カロッツェリア楽ナビのデモカーに試乗しました

先日のカロッツェリア・サイバーナビと同時期に、楽ナビ2020-2021モデルを搭載したデモカーにも試乗しました。9型の大画面を搭載したAVIC-RQ911を装着したN-BOXです。


昨年モデルの楽ナビは8型モニターが最大画面だったんですが、今年は純正オーディオもどんどん大画面化しているので、9型を追加しました。しかも画質はHDの高画質。N-BOXの車内に装着すると十分以上の大きさです。

別売の車載Wi-Fiルーターも装着していたので、スマホを介してインターネット・ラジオも楽しめます。まあWi-Fiを前提に作られたサイバーナビのような手軽さはありませんが、価格を考えると楽ナビ+車載Wi-Fiルーターの組み合わせでも十分といえるでしょう。
   楽ナビでマッキントッシュ・オーディオを聴くことも可能(笑)

初代楽ナビといえば、音声操作できることが最大の話題でしたが、数年前から音声操作は無くなりました。それでも「高性能を簡単な操作で」のコンセプトは生きていて、わりとすんなり使いこなせます。しかもスマートループのおかげでナビ性能は優れています。渋滞情報はVICSよりも圧倒的にきめ細かいし正確。このあたりは他社のカーナビにはない魅力です。

音に関していえば、やはりサイバーナビにはかないません(笑)。音質にこだわってシステムアップを図りたい人なら、やはりサイバーナビとかXシリーズとかダイヤトーン・サウンド・ナビなどの、音質を重視したモデルを選ぶべきでしょう。

とはいうものの、予算があると思います。10万円台で使いやすくそこそこ音が良いカーナビを狙っているひとにはおすすめ。ケンウッドの彩速ナビほどの操作レスポンスの速さはありませんが、十分に使えると思います。