PNDが全盛の時は、小ささと安さで人気のあったガーミン。最近名前をきかないなぁと思っていたら、今はカーナビよりもGPSウォッチのリーディングメーカーなんですね。そんなガーミンからGPSによる距離測定とレーダーによるスイング分析機能を搭載した、ハンディタイプのオールインワン・ゴルフナビ「Approach G80」が今夏出ます。クルマとは無関係ですが、GPS関連なのでネタとして。
このApproach G80は、既発売のGPSウォッチ、Approach S60に搭載しているコースマップや距離表示に加え、新搭載のレーダー機能により推定飛距離やスイングのヘッドスピード、ボールスピード、スマッシュファクター(クラブヘッドからボールに伝わるエネルギー効率)、スイングテンポの分析を可能にしました。測定は本体を芝生の上に設置するだけ。なかなか賢いし使いやすそうですね。
このように、本体をボールの横に設置できる場所なら、どこでも使用可能なので、ラウンド時はもちろん、ゴルフ練習場でも使えます。ターゲットプラクティスモードを備えているので、ゴルフ練習場で目標を設定し、その目標に対して距離を正確に打ち分けることができるか判定する機能も搭載しています。さらにバーチャルラウンドモード。これは世界中の約4万以上のコースのフルカラーコースマップデータをプレインストールし、それを使って様々なコースでラウンドをシミュレーションできる機能。練習場で、他のプレーヤーと競うこともできます。ゴルフ専用アプリ「Garmin Golf」と連動しているので、世界中のユーザーとスコアを競い合えるのもいいですね。
電源は内蔵の充電式バッテリー。最大約15時間持続するので、バッテリーの消耗を気にせずにプレーに集中できます。低反射の3.5インチ・フルカラーディスプレイ(282×470ピクセル)を採用しているので、直射日光の下でも視認性は十分。高速CPUにより、ストレスのない素早い操作性を実現しています。操作はタッチパネルです。
僕はゴルフはやりませんが、ゴルフ好きも多いはず。腕を上げるためにも、こんなのいかがでしょう。価格は未定ですが。本体のサイズは幅59×高さ114×奥行16mm。重さは119gとコンパクト&軽量。リチウムポリマーバッテリーはUSB接続で充電できます。問い合わせはガーミンジャパンまで。