ケンウッドがCDレシーバーの2010年モデル第1弾を発表

ケンウッドから早くも2010年シーズンの1DIN CDレシーバーが発表された。発売開始は12月上旬の予定だ。
    U353

    U353S

    E252

    E252S

ニューモデルは、UシリーズのU353/U353S(17,850円)と、EシリーズのE252/E252S(14,175円)の4機種。U353とU353S、E252とE252Sはそれぞれ基本設計は同じもので、型番末尾「S」が、シルバーモデル、S無しがブラックモデルだ。従来のU343とE242/E242Sの後継モデルで、UシリーズはフロントフェイスにUSBとミニジャックのAUX端子を装備し、iPodやUSBメモリなどのUSBデバイスから、USB端子を持たない携帯デジタルプレーヤーまで接続できる。iPodをUSB接続したときは、音声はデジタルで伝送。接続中は充電もできる。EシリーズはUSBがないので、iPodを接続するときはドックコネクタではなく、iPodのヘッドホン出力とEシリーズのミニジャックのAUX端子とをつなぐ。この場合、iPodの充電はしない。

基本的には従来モデルのマイナーチェンジだが、選曲のしやすさを中心に使い勝手は大幅に良くなった。とくにUシリーズのほうが快適に選曲できるようになっている。そのポイントだが、フロントフェース左の大型ロータリーエンコーダーの横に、リターンキーをもうけたこと。前のメニューに簡単に戻れるようになったので、簡単に他の方法で選曲できる。このリターンキーは、Eシリーズにも採用されている。

KENWOOD Music Editor Liteというパソコンの音楽管理アプリケーションへの対応も新採用した。これはUSBメモリなどのUSBデバイスに格納した音楽ファイルに、アルバム名やアーティスト名などのデータベースを付加してくれる。だから、USBデバイスの曲もiPod感覚で簡単に選曲できる。またオプションのリモコンも新設計。エンターキー/リターンキーを装備し、本体の同じ選曲操作がリモコンでもできるようになった。ちなみに、このリモコンはI-K7/I-K7Vでも使用でき、Uシリーズとの組み合わせ同様、ブラウジングに対応するようだ。

iPod側から選曲操作ができるiPodコントロールハンドモードにも対応。iPodに入っているお気に入りの曲を、最大10曲まで本体へ登録できるマイプレイリスト機能も便利だ。音楽の圧縮によって失われた音を保管して、原音に近い音で再現するSupremeも搭載する。内蔵アンプは最大出力50W×4。別売りのiPodインターフェースケーブルも用意。