ステッグからコンパクトだけど重厚感ありのD級アンプ

ステッグの新製品も残りわずかとなってきました。今回は、新製品の中ではもっともベーシックなDSTシリーズ・パワーアンプです。

このDSTシリーズはクラスD回路を採用して、とってもコンパクトに作られています。4ch機のDST-401II(80,000円/税別)とモノラルアンプのDST-850DII(70,000円/税別)の2モデルありますが、サイズはともに幅224×奥行110×高さ50mmと超小型。そのわりには重厚感もあるデザインで、なかなかの雰囲気を醸し出しています。


出力はDST-401IIが定格で75W×4(4Ω)。2Ω時は120W×4を発揮し、ブリッジ接続により150W×2(4Ω)でも使えます。DST-850DIIは定格出力で300W(4Ω)のハイパワー。2Ω時は600Wでも使えるので、サブウーファーを鳴らすのにちょうど良さそうです。

ゲイン等の調整はトップパネルに装備されているので、装着後にセットアップするのも楽。最近、メインユニット内蔵のパワーアンプのクオリティが上がっているため、これくらいの価格帯の外部パワーアンプは存在感が薄くなっているところですが、ちょっと聴いてみたいと思わせるモデルではあります。