ロックフォードから12インチの本格パワードサブウーファー

音楽を迫力たっぷりに楽しく聴くには低音が重要。おかげさまで、カーオーディオのグレードアップ時にパワード(アンプ内蔵)サブウーファーをシステムに加える人は、けっこういるようです。

ただし、その多くはシート下にも装着可能なコンパクト&スリムなタイプ。もちろん、それでも十分に効果はあるんですが、どうせならもっとパワフルな低音を加えませんか? というわけで、ロックフォード・フォズゲートから新発売のパワードサブウーファーの紹介です。


本日5月21日発売のP500-12P(93,000円/税別)は、12インチの大口径ユニットをバスレフ型ウーファーボックスに組み込み、定格出力500Wの内蔵D級アンプで鳴らすオールインワンの本格パワードサブウーファー。ボックスは板厚15mmのMDFを使用し、PVC(ポリ塩化ビニル)のラッピングが施されています。

ウーファーグリルは標準装備なので、振動板をほぼ。PLC(パンチレベルコントローラー)も付属しているので、これを運転席付近に設置すれば、手元で低音のレベルを調整できます。音声入力はライン入力のほかハイレベル入力にも対応。純正システムなど、プリアウトがない純正オーディオなんかにも追加できます。

-12dB/octのバリアブル調整式ローパス・クロスオーバーも内蔵。ベースブーストや位相切り替えもあって、調整機能は充実しています。電源や音声入力がカプラー構造になっていて、大きい荷物を積みたい時は配線を手軽に外せるのもありがたいですね。ただし、パワーケーブルやRCAケーブル等は付属していないので、別途ワイヤリングキットが必要ですが。

けっこうな値段ですが、2〜3万円のサブウーファーに4〜5万円のアンプを組み合わせて箱を作ったら、この値段では済まないと思います。という意味では、とってもお買い得。低音をシステムに加えて、音楽再生を厚く楽しくしませんか?

<仕様>
●内蔵アンプ出力:定格500W/最大1000W●ボックスタイプ:バスレフ型●周波数特性:20Hz~200Hz●入力感度:100mV~3V●クロスオーバー:ローパス50Hz~200Hz(-12dB/oct)●ベースブースト(0~+12dB)●位相切替スイッチ:0°/180°●入力切替スイッチ:HI/LO●サイズ:幅629×高さ380×奥行き303(上面182)mm●内蔵ヒューズ:15A×2