電子ミラーで前後の映像を記録できる

これ、なんか良くないですか? セイワのドライブレコーダー付き電子ミラー、PIXYDA PDR785SMです。24,800円(税別)で、本日10月27日から発売です。


ルームミラーに取り付けるタイプだから、邪魔にならずにセットできて、後方カメラもついた前後2カメラ・タイプだから、普通に後方確認用にも使えます。だから、今はほとんど見かけませんが、ラゲッジルームにサブウーファーの壁を作って積んでいる人でも後方がしっかり見えます。ここ、大事。もちろんワンプッシュで電子ミラーと通常ミラーの切り替えも可能です。

前後ともフルHDで記録可能で、フロントカメラは水平120度/垂直65度、リアは水平123度/垂直63度の範囲を録画可能。フロントカメラにはHDR機能を搭載しているので、トンネルの出入り口など明暗差が大きい場所でも白とびや黒つぶれを抑えた映像を提供してくれます。GPSも内蔵しているので、PCビューワーでの確認時に、自車位置や速度、日時も見られます。ただしMacには対応していないのでご注意。

電子ミラー部分は横幅270mmのワイド鏡。反射を軽減して液晶を見やすく表示する仕様です。またタッチパネルで映像の表示範囲を上下左右に調整できるのも便利です。フロントカメラは、下方へスライドする設計。だから純正のルームミラー裏側に安全支援装置などがあっても、その映り込みを軽減できます。ETC内蔵型など、集めの純正ミラーでも、付属のサポートバンドで固定できるのもありがたい点です。

オプションの常時接続ケーブルを使って接続すれば、エンジン停止後でも振動検知時に30秒間の映像を録画。つまり駐車監視もできるってことですね。またリバースギアと連動しておけば、シフトレバーをリバースに入れた時にローアングル表示に変わり、ガイドラインも表示されるので駐車をサポートしてくれます。リアカメラはF2.0の明るいレンズなので、夜間の暗がりでの駐車でも障害物等を確認できます。

前方の車両に近づきすぎると警告音を発する前方接近警告や、車線を逸脱した時に注意ガイダンスが流れる車線逸脱警告といった安全運転サポート機能もあり。リアカメラは車内でも社外でもどちらでも取り付け可能なステーを付属しているので、車外への取り付けは配線が難しいという場合には、車内に取り付けるといいでしょう。

あおり運転の影響もあって、最近は前後2カメラ・タイプのドライブレコーダーが標準化されつつあります。人とはちょっと違ったものが欲しいというなら、このような電子ミラー型で普段は後方の確認にも便利なタイプ、いかがでしょうか?