へリックスの真空管ハイブリッドアンプがモデルチェンジ

へリックスE400 TUBE DRIVEは、パワーアンプ初段前に真空管のバッファーを設けたハイブリッドアンプ。ファイナル段にはノンポーターMOS-FETを採用し、110W×4の高出力を実現する。


前モデル、E40から改良を重ねた2代目モデルで、真空管にはMT管9ピンの双三極管12AZ7Aを採用。電源部のスイッチングはMOS-FETの2パラレル駆動で、大型トロイダルトランス、大容量整流ダイオード、大容量コンデンサーを採用するなど、大出力でも歪みを発生しない電源構成だ。

内蔵クロスオーバーはA/BチャンネルとC/Dチャンネルをそれぞれハイパス/ローパスに切換できるから、フロント+サブウーファーシステムをE400のワンアンプで鳴らすことも可能。純正システムなど、RCA出力を持たないヘッドユニットでもスピーカー出力を利用して接続可能なハイボルテージ入力にも対応している。

暖かみのあるアナログチックなサウンドが欲しいなら注目のアンプだ。

【主な仕様】
●定格出力:110W×4(4Ω)/160W×4(2Ω)/320W×2(ブリッジ4Ω)●周波数特性:20Hz ~20kHz●歪み率:0.05%以下●SN比:90dB以上●入力感度:0.4〜6V●クロスオーバー周波数:40Hz~250Hz●ダンピングファクター:150以上●サイズ:幅470×奥行220×高さ58ミリ●質量:5.2キログラム

【関連リンク】
・エムズライン