カロッツェリア・アプリユニットがiPhone5に対応

接続したスマートフォンの、カーナビやインターネットラジオ、ビデオ、グルメ、SNSなど多彩なアプリを車載機のディスプレイで視聴&操作し、クルマのスピーカーで音が楽しめるカロッツェリアのスマートフォンリンク・アプリユニットが、iPhone5に対応するべく、バージョンアップする。


従来のアプリユニット同様、地上デジタルチューナー(12セグ+ワンセグ)内蔵、DVD/CDプレーヤー搭載のSPH-DA09IIと、地デジチューナーもDVD/CDプレーヤーも無いメカレスモデルのSPH-DA05IIの2機種で、ともにオープン価格。発売は3月上旬を予定している。

SPH-DA09II。SPH-DA05IIも外観はまったく同じ
iPhone5との接続は、アップル社製のLightning-USBケーブル、Lightning Digital AVアダプタを使用し、さらにパイオニアから2月発売予定のHDMIケーブル・CD-HM020(2,100円)とUSB接続ケーブル・CD-U220(2,100円)を使用。これで、iPhone5に保存してある音楽もビデオ楽しめるし、Linkwithモードに対応したアプリも、SPH-DA09II&SPH-DA05IIのタッチパネルで操作できるようになる。

またLinkwithモードに対応していないアプリでも、スマートフォンコントロールモードで利用可能。スマホのディスプレイに表示されている画像が車載ディスプレイにそのまま表示され、スマホ側でアプリを操作できる。だから、iPhone5に標準で搭載されているMapアプリやGoogleマップのアプリなども、カーナビとして使えるというわけ。

ただし、SPH-DA09II&SPH-DA05IIには、車載用GPSレシーバーやクリスタル3Dハイブリッドセンサー、車速センサーを搭載しており、Linkwithモード対応のナビアプリなら、これらの各種センサーを活用して、本格AVナビ並みの優れた自車位置測位精度を実現するから、カーナビ・アプリを多用するなら、やはりLinkwithモード対応アプリを使用するのがいいだろう。iPhone用は「カロッツェリア Linkwith カーナビゲーション for iPhone」。これなら、スマートループ渋滞情報の取得もできる。

もちろんドコモのAndroidスマートフォンにも対応。カーナビアプリはドコモ用は「ドコモ ドライブネットpowered byカロッツェリア」。他のアプリもiPhone同様に使える。ただし、使用できるのはHDMI/MHL対応の端末だ。対応スマートフォンは、こちらで確認のこと。

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