょっと音がよければなぁ…とお悩みの人は多いことでしょう。そんな人にぴったりのDSP内蔵アンプです。

ブラムがRELAXシリーズに追加したRA704DSP Pro(58,000円/税別)というモデルがそれ。こちらは汎用ですが、トヨタのディスプレイオーディオに加工なしで接続できる変換ケーブルをセットにしたRA704DSP Pro D(62,000円/税別)というモデルもあります。

普通のDSPと同じで、タイムアライメント、クロスオーバー、イコライザー の調整が可能。設定はAndroidのスマホやタブレット、iPhone、iPadなどの端末とBluetoothで接続してワイヤレスで操作できるので手軽。今までのDSPの多くはパソコンとUSBケーブルで繋いでセッティングしていましたから、これは楽ですね。

タイムアライメントは0〜230cmの間で調整可能。ステップは1cm単位です。クロスオーバーはスロープが-6dB/octから-24dB/octまでの4段階で-48dB/octとか-72dB/octは設定できませんが、このあたりの急峻なスロープを使用している例はほとんど見ないし、使っていたとしても良い音がしていた試しはないので、正直、不要かと思います。

イコライザーはパラメトリックで7ポイントの調整ができます。グライコのほうが使いやすいと思っている人も多いと思いますが、パライコはポイント数が少ないのでピークやディップに絞った調整ができます。使い慣れてくるとこちらのほうがやりやすいという人も増えるでしょう。

内蔵アンプは定格で50W×4。これは純正ケーブルで接続した時の出力で、バッテリーから直に電源ケーブルを引いてくれば定格で70W×4に出力がアップします。RCA出力も装備しているみたいなので、パワーアンプを追加してシステムアップもできそうですね。

何十万円もするようなDSPをつけてオーディオを大掛かりに加工するつもりはないという人でも、これならリーズナブルなフロントスピーカーを加えても10万円以内で済むでしょう。本体サイズは幅184×奥行114×高さ38mmとコンパクト。配線も簡単です。

オーディオフリークの支持を集めていることからも分かるように、DSPでの調整はカーオーディオの音質向上に効果的。それが手軽にリーズナブルにできるのだから、少しでも良い音で音楽を聴きたいという音楽ファンにはぴったりの製品かと思います。

新型フィット専用ポケットで車内をすっきり整理

新型フィット(GR-1〜8)にお乗りの人はいますかね。もしオーナーなら、スマートフォンとかDAPとか、さまざまなものの置き場に困っていると思います。まあ、困っていなくてもシートの上とかコンソール周りでごちゃついているんじゃないでしょうか。

そんな人にはこんなのどうでしょう? というわけでカーメイトのフィット専用マルチ収納ポケット、NZ809(オープン価格)です。オープン価格と言いつつカーメイトのオンラインストアでは1,980円(税込)で売っていますね。

まるで純正を目指した作り込みで、フィットの内装に調和するデザイン。ガタつきを抑えるシリコン製ストッパーのおかげで、発進のたびにスマホ等、ここに入れた小物がガタガタすることはありません。ストッパーはほどよい柔らかさで、スマホやカードだけではなくタバコケースなど、少し厚みのあるものにも対応します。底面も斜めになっているので、スマホ等が安定しやすい作りです。

粘着テープで装着できるから、取り付けは工具不要。付属の脱脂用クリーナーで接着部分を拭いて、粘着テープで固定するだけです。温度変化の厳しい車内でも、ノリ残りや貼り付け跡が付きにくいテープを使用しているので、外すときにも安心ですね。

ポケットのサイズは開口部が幅90×奥行26mm。深さは約70mmなので、いろんな小物をまとめて突っ込むのは無理ですが、スマホやDAPをスマートに設置できます。加工して配線を通しておけば、充電にも対応できますね。

カーメイトではフィット専用ドリンクホルダーも販売していて、これと併用するのもおすすめ。センターの溝がドリンクとのフィット感を向上するため、専用ポケット未装着時よりも安定するそうです。

フィットのオーナーもしくは使用している人なら、マルチ収納ポケットやドリンクホルダーをSNSや動画共有サイトで紹介してくれるアンバサダーを募集しています。公募期間は3月9日から(3月31日まで)なので、オーナーはぜひ応募してみてください。詳しくはこちら