今、電源強化がブーム。安定化電源のすごいの出ました

ハイエンド・オーディオの世界では今、ホーム、カーを問わず電源系の強化が熱いようです。光城精工のアース強化ボックスなんかがいい例ですね。ドイツのハイエンド・カーオーディオ・ブランド、マイクロプレシジョンからもすごいの出ました。オーディオレギュレーターというか安定化電源の7-Sreries DC/DC Conberterです。


価格は352,000円(税込)と、ちょっといいアンプが買えるほどの金額ですが、マイクロプレシジョンの7-Series MONO Amplifierと同一の筐体デザインとサイズだから、複数台を並べて設置してもレイアウトしやすいのが良いところ。なにしろ7-Series MONO Amplifierは1チャンネル分で704.000円(税込)ですからね。ステレオだと約140万円、さらに2ウェイ・マルチアンプ・システムだとその倍と、どんどん高額になるわけですから、安定化電源が約35万円といわれてもしょうがないと思えるのかもしれません。僕には無縁の世界ですが(笑)

この安定化電源は接続するオーディオ機器の動作電圧に合わせて、サイドパネルに備えたディップスイッチで、出力電圧を調整できます。設定できるのは12.6Vから15.5Vの範囲で9パターン。出力電圧は定格で90Aに対応しているので、1台あれば6台の7-Series MONO Amplifierを接続できるというわけです。

となるとパワーアンプだけで450万円以上。約35万円の安定化電源も安く感じられます。いや、無理か(笑)。金額はともあれ、これがあれば車両側の電圧変動の影響を受けずに、クリーンで安定した電源電圧をパワーアンプやプロセッサー等に供給することが可能で、上質なHi-Fiサウンドを楽しむことができます。良い音のためなら金に糸目はつけないという太っ腹な人にはおすすめです。