JVCからリア専用のドライブレコーダー

JVCケンウッドから、JVCブランドのドライブレコーダー「Everio(エブリオ)」の新ラインナップが出ました。GC-BR21。あおり運転対策として最近流行りの後方撮影専用モデルです。

とはいっても先に出ていたGC-BR20とサイズもスペックもまったく同じ。リア用なのにモニター用のディスプレイも付いています(笑)。まあ、取り付け時に、映る範囲を確認しやすいという点では前後2カメラタイプやカーナビ連動型よりはやりやすいかと思います。ルームミラーを見たときに画面が見えて気になるのと、やはりモニター無しのものに比べると大きいので視界に入りやすいという点は、どうかな? とは思います。まあ、1分以上操作しないと画面は消えるので、ルームミラーを見るたびに画面が気になるということはなさそうですが。


という具合に、リア専用とはいえ本体はGC-BR20と同じといっていいものですが、違うところといえば取り付けブラケットの粘着テープがスリット入りのところと8mのロング・シガープラグコードを付属しているところ。8mあれば乗用車ならダッシュボードから電源を取る時でも、十分に足りるでしょう。まあ、リアカメラ用にわざわざダッシュボードから電源を引くかという問題もありますが(笑)。粘着テープにスリットが入っているのは重要ですね。熱戦を入れて粘着部がドロドロになると剥がすのも大変ですから。

機能的にもGC-BR20と変わりませんからWi-Fiも搭載しています。だから映像をスマホに転送することも可能。映像をそのままストリーミング再生することもできるし、必要な動画だけをスマホに転送することもできます。専用のアプリ「JVC Cashcam」を使えば日時を自動に設定されるので、まあまあ便利です。

スマホアプリではフロント/リアカメラの2台同時接続はできない(切り替えて使えばOK)など、リア用も必要なので慌てて出した感がありありの製品ですが(笑)、あおり運転が問題になっているこのご時世、リア用カメラの設置は必要。まだフロント用のドラレコしか付けていない人なら、このモデルもありかと思います。録画中のステッカーも付属しているので、あおり運転を抑止する効果もあります(笑)。