ロックフォード・フォスゲートのミドルグレード・スピーカー「PUNCHシリーズ」が4年ぶりにフルモデルチェンジした。ラインアップはセパレート2ウェイシステムが2モデル、コアキシャルスピーカーが4モデルの計6機種。
左:P1652-S/右:P1653
セパレート2ウェイシステムは16.5cmウーファー採用のP1652-S(29,190円)と13cmのP152-S(27,300円)。コアキシャルスピーカーは、16.5cmウーファー採用のP1653(13,650円)のみ3ウェイで、13cmのP152(12,390円)、10cmのP142(9,450円)、8.7cmのP132(8,715円)が2ウェイ。
VASTという技術によって、従来の同じ口径のスピーカーに比べて、振動板の有効面積を25%拡大したり、クロスオーバーネットワークをスピーカー内部に隠したICC、スピーカーの取付位置をフレキシブルに微調整できるFLEX FITなど、ユニークな技術を取り入れている。P132を除くスピーカーには、マルチアダプタープレートを付属しているので、純正スピーカー位置に特殊な加工なしで装着できる可能性が高いのもありがたい。
■P1652-S●スピーカー構成:16.5cmセパレート2ウェイ●最大入力120W●定格入力:60W●公称インピーダンス:4Ω●再生周波数帯域:60〜22,000Hz●能率:89dB●取付穴直径:141mm(ウーファー部)●取付奥行:55mm(ウーファー部)
■P152-S●スピーカー構成:13cmセパレート2ウェイ●最大入力100W●定格入力:50W●公称インピーダンス:4Ω●再生周波数帯域:70〜22,000Hz●能率:87dB●取付穴直径:122mm(ウーファー部)●取付奥行:48mm(ウーファー部)
■P1653●スピーカー構成:16.5cmコアキシャル3ウェイ●最大入力120W●定格入力:60W●公称インピーダンス:4Ω●再生周波数帯域:60〜24,000Hz●能率:87dB●取付穴直径:165mm●取付奥行:55mm
■P152●スピーカー構成:13cmコアキシャル2ウェイ●最大入力80W●定格入力:40W●公称インピーダンス:4Ω●再生周波数帯域:70〜22,000Hz●能率:87dB●取付穴直径:122mm●取付奥行:46mm
■P142●スピーカー構成:10cmコアキシャル2ウェイ●最大入力60W●定格入力:30W●公称インピーダンス:4Ω●再生周波数帯域:100〜22,000Hz●能率:86.5dB●取付穴直径:102mm●取付奥行:43mm
■P132●スピーカー構成:8.7cmコアキシャル2ウェイ●最大入力40W●定格入力:20W●公称インピーダンス:4Ω●再生周波数帯域:120〜22,000Hz●能率:85dB●取付穴直径:82mm●取付奥行:35mm
【関連リンク】
・イース・コーポレーション
ロックフォードPUNCHスピーカーが4年ぶりに一新
5/29/2009
Ishida Isao