【大阪オートメッセ20011】プリウス、アル/ヴェル・オーナー注目のスピーカー

大阪オートメッセ2011には、いくつものカーオーディオ・プロショップが出展していたが、その中のひとつ、東大阪のサウンド21のブースには、ソニックデザインの最新モデルを搭載したプリウスが展示されていた。(2011/2/12)



プリウスに搭載されていたのは、2月10日に発表されたばかりのTBE-1877Ai(49,800円)というモデル。これまで、カジュアルライン・トレードインボックスのベーシックタイプは、薄型エンクロージャー(本体奥行64.5mm/取付奥行36.5mm)入りのTBE-1877Bi(49,800円)しか選べなかったが、本体奥行86.5mm/取付奥行58.5mmの標準エンクロージャーに入れることで、より低域再生能力を高めたモデルだ。

プリウスに搭載したソニックデザインTBE-1877Ai

DMF(ディファインド・マイクロファイバー)振動板とナロー・ギャップ磁気回路を採用した77mmウーファーと、同じくナロー・ギャップ磁気回路&マイクロファイバー・ドーム振動板を採用した18mmトゥイーターのセパレート2ウェイシステムで、ウーファーのみが前述の通り、標準サイズのアルミハイブリッド・エンクロージャー入り。容量を拡大することで、50Hzからの低音再生を実現する。

展示していたプリウスは、専用のブラケットによって、楕円の純正スピーカーが装着されていたスペースにエンクロージャーを組み込み、ダッシュボード上の純正スピーカー位置にトゥイーターを組み込むという構成。純正とは一線を画す、品のいいスムースなサウンドを聴かせていた。またボリュームを上げても、外に音が漏れないのも、エンクロージャー入りのソニックデザインの利点だ。なお、サウンド21では、2011/2/14〜3/6日の間、30周年アニバーサリーフェアとして、現行プリウスとアルファード/ヴェルファイアの3車種限定で、TBE-1877Aiを69,800円で提供する。その他の車種も応相談とのことなので、興味のある方は、サウンド21に問い合わせのこと。

ソニックデザインでも、TBE-1877Aiと同時に、現行プリウス、アルファード/ベルファイアの純正フロントスピーカーとトレードインできるトヨタ車専用スピーカーを発表した。クロスマイクロファイバーコーンを採用した77mmウーファーと25mmマイクロファイバー・ドームトゥイーターを組み合わせたトレードインボックスのハイグレードモデル・TBM-2577T(98,000円)と、DMF振動板採用の77mmウーファー+18mmマイクロファイだー・トゥイーターのスタンダードモデル・TBM-1877T(56,000円)を発売する。ウーファーは、もちろんエンクロージャー入り。純正の楕円スピーカーを外した場所にエンクロージャーをトレードインできるブラケットやトゥイーター用のブラケット、スピーカー配線用の専用変換カプラーまで付属しているから、車両が訳の加工は一切無く、ボルトオン&カプラーオンで、取付できる。またエンクロージャー方式なら、取付技術に左右されずに安定した高性能を発揮できるので、今後は、カーオーディオ専門店だけではなく、自動車整備工場や量販店での販売も推めていくそうだ。

純正システムのサウンドに不満のプリウス、アルファード/ヴェルファイアオーナーは、導入を検討してみては?