1DINボディのフロントフェイスに3型ワイド・カラーディスプレイを装備し、iPodの動画も楽しめるメカレスタイプのデジタルメディアレシーバー、ケンウッドI-K99がモデルチェンジし、夏に発売予定だ。(2011/4/19)
I-K99に代わるニューモデルはI-K900(42,000円)。基本的にはI-K99のマイナーチェンジで、価格は変わらず。デザインもほぼ同じだ。
I-K900はフロントフェイスの3型ワイドTFT液晶ディスプレイに別売バックカメラの映像を映せる |
唯一、変わった部分といえば、リアビューカメラに対応したこと。CMOS-200(21,000円)など、別売のリアビューカメラを配線すれば、バックするときにI-K900のフルカラーTFTモニターで、クルマの後方の映像を確認できるようになったのだ。画面は3型ワイドと、やや小さいが、運転席で後方の映像を確認できるのは安心感が増すし、カーナビなどが不要なので、安上がりで済むのがいい。
では、I-K900の基本的な機能を。I-K900で楽しめるメディアはFM/AMラジオ、iPod/iPhone、そしてUSBメモリーなどのUSBデバイス。iPod/iPhoneの中に動画ファイルがあれば、I-K900のディスプレイで見ることができるし、iPod/iPhoneの動画だけは、増設した別売のリアモニターでも楽しむことができる。iPod/iPhoneの接続ケーブルは付属している。
USBデバイスで再生できるファイル形式は、音楽がMP3/WMA/AAC/WAVの4形式、動画はH.264/WMV/MPEG4の3形式。またUSBデバイスの音楽&動画は、本体に内蔵した512MBのメモリーに転送&保存することも可能。転送後は、Internal Memoryというソースで再生できる。
選曲操作は、ロータリーボリュームキーで可能。ボリュームを回して項目を選択し、押して決定という具合に、iPodのクリックホイールに近いキー配置だからスムースな操作が可能なほか、iPodコントロールハンドモードに切り替えれば、普段通りにiPod側で選曲することもできる。USBは1アンペア出力。だからiPhone4の充電に対応しているし、従来の500mAでは動作しなかったUSB接続のデジタルオーディオプレーヤーや、大容量HDDを利用できる可能性も高い。
このI-K900、発売は夏の予定だ。
・ケンウッド
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