フォーカルのインテグレーション・ラインがリニューアル

純正オリジナルのインテリアを保ちつつ、手軽な取り付けで、オーディオファンが求めるクオリティを実現することをコンセプトに開発したフォーカルのインテグレーション・ラインがモデルチェンジ。新たにメイド・イン・フランスのISNシリーズを加え、ラインアップを拡充した。



ISNシリーズは、従来のVRSシリーズの後継となるセパレート2ウェイ・モデル。ポリグラス・コーンなど、従来の振動板素材を引き継ぎつつ、マグネットをネオジウムに変更したりして取り付け奥行を抑えるなど、より取り付けやすさを高めている。ラバー製のマグネットカバーは着脱できるのだが、それを外した状態なら16.5cmウーファーの取り付け奥行は52mm。ドアスペースがタイトなクルマにも、取り付けできる可能性が高まる。
ISN165
トゥイーターはアルミ/マグネシウム振動板を採用したTNAというタイプ。逆ドーム型なのは、フォーカルの特徴だ。クロスオーバーネットワークはインライン・タイプに変わり、ここでも取り付け性を向上。カットオフ・スロープは、ウーファーのローパスが−6dB/oct、トゥイーターのハイパスが−12dB/octと、非対称の設計となっている。
ISN130
ISN100
ラインアップは、16.5cm2ウェイのISN165(47,250円)、13cm2ウェイのISN130(44,100円)、10cm2ウェイのISN100(42,000円)の3タイプ。ISN165には国産車用インナーバッフルアダプターが付属し、市販のインナーバッフルを利用できる。
ISS165
トゥイーターはTIS1.5というタイプ
また現行モデルのセパレート2ウェイシステム、ISシリーズと、コアキシャル2ウェイモデル、ICシリーズも、それぞれISSシリーズとISCシリーズにリニューアル。セパレート2ウェイ・モデルは、トゥイーターがTIS1.5というタイプに変更された。このトゥイーターは、フラッシュマウントからユニット単体を簡単に取り外すことができるので、ドアミラー裏などに装着された純正トゥイーターと簡単に入れ替えられる設計だ。このトゥイーターは、単体(7,875円)でも発売される。

セパレート2ウェイのISSシリーズのラインアップは、20cmウーファー採用のISS200(29,400円)、16.5cmのISS165(25,200円)、13cmのISS130(23,100円)、16.5cm×23.7cm楕円のISS690(29,400円)の4モデル。16.5cm×23.7cm楕円モデルは、現行のISシリーズには無かったサイズだ。
セパレート2ウェイに6×9インチ楕円モデルを追加
コアキシャル2ウェイのISCシリーズは16.5cmのISC165(18,900円)、13cmのISC130(16,800円)、10cmのISC100(14,700円)、16.5cm×23.7cm楕円のISC690(19,950円)の4モデル。これらの発売は、すべて5月の予定だ。
コアキシャル2ウェイのISC165

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