イクリプスからドライブレコーダーの新作DREC3000

衝突や急ブレーキなどの衝撃があったとき、その前後の映像を記録するドライブレコーダーは、いざというとき事故原因の解明の手助けになるし、記録されていることを意識するから運転マナーの向上につながったりもする。そのため、タクシーやトラックでは普及がずいぶん進んできた。イクリプスでは、乗用車にもドライブレコーダーを普及させるべく、数年前から販売しているが、第3世代となるモデルがDREC3000(52,500円)だ。


カメラと本体が分離したセパレートタイプで、フロントガラスにはコンパクトなカメラだけを設置できるから、ドライバーの視界の邪魔にならないし、外からの見栄えも良し。カメラは約21万画素のCMOSで、水平135度、垂直105度の広画角だから、広範囲の画像を撮影できる。

このモデル、衝撃に反応してその前後計20秒(トリガー前12秒、トリガー五8秒)間の映像を記録するイベントメモリーに加え、ビデオカメラのように好きなタイミングで録画を開始&停止して動画を撮れるビデオモード、デジカメのように静止画を撮れるワンショットメモリーモードを採用。いざというときに備えるだけではなく、積極的にレジャーユースできるようになったのも特徴だ。

たとえばドライブに出かけて景色のいい道に出会ったらビデオモードやワンショットメモリーで録画、撮影したり。ビデオモードでは連続20分、最大5件の記録ができ、ワンショットメモリーは600枚記録できる。また画像記録時は、本体に内蔵したマイクで音声も録音できる。

記録メディアはSDカード。保存フォーマットは、資料に明記されていないが、ドライブの思い出になるし、ブログのネタにも使えそうだ。個人的にはカーナビの動画と同時にDREC3000で外の映像を記録しておけば、どんなシチュエーションでカーナビがどんな動きをするのか、わかりやすくお伝えできるのでは? などと考えている。

カメラのブラケット部にスピーカーを搭載し、急ハンドルや急加速時にアナウンスで注意を促す音声ガイダンスも新しい機能。安全運転とエコドライブに寄与するための機能だ。また映像出力専用の操作スイッチを本体に追加し、カーナビなどで映像を見る時の操作を簡素化するなど、使い勝手も向上。活用範囲が広がったことで、自家用車へのドライブレコーダーの普及が進むか!?