新型コロナウイルスが猛威をふるって以降、ケンウッドが空気清浄機分野に参入するなど、車内をクリーンにしようという機器が増えているように感じます。これもそう。慶洋エンジニアリングが本日3月25日から順次発売する予定の2ウェイ・イオン空気清浄機、AN-S086です。
この空気清浄機には村田製作所が開発したイオナイザ技術「イオニシモ」を搭載しているのが特徴。イオニシモは高電圧を利用して空気分子をイオン化、オゾン化するデバイスで、空気中にマイナスイオン・オゾンを発生させることで、タバコの煙や浮遊している花粉・ウィルスの除去、除菌、カビ制御に効果を発揮します。エアコンの風邪に乗せて車内全体にプラスとマイナスのイオンを放出すれば、より効果的に消臭・除菌できるというわけです。
2ウェイとはエアコン吹き出し口とサンバイザーのどちらにも設置できるという意味で、両方に取り付けつけられるステー付き。本体は幅70×奥行95×厚さ35mmのコンパクトサイズで重さは約100グラムの軽量だから、邪魔にならないと思います。
運転音は41〜45dBありますが、大音量で音楽を聴いていれば気にならないレベル。コンパクトながら2段階の風量調整もできます。電源はシガーライターから。約3.5mのケーブルが付いているのでサンバイザーに装着してもダッシュボードのシガーソケットまで届くと思います。
価格は慶洋エンジニアリングのサイトに書いていなかったんですが、6,000円程度とのこと。Amazonを見たら6,600円で出ていました。しかし消費税高いですね(笑)。これで新型コロナウイルスが除去できるかは定かではありませんが、消臭&除菌効果はあり。クルマの中をクリーンにすれば、清々しい環境で音楽を楽しめるかと思います。