パナソニックから新型ゴリラ3機種

パナソニックがPND=ポータブルナビ「ゴリラ」シリーズの新製品3機種を発表。6月14日から発売します。

ラインナップはCN-SP507VL、CN-SL320L、CN-GL320Dの3機種。このうちCN-SL320LとCN-GL320Dは、販路が家電ルート(CN-SL320L)とカー用品ルート(CN-GL320D)で異なるだけで同じモデルなので、実質的には2タイプです。画面サイズはすべて5型ワイドで、オープン価格です。

CN-SP507VLは5V型VGAモニターを搭載。詳細市街地図を収録
CN-SP507VLはメモリー容量8GBのSSDを搭載し、道幅や家形まで把握できる12/25mスケールの詳細市街地図を全国1303エリア収録。モニターは高精細なVGAで、地図内の文字も道路や家形の線もクッキリと見えます。またゴリラジャイロを内蔵しているので、GPSのみで測位を行うPNDやスマートフォンのナビアプリとは比較にならないほど、自車位置の測位性能は安定。たとえば高速道路の高架下の一般道やトンネル内など、GPSの電波が受かりにくい場所での違いは明白です。

FM VICSを内蔵しているので、渋滞情報も表示。画面の約3分の2を使って大きく表示する交差点拡大図もわかりやすく、安心して案内が受けられます。またパナソニックの会員制地図サイト「おでかけ旅ガイド」で検索した地点や作成したルートを、カーナビで利用することも可能。さらに、ワンセグチューナーを内蔵しているため、TV番組も見られるし、SDカードにワンセグの予約録画もできます。同社のブルーレイ・レコーダー、ディーガや、薄型TV、ビエラで録画したSDビデオを見ることも可能です。

CN-SL320L/CN-GL320DのモニターはQVGA。縦画面表示にも対応
CN-SL320L/CN-GL320Dは、シンプル機能のPND。地図データは容量4GBのSSDに収録。5型ワイドモニターはQVGAで、詳細市街地図は未収録、FM VICSの渋滞情報にも対応していません。CN-SP507VLに無く、CN-SL320L/CN-GL320Dが採用している機能がGアプリ。これは、パナソニックの会員サイト「ナビcafe」からGアプリをダウンロードし、メモリーカードにコピーしてナビに挿入しておけば、カーナビにさまざまな機能を追加できるもの。お散歩ナビ地図、ジオタグ変換、スライドパズル、地下鉄路線図、道路標識クイズなどのアプリがあり、お好きな機能がナビ上で使えます。

また徒歩ナビ=おでかけウォークにも対応。歩行専用の地図は収録されていませんが、電子コンパスを内蔵し、自分が向いている方向が常に上を向くように表示可能。縦画面表示でき、進行方向の地図を広く表示できるので便利です。内蔵バッテリーは、従来モデルより約50分も長持ちするようになり、連続使用で約4時間10分もつそうです。

ワンセグチューナー内蔵によるTV受信、MP3/WMAの音楽再生、JPEGの写真再生、MP4形式の動画再生と、エンターテインメント機能も充実。カーナビとしてだけではなく、徒歩ナビとしても使いたいと考えるならCN-SL320L/CN-GL320D、主にカーナビとして使うならCN-SP507VLといったところでしょうか。なお全モデル、新東名に対応した最新の地図データを収録しています。

パナソニック カーナビ/カーAV総合


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