グラウンド・ゼロから音質重視のサブウーファー

ブランド名は、どうしても911のアメリカ同時多発テロを思い出してしまうのでどうかと思いますが、そのイメージに反して音は真面目なドイツのメーカー、グラウンド・ゼロから、サブウーファーが発売されました。


このGZPW 10SQというモデルは、型番末尾に「SQ」の文字があるだけあって、音質を重視したモデル。2ΩのDVC(デュアルボイスコイル)仕様で、サイズは10インチ(25cm)。振動板には厚さ0.3mmの軽量アルミニウムを採用しています。

銅ボイスコイルは50mm口径。スパイダー(ダンパー)は2層構造で、ボイスコイルの正確な動きを支えます。バスケット(フレーム)は、共振が少ないアルミニウムのダイキャスト製。マグネットも大型で、サブウーファーをしっかりと動かします。

エンクロージャーは26リットルの小容量でOK。専用のグリルが付属しているので、荷室においても振動板を保護できるのもありがたい点です。Xmaxは30mmで、十分な動きを確保しています。

価格は92,000円(税別)。ちょっと高いですが、サブウーファーがメインのブランドだけに、本格的な低音を再生してくれそうです。

【主な仕様】
●定格入力:400W●公称インピーダンス:2ΩDVC●能率:83.8dB●最低共振周波数(Fs):34.0Hz●Xmax:30mm●取付穴直径:236mm●取付深さ:148mm