クルマのオンライン化を実現するW-iFiルーター

昨年、Wi-Fiルーターにもなるカーナビを発売して話題となったカロッツェリアですが、今年は単体の車載専用Wi-Fiルーターを発表しました。25,000円(税別)で12月の発売予定です。


このDCT-WR1000Dは、docomo in Car Connectの高速LTEデータ通信を定額で制限なく使用できるWi-Fiルーター。最大5台のインターネット機器を同時にWi-Fi接続できます。料金は1日500円、30日1,500円、365日12,000円(ともに税別)の3パターンあり、365日コースならひと月1,000円(税別)でWi-Fiが使い放題。機器代を入れても365日プラン2年間で計算すると1ヶ月2,042円だから、WiMAXなどの格安ポケットWi-Fiと比べてもお得です。

また12月3日から2021年1月31日までに365日プランを申し込んだ人には2,000ポイントのdポイントをプレゼントするキャンペーンも行うので、どうせならこの期間中に365日プランを購入するのがお得です。

まあ、使用場所がクルマの中に限られているからの料金でしょうが、自分の生活を考えてみてクルマの中でWi-Fiルーターを利用していることが多いと思えるなら、思い切ってDCT-WR1000Dに乗り換えてしまう手もありかと思います。

クルマでの利用はシガーライターソケットから電源を取っているかなどで判断しているのでしょう。またGセンサーなどを内蔵しているのかもしれません。この辺は後日確認しますが車内以外での利用など、不正な利用が検知されたら通信が制限されることがあるそうなので注意。シガーライターソケットは12V/24Vの両方に対応します。またdocomo in Car Connectの申し込みにはdアカウントの登録が必要。dアカウントを持っていれば、本体裏のQRコードをスマホで読み込むだけで簡単に使えます。

利用の条件というか利用可能な状態ですが、まずクルマのキーONで電源ON。これで30分間は停車中でも利用可能です。最近のクルマはあまりやらないでしょうが、暖機運転中に動画を見ることもできますね(笑)。そして走行中は利用可能。Spotifyなどのサブスクリプション・サービスやインターネット・ラジオなどを楽しみながら、ドライブできます。その後停車しても2時間は利用可能なので運転中には見られない動画を楽しむことも可能です。

標準でも市販でもディスプレイオーディオが増えているし、Alexa対応のカーオーディオ機器も増加中。またHDMIを搭載したカーナビやカーAV機器が増えていて、Fire TVスティックを差し込める環境も整ってきました。つまり車内でのWi-Fiの必要性がどんどん高まっています。それに対応する車載Wi-Fiルーター。今後のカーエンタテインメントの必需品になりそうです。