久しぶりの投稿です。体調不良のため、しばらく休んでいましたが、充電期間を経て以前よりパワーアップ。精力的にお届けします。
再開後の第一弾はオーディオテクニカのハイレゾ対応メディアプレーヤー、AT-HRP5。 2月にインテックス大阪で行われた第23回大阪オートメッセ2019で参考出品モデルです。発売は夏を予定しています。
カーオーディオの世界でも、遅ればせながらようやくハイレゾが認知されてきました。ま、ポータブルオーディオやホームオーディオに比べるとまだまだ始まったばかりという感はありますが、DSP使用が前提のハイエンドカーオーディオでハイレゾ対応となると2chの信号をハイレゾで出すというのとは訳が違って、回路が大規模になってしまいます。そのあたりも製品化の難しさとなっているのでしょう。そんな中で、ケンウッドの彩速ナビやカロッツェリア・サイバーナビなどは、よくやってるなぁと思います。
さてAT-HRP5ですが、ハイレゾ対応のメディアプレーヤーです。デジ像みたいなもの?と思うでしょうが、こちらはPCM変換しますがDSD64やDSD128の再生にも対応しています。しかもUSB出力を装備。ここがポイントで、コアキシャルや光デジタルといったいわゆるS/PDIF出力だと128kHz/24bitに制限がありますが、それ以上の音源もネイティブで出てきます。
DSP側に受け入れる状態がない現状では、今のとことどこかでダウンコンバートしなければならないわけですが、音源の再生時点でダウンコンバートせざるを得ないのと、ギリギリまでネイティブのハイレゾ信号を送れるのでは、今後のことも考えるとわけが違います。そんな意味でも、貴重な製品といえるでしょう。
価格はまだわかりませんが、クルマでハイレゾを楽しみやすくなるのは確実。期待して待ちましょう。ま、古い音源やアニソンだけじゃなく、新曲がすべてハイレゾで出てくる状況になってほしいものですが。