イタリアのマクロムが新しいベーシック・スピーカーを発表。2月中旬からの発売を予定している。(2011/2/1)
新しいベーシックスピーカーは、セパレート2ウェイシステムのM3Sシリーズと、コアキシャル2ウェイのM3Cシリーズ。ともに13cmと16cmの2サイズがラインナップされていて、計4モデルとなる。型番および価格は、13cmセパレート2ウェイシステムがM3S-51 MKⅡ(16,800円)で、16cmセパレート2ウェイがM3S-61 MKⅡ(18,900円)。13cmコアキシャル2ウェイはM3C-51 MKⅡ(9,450円)で、16cmコアキシャル2ウェイがM3C-61 MKⅡ(10,500円)だ。
16cmセパレート2ウェイシステムのM3S-61 MKⅡは18,900円 |
セパレート2ウェイのM3Sシリーズは、19mmシルクドームトゥイーターと新開発の特殊コーティング・ペーパーコーン・ウーファーの組み合わせ。ウーファーは、取り付け性を考慮して、埋め込み寸法を13cmモデルで47mm、16cmモデルでも62mmに抑えた設計。とくに16cmモデルは多穴フレームを採用しているので、車種によっては簡単にトレードインできるケースもある。また、配線の途中に簡易型のハイパスフィルターを組み込んだタイプだから、ワイヤリングも容易だ。
コアキシャル2ウェイのM3Cシリーズは、トゥイーターが13mmドーム型。ウーファーはM3Sシリーズと同じ特殊コーティング・ペーパーコーンで、ラバー製ダブルウェーブエッジや大型マグネット&アルミボイスコイルの磁気回路を採用しているあたりも、M3Sシリーズと共通している。まじめ一辺倒の国産スピーカーにはない味わいのあるサウンドが、こんなリーズナブルな価格で手に入れられるのはうれしい限り。
【主な仕様】
■M3S-51MKII
●周波数特性:75〜25KHz●出力音圧レベル:89dB/1m●インピーダンス:4Ω●最大入力:180W●埋込寸法:47mm(ウーファー部)/16mm(トゥイーター部)●バッフル開口:119mm(ウーファー部)/46mm(トゥイーター部)
■M3S-61MKII
●周波数特性:65〜25KHz●出力音圧レベル:91dB/1m●インピーダンス:4Ω●最大入力:200W●埋込寸法:62mm(ウーファー部)/16mm(トゥイーター部)●バッフル開口:144mm(ウーファー部)/46mm(トゥイーター部)
■M3C-51MKII
●周波数特性:75〜25KHz●出力音圧レベル:90dB/1m●インピーダンス:4Ω●最大入力:180W●埋込寸法:53mm●バッフル開口:119mm
■M3C-61MKII
●周波数特性:65〜25KHz●出力音圧レベル:91dB/1m●インピーダンス:4Ω●最大入力:200W●埋込寸法:62mm●バッフル開口:144mm
【関連リンク】
・エムズライン