カロッツェリア・エアーナビが第2世代に進化

通信機能も使える高性能&多機能PND=カロッツェリア・エアーナビが、AVIC-T10からAVIC-T20(オープン価格)へとバージョンアップ。6月下旬の発売を予定している。

ボディは従来モデルのAVIC-T10がベースで、5.8型ワイドVGAモニターの採用、ワンセグチューナーの内蔵といった装備面は、AVIC-T10と変わらず。自車位置の測位精度を高めるジャイロセンサー/加速度センサーの内蔵や、別売電源ケーブルによって車速信号を取り込めるあたりもAVIC-T10と同じ仕様だ。

では、なにが違うのかというと、まず操作レスポンスの向上を図ったという。確かに従来モデルは、操作に対するレスポンスがスピーディとはいい難かったのでありがたい改良だ。また、地図やメニュー画面の背景色などを見直し、より美しく見やすくしたというし、通信機能を使った時に可能なガススタ価格情報検索の表示速度を改善したり、ガソリン価格が安い順に表示できるようにするなど、使いやすさの向上も図っている。

ウィジェットも、新しく採用した機能だ。地図画面上に置いた専用アイコンにタッチすると、さまざまな通信コンテンツに簡単にアクセスできるので、通信機能の使い勝手が格段に高まる。選択可能なウィジェットは「周辺登録スポット」「ガススタ価格表示」「周辺おすすめ情報」「番スポ!」「地域イベント情報」「天気予報」だ。

取付スタンドを吸盤タイプに変更したのも、ユーザーにはありがたい改良だ。従来の貼り付けタイプのスタンドに比べると、クルマへの脱着が格段に簡単にできる上に、見た目にもスマートに取付できる。また、他のクルマへの載せ替えも手軽だ。

なお、8月にリリース予定のバージョンアップソフトによって、従来のAVIC-T10もAVIC-T20相当の機能にバージョンアップできる。バージョンアップ関連および、AVIC-T20用のオプション品は以下の通り。

■エアーナビマップTypeⅡ Vol.2ダウンロード版 CNVU-A200DL 15,750円
■エアーナビマップTypeⅡ Vol.2ダウンロード版(地図得料金) CNVU-A200DL 5,250円
■エアーナビマップTypeⅡ Vol.2 SD更新版 CNSD-A200 18,900円

■電源ケーブル RD-031 4,200円
■モニター取付金具 AD-V1 3,150円
■載換キット AD-T20 8,400円

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