CESのイノベーション・アワードにキッカーのサブウーファーが選出

1月11日から14日までオンラインで開催されていたCESも終了し、イノベーション・アワードが公開されています。優れたデザインとエンジニアリングを称えるために行われるイノベーション・アワードの今年の受賞数は計算に間違いなければ386。このうち、21がベスト・オブ・イノベーションに選ばれています。


まあ、イノベーション・アワードのオノリーには、金さえ出せば選ばれる確率が高いとの噂(未確認情報です)もあるし、LGとかサムソンとかの韓国企業の製品がやたら多いところを見ると「そうなのかな?」という気がしないでもありませんが、イノベーション・アワードのオノリーに選出されるということは、素晴らしさがあるのだと思います。

以前、速報でお伝えしましたが、キッカーのサブウーファー、ソロバリックL7Xもイノベーション・アワードに選出されています。キッカーは今年、CESへのオンライン出展は無いので、正真正銘のイノベーション・アワード選出でしょう。そのためか、ページを見ても名前以外の説明はなにもありません(笑)。だから詳細はわからないのですが、キッカー製品の輸入を担当しているオージー(キッカー・ジャパン)のFacebookページによると今年発売する予定とのことなので期待大です。そこには12 Volt Newsの記事も載っていたのですが、細かいところはよくわかりませんでしたね(笑)

他にもカーオーディオ関連のイノベーション・アワード・オノリーに絞ってお伝えすると、まずJBLのArena Xというスピーカーがあります。このスピーカー、ツィーターの形を見るとかつてあった60周年記念のフラッグシップ・スピーカー、660GTiの後継のような感じですが、こちらは3ウェイ。革新的な取り付けリングにより、目に見える止め具が無いんだそうです。クロスオーバーは付属しておらず、アクティブなクロスオーバーが必要とのことですが、デジタル・チューニングが主流のハイエンド・カーオーディオでは問題ありませんよね。まあ日本で売られるのかはわかりませんが、期待したいところです。

JBLではこのような製品もイノベーション・アワードのオノリーに選出されています。BassPro Goというポータブル・ブームボックスです。どうやらBluetoothのパワードサブウーファーのようで、クルマに簡単に取り付けて充電できるように設計されているとのこと。車外での使用も可能のようです。

イノベーション・アワードには選出されませんでしたが、モレルでもいくつかの新製品が出ているようで、今後日本にも入ってくることでしょう。モレルでは最新カタログをダウンロードできるようになっていましたが、すでにできなくなっているみたいですね。残念。

カーオーディオ関連は少ない今年のCESでしたが、キッカーのサブウーファーがイノベーション・アワードに選ばれたのは喜ばしい限り。日本での発売を待ちましょう。