ロックフォード・パワーシリーズスピーカーが4年ぶりに一新

米ロックフォード・フォスゲートのパワーシリーズ・スピーカーが、4年ぶりにモデルチェンジした。セパレート2ウェイが2モデル、コアキシャルタイプが6モデルの計8機種をラインアップする。

セパレート2ウェイは、16.5センチウーファー採用のT1652-S(51,240円)と13センチウーファー採用のT152-S(44,940円)。ウーファーの振動板はポリプロピレンとカーボンファイバーを組み合わせた素材で、トゥイーターはファブリックドーム型。ウーファーはエッジの構造を工夫したVASTという技術を採用。振動板面積を従来の同口径のものより約25%も拡大することに成功した。
T1652-S
付属のクロスオーバーネットワークは、バイワイヤリング&バイアンプ接続にマルチ対応。また通常のスピーカー穴とは別にスリット状の穴を用意したフレックスフィットの採用や、楕円の純正スピーカーを外した場所に簡単に取り付け可能なマルチOEMアダプタープレートの付属で、簡単に装着できる車種を増やしている。

コアキシャルスピーカーは、10センチのT142(12,390円)、13センチのT152(14,595円)、16.5センチのT1652(17,640円)、同じく16.5センチながら取付奥行きを49ミリにスリム化(T1652は取付奥行き63ミリ)して装着性を高めたT1S652(18,795円)、10センチ×15センチ楕円のT1462(13,440円)、15センチ×23センチ楕円のT1693(29,190円)の6種類。T1693のみが3ウェイで、他の5モデルは2ウェイ仕様となる。
T1652
セパレートモデル同様、振動板面積を拡大するVASTやフレックスフィットを採用。またスピーカーの内部にクロスオーバーネットワークを隠し、背面の凹凸をなくしたICCや、マルチOEMプレートの付属で、インストール性を高めている。各スピーカーの仕様は以下の通り。

■T152-S●周波数特性:65〜22,000Hz●定格入力:75W●公称インピーダンス:4Ω●能率:87dB●取付穴直径:122mm(ウーファー部)●取付深さ:50mm(ウーファー部)
■T1652-S●周波数特性:55〜22,000Hz●定格入力:100W●公称インピーダンス:4Ω●能率:89dB●取付穴直径:141mm(ウーファー部)●取付深さ:63mm(ウーファー部)

■T142●周波数特性:85〜22,000Hz●定格入力:40W●公称インピーダンス:4Ω●能率:85dB●取付穴直径:103mm●取付深さ:46mm
■T152●周波数特性:65〜22,000Hz●定格入力:60W●公称インピーダンス:4Ω●能率:87dB●取付穴直径:122mm●取付深さ:50mm ■T1652●周波数特性:50〜22,000Hz●定格入力:75W●公称インピーダンス:4Ω●能率:88dB●取付穴直径:142mm●取付深さ:63mm ■T1S652●周波数特性:65〜22,000Hz●定格入力:70W●公称インピーダンス:4Ω●能率:87.5dB●取付穴直径:128mm●取付深さ:49mm ■T1462●周波数特性:75〜22,000Hz●定格入力:45W●公称インピーダンス:4Ω●能率:85.5dB●取付穴直径:96×147mm●取付深さ:51mm ■T1693●周波数特性:50〜22,000Hz●定格入力:110W●公称インピーダンス:4Ω●能率:90dB●取付穴直径:142.7×210mm●取付深さ:86mm